203_神田

今夜の注目材料は?10/17 ブログ

今夜の注目材料は?10/17

 東京市場のドル/円は、112円台前半で方向感なくもみ合う展開となりました。昨日の111.60円台からの反発で下値模索の機運はひとまず後退したようですが、上値を追うにはエネルギー不足の模様です。欧州市場の動きに期待したいところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 10/17(火) 17:00   コンスタンシオECB副総裁、講演17:15☆ カーニーBOE総裁、講演17:30☆ 英9月消費者物価指数17:30   英9月小売物価指数17:30   英9月生産者物価指数18:00   ユーロ圏9月消費者物価指数・改定値18:00☆ 独10月ZEW景況感指数18:00   ユーロ圏10月ZEW景況感指数18:30   プラートECB理事、講演20:00   モルガン・スタンレー7-9月期決算20:30   ゴールドマン・サックス7-9月期決算21:30   米9月輸入物価指数22:15☆ 米9月鉱工業生産指数22:15   米9月設備稼働率23:00   米10月NAHB住宅市場指数未定  NZフォンテラ社乳製品電子入札26:00   ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演29:00   8月対米証券投資動向29:00   IBM7-9月期決算 ※☆は特に注目の材料 米9月鉱工業生産指数の発表が予定されていますが、このところのドル/円相場は米経済指標の結果に強く反応するケースは多くありません。大型ハリケーンの「ノイズ」が混じっているとの見方が強い事も影響しているのでしょう。また、今夜は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演を行いますが、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事でひとしきり盛り上がった直後とあって、市場の関心は強くなさそうです。ドル/円は112円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれます。 一方、英国ではカーニーBOE総裁の講演と英9月消費者物価指数などインフレ指標の発表が予定されています。BOEは、欧州連合(EU)離脱にともなう英経済への打撃とポンド安によるインフレ高進という2つのリスクを睨んで難しい舵取りを迫られているだけに注目が集まっています。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/29 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/29 金)


----------9/28ドル円相場概況--------------------- OP 112.771HI 113.202LO 112.252CL 112.322 東京市場は、時間外取引の米債利回りが上昇すると113円台を回復し、一時113.202円まで上値を伸ばした。しかし、欧州市場に入るとドル売りに傾いた。月末を控えたポジション調整やポンド高・ドル安の影響もあった模様で112円台半ばまで下落。NY市場でも、特に売り材料がない中でドル売り優位の展開となり、112.252円まで弱含んだ。 -----------9/28主な出来事---------------------------- 12:04 衆院が解散、衆院選は10.10公示、10.22投開票 デービスEU離脱担当相・ブレグジット交渉は「かなり進展した」バルニエEU首席交渉官・建設的な1週間だったが、十分な進展を遂げるという意味ではまだ足りない 18:30 (南ア) 8月生産者物価指数 (前年比) +4.2%前回+3.6% 予想+4.1%   21:00 (独) 9月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.8% +1.8% +1.8%  21:30 (米) 新規失業保険申請件数 27.2万件前回25.9万件→26.0万件予想27.0万件   21:30 (米) 4-6月期GDP・確報 (前期比年率) +3.1%前回+3.0%予想+3.0%   (米) 4-6月期個人消費・確報 (前期比年率) +3.3% 前回+3.3% 予想+3.3%  21:30 (米) 8月卸売在庫 (前月比) +1.0%前回+0.6% 予想+0.4%   27:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利を 7.00% に維持  ------------9/28株式・債券・商品---------------------- ------------9/29きょうの注目材料--------------------- <国内>08:30    8月完全失業率08:30    8月有効求人倍率08:30    8月全国消費者物価指数08:30    9月東京都区部CPI08:50    日銀金融政策決定会合における主な意見(9月20-21日分)08:50    8月鉱工業生産速報19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績) <海外>06:45    8月NZ住宅建設許可件数08:01    9月英Gfk消費者信頼感指数15:00    8月独小売売上高指数15:00    8月南アフリカマネーサプライM315:00    9月英ネーションワイド住宅価格指数15:45    9月仏消費者物価指数・速報値15:45    8月仏生産者物価指数16:00    9月スイスKOF景気先行指数16:55    9月独雇用統計17:30    8月英消費者信用残高17:30    8月英マネーサプライM417:30    4-6月期英GDP・確定値17:30    4-6月期英経常収支17:45    クガニャゴ南ア中銀総裁、講演18:00    9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値19:30    ラガルドIMF専務理事、講演21:00    8月南アフリカ貿易収支21:00    カンリフBOE副総裁、講演21:30    ブロードベントBOE副総裁、講演21:30    7月カナダGDP21:30    8月カナダ鉱工業製品価格21:30    8月カナダ原料価格指数21:30    8月米個人消費支出(PCE)                  21:30    8月米PCEコアデフレータ22:45    9月米シカゴ購買部協会景気指数23:00    9月米ミシガン大消費者態度指数・確報値24:00    ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演 ------------9/29きょうのひとこと---------------------- きょうは材料がてんこ盛りの上に、週末と月末と四半期末の特殊フローが飛び出す可能性もあるという特異な日です。本気を出すのは来週からでいいいかもしれませんね。  本日もよろしくお願いいたします。 
今夜から明朝の注目材料は?9/28 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?9/28

 東京市場のドル/円は、時間外取引で米国債利回りが上昇する中、113.10円台へと上伸。欧米市場の動きが気になりますが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/28(木)17:00   プラートECB理事、講演18:00   ユーロ圏9月消費者信頼感指数・確報18:30   南ア8月生産者物価指数20:10   ラウテンシュレーガーECB理事、講演21:00   独9月消費者物価指数・速報値21:30☆ 米4-6月期GDP・確報値21:30   米4-6月期個人消費・確報値21:30☆ 米新規失業保険申請件数21:30  米8月卸売在庫22:45   ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演23:00☆ フィッシャーFRB副議長、講演24:00   コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演26:00   米7年債入札(280億ドル)26:30   ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演27:00☆ メキシコ中銀、政策金利発表 9/29(金)06:45  NZ8月住宅建設許可08:30☆ 日本8月消費者物価指数 08:30  日本8月失業率  08:50  日本8月鉱工業生産・速報    ※☆は特に注目の材料 米4-6月期GDPは、先々月の速報値、先月の改定値に続く確報値です。また、米新規失業保険申請件数は引き続きハリケーンの影響がどう出るのか読めません。という事で今夜も米経済指標は、あまりアテにしないほうが良さそうです。年内の追加利上げと税制改革の実施という思惑で動いている米国株や米長期金利の動きに左右される展開が見込まれます。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/28 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/28 木)


----------9/27ドル円相場概況--------------------- OP 112.218HI 113.253LO 112.217CL 112.789 東京市場は、月末スポット応答日の仲値公示に向けて112.50円台まで買いが先行。その後は伸び悩む場面もあったが、112.20円台で下値は堅く、午後には112円台半ばへと反発した。欧州市場は、時間外の米長期金利が上昇する中でドル買いが活発化すると113円台にワンタッチ。NY市場に入ってもドル高の流れは途切れず113.253円まで上値を伸ばして7月14日以来の高値を付けた。ハリケーンの影響が小さかった米8月耐久財受注もドル高を支援した。しかし、その後は月末応答日のロンドンフィキシングに向けて円買いが入ったとの観測から112円台半ばへと反落。トランプ減税案の発表後には112.30円台まで下落する場面もあった。ただ、減税案の発表を受けて米国株や米長期金利が持ち直すとドル円にも買戻しが入り112.90円前後まで値を戻した。 -----------9/27主な出来事---------------------------- 21:30 (米) 8月耐久財受注 (前月比) +1.7%前回-6.8% 予想+1.0%  (米) 8月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.2%前回+0.6%→+0.8%予想+0.2%   23:00 (米) 8月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) -2.6%前回-0.8% 予想-0.5%   29:00 (NZ) RBNZ政策金利を 1.75%に維持 25:30 トランプ大統領と共和党指導部、税制改革案を公表・法人税率を35%から20%に引き下げ・個人所得税は税率を12、25、35%の3段階に簡素化、最高税率を39.6%から35%に・パススルー企業の税率を25%に設定  28:00 トランプ大統領「米国民にとって歴史的な減税となる」「成長促進、雇用創出、労働者と家族の支援を目指す」 ------------9/27株式・債券・商品----------------------
   ------------9/28きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)15:35    黒田日銀総裁、あいさつ-----  臨時国会召集、衆院解散 <海外>08:00    ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演15:00    10月独Gfk消費者信頼感指数15:30    ハンソン・エストニア中銀総裁、講演17:00    プラートECB理事、講演18:00    9月ユーロ圏消費者信頼感指数18:30    8月南アフリカ卸売物価指数20:10    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演21:00    9月独消費者物価指数・速報値21:30    4-6月期米GDP・確報値21:30    米新規失業保険申請件数22:45    ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演23:00    フィッシャーFRB副議長、講演24:00    コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演26:00    米7年債入札(280億ドル)26:30    ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演27:00    メキシコ中銀、政策金利発表  ------------9/28きょうのひとこと---------------------- 12月利上げと減税への期待感から米国株が買われると同時に米債利回りが上昇しています。中でも米2年債利回りは、2008年以来9年ぶりの高水準に上昇しており、日米金利差は拡大基調を強めています。北朝鮮情勢などで突発性の悪材料が出なければ、ドル高・円安が進みやすい市場環境と言えそうです。  本日もよろしくお願いいたします。 
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/27 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/27 水)


----------9/26ドル円相場概況--------------------- OP 111.705HI 112.475LO 111.498CL 112.219 東京市場は、北朝鮮を巡るリスクを意識して弱含む展開となり、111円台後半から111.50円前後へと下落。しかし、欧州市場に入ると持ち直しの動きが強まった。時間外の米債利回りが上昇する中、111円台後半へと反発。NY市場に入ってもこの流れが続き112円台を回復。イエレン議長の講演を受けて乱高下しつつも112.475円の高値を付けた。その後はやや伸び悩んだが112.20円台で取引を終えた。 -----------9/26主な出来事---------------------------- 06:45 (NZ) 8月貿易収支 -12.35億NZD 前回+0.85億NZD→+0.98億NZD予想-8.25億NZD  08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨(7月19-20日開催分)・強力な金融緩和を粘り強く推進していくことが適切・景気は緩やかに拡大している・2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持されている・予想物価上昇率は、弱含みの局面が続いている・2%程度は2019年ごろの可能性が高いとの認識を共有   22:00 (米) 7月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.81%前回+5.65% 予想+5.70%  23:00 (米) 8月新築住宅販売件数 56.0万件前回57.1万件→58.0万件予想58.5万件   23:00 (米) 9月消費者信頼感指数 119.8 前回122.9→120.4予想120.0  23:00 (米) 9月リッチモンド連銀製造業指数 19前回14 予想13   25:35 イエレン米FRB議長「予期せぬインフレ率の低下圧力は存在する」「インフレ目標の2%に到達するまで据え置くのは賢明ではない」「緩和政策の長期化は金融の安定を損なう可能性」  ------------9/26株式・債券・商品----------------------
   ------------9/27きょうの注目材料--------------------- <国内>特になし <海外>15:10    リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演15:45    9月仏消費者信頼感指数17:00    8月ユーロ圏マネーサプライM321:30    8月米耐久財受注額23:00    8月米住宅販売保留指数23:30    EIA週間在庫統計24:45    ポロズBOC総裁、記者会見26:00    米5年債入札(340億ドル)26:30    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演27:00    ブレイナード米FRB理事、講演29:00    RBNZ政策金利発表(予想:1.75%で据え置き)-----    トランプ政権と共和党指導部が税制改革案を発表 ------------9/27きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮リスクは今回もドル円の「押し目」となったようです。米利上げ(ドル高)VS北朝鮮(円高)はもう勝負アリなのかもしれません。なお、市場の不安心理を表す VIX指数(恐怖指数)は昨日、10台に低下しています。少なくとも米国市場は北朝鮮問題を深刻視していないと言えそうです。  本日もよろしくお願いいたします。 
今夜の注目材料は? 9/26 ブログ

今夜の注目材料は? 9/26

 東京市場のドル/円は111円台半ばに弱含むなど、北朝鮮を巡るリスクが意識されて小幅安の展開となりました。欧米市場の動きに期待したいところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/26(火)18:00   リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演21:00   プラートECB理事、講演22:00   米7月S&P/ケースシラー住宅価格指数22:30   メスター米クリーブランド連銀総裁、講演23:00☆ 米8月新築住宅販売件数23:00☆ 米9月消費者信頼感指数23:00   米9月リッチモンド連銀製造業景気指数23:30   ブレイナード米FRB理事、講演24:30   ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演25:45☆ イエレン米FRB議長、講演26:00☆  米2年債入札(260億ドル)※☆は特に注目の材料 北朝鮮絡みの続報も気になるところですが、今夜はイエレン米FRB議長の発言が予定されています。先日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に会見を行ったばかりではありますが、「インフレ、不確実性、そして金融政策」についての講演という事で、市場の関心を集めそうです。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/26 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/26 火)


----------9/25ドル円相場概況--------------------- OP 112.173HI 112.526LO 111.468CL 111.713 東京市場は、衆院解散・総選挙とセットの経済対策への期待もあって日本株が上昇する中、112.526円まで上値を伸ばした。しかし、5・10日の仲値公示を通過すると次第に売り優勢の展開となり、112.10円前後へと押し戻された。欧州市場は、安倍首相が衆院解散と追加経済対策を発表したが、事前報道どおりとあって反応薄。むしろ米長期金利が低下する中でドル売りに傾き一時112円台を割り込んだ。NY市場では、112.30円台に値を戻したが、北朝鮮外相の「宣戦布告に相当」発言を受けて急落。株安、長期金利低下、金安のリスク回避の動きと共に円買いが強まり111.468円まで下値を切り下げた。その後は、一時120ドル以上値下がりしていたNYダウが下げ幅を縮める中、111.70円台に小戻して取引を終えた。 -----------9/25主な出来事----------------------------

 14:30 黒田日銀総裁「今後とも強力な金融緩和を粘り強く推進していく方針」

17:00 (独) 9月Ifo景況感指数 115.2 前回115.9 予想116.0  18:00 安倍首相「新しい政策パッケージを年内に取りまとめる」「2兆円規模の新政策を実施する」「幼児教育無償化を一気に進める」「与党が過半数を取れなければ辞任」「連立政権で233議席が勝敗ライン」「この解散は国難突破解散」 18:19 メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事ECBの最優先は物価の安定」「ECBは正当化されるならば用心して政策を調整する」 21:30 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「一時的で特殊な物価要因は薄れる見通し」「インフレ率は上昇し目標の2%近辺で安定する見通し」「FOMCは緩和政策の段階的解除を継続する見通し」 22:00 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済の拡大は現在しっかりとしており、ユーロ圏の国々や各分野に幅広く広がっている」「依然としてインフレ見通しにいくぶん不確実性がみられる」「極めて大規模な金融緩和が必要」「為替レートの変動は不透明性の源」

23:50 李容浩北朝鮮外相「トランプ米大統領の発言は北朝鮮に宣戦布告を行ったもの」「北朝鮮は米国の戦略爆撃機の撃墜を含め、あらゆる対抗手段を講ずる権利を有する」  25:30 エバンズ米シカゴ連銀総裁「経済ファンダメンタルズは健全であり、米国は完全雇用に近い」「インフレが大幅に強まるリスクは見当たらない」「インフレ期待が低過ぎることを懸念」「追加利上げにはインフレ上昇の明確な兆候が必要」 ------------9/25株式・債券・商品----------------------
   ------------9/26きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50    7月19-20日分の日銀金融政策決定会合議事要旨  <海外>06:45    NZ8月貿易収支07:30    カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演15:00    独8月輸入物価指数16:00    リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演18:00    リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演21:00    プラートECB理事、講演22:00    米7月ケース・シラー住宅価格指数22:30    メスター米クリーブランド連銀総裁、講演23:00    米8月新築住宅販売件数23:00    米9月消費者信頼感指数23:00    米9月リッチモンド連銀製造業景気指数23:30    ブレイナード米FRB理事、講演24:30    ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演25:45    イエレン米FRB議長、講演26:00    米2年債入札(260億ドル)  ------------9/26きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮の「宣戦布告に相当」発言に対して、サンダース・ホワイトハウス報道官は「米国は北朝鮮に宣戦布告などしておらず、率直に言って馬鹿げた主張だ」とコメント。当たり前といえば当たり前のコメントなのですが、米側が「罵り合い」に応じなかった事に少しほっとしています。トランプ米大統領からも、今のところ「宣戦布告」発言についてのツイートはないようです。  本日もよろしくお願いいたします。 
22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月) ブログ

22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月)

   ----------9/22ドル円相場概況--------------------- OP 112.472HI 112.556LO 111.652CL 111.982 東京市場は、北朝鮮リスク再燃で112円割れ。北朝鮮外相の水爆実験発言をきっかけに円買いが強まると、断続的にストップロスを巻き込みながら111.652円まで下落した。その後は下げ渋ったが、112円台に戻すと上値が重い。欧州市場は、きっかけ待ちの様相で112円ちょうどを挟んでもみ合った。NY市場に入っても、株や長期金利に大きな動きなく推移。北朝鮮への警戒感はアジア市場ほどには高まらなかったが、FRB要人発言にも耳を貸すことなく小動きが継続。112.00円ちょうどを挟んだもみ合いのままクローズへと向かった。 -----------9/22主な出来事---------------------------- 07:10 キム朝鮮労働党委員長(トランプ米大統領の制裁強化に対して)・史上最高の強硬対抗措置を慎重に検討 09:50 李北朝鮮外相・太平洋で過去最大級のの水爆実験も 16:00(仏) 9月製造業PMI・速報 56.0前回55.8予想55.5(仏) 9月サービス業PMI・速報57.1前回54.9予想54.8 16:30(独) 9月製造業PMI・速報60.6前回59.3予想59.0(独) 9月サービス業PMI・速報55.6前回53.5予想53.7 17:00(ユーロ圏) 9月製造業PMI・速報58.2前回57.4予想57.2(ユーロ圏) 9月サービス業PMI・速報55.6前回54.7予想54.8 20:10 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁・年内にもう一度利上げが行われる可能性はある・FF金利の新たな中立水準は2.5%程度・今後数年間はFF金利が優先的な政策ツールになる 21:30(加) 8月消費者物価指数 (前月比)+0.1%前回0.0%予想+0.2%(加) 8月消費者物価指数 (前年比)+1.4%前回+1.2%予想+1.5% 21:30(加) 7月小売売上高 (前月比)+0.4%前回+0.1%→0.0%予想+0.2%(加) 7月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%前回+0.7%→+0.4%予想+0.4% 22:30 メイ英首相・EUにとって最大の友人かつパートナーになることを模索する・1月に打ち出した英国の目標、変わっていない・離脱交渉、具体的な進展あった・英国は単一市場と関税同盟から離脱する・関税を課す必要はない」・EUに移行期設定を求める・移行期は時間制限があるべきだ」・英国が求める移行期は2年前後 22:43 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁・FRBの見通しはインフレが2%に達する確信を示す コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁22日23:35「ビットコインは一種の投機であり、通貨ではない」 26:48 カプラン米ダラス連銀総裁・ハリケーンハービーから打撃を受けた第3四半期のGDPは、第4四半期に立ち直るだろう・12月の利上げに対して予断を持っていない・インフレ減速、一部は一過性のものではない 29:38ムーディーズ、英格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げ 見通しは「安定的」 ------------9/22株式・債券・商品----------------------  ------------9/25きょうの注目材料--------------------- <国内>未定    9月月例経済報告14:00    7月景気動向指数改定値14:30    黒田日銀総裁、あいさつ <海外>16:00    コンスタンシオECB副総裁、講演17:00    9月独Ifo景況感指数18:15    メルシュECB理事、講演21:30    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演22:00    ドラギECB総裁、講演25:40    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演  ------------9/25きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮とアメリカの罵りあいは、いつの間にか殴りあいに変わらないか心配になってくるほどエスカレートしています。それでもリスク回避の円買いに大きく傾かないのは、日米の「金融政策の温度差」や、米減税期待に本邦解散総選挙(後の追加経済対策)などがドル買い・円売りに繋がる材料として意識されているためでしょう。ドル円相場は、強弱双方の材料が混在する中、どちらがより強いか吟味しつつ、方向感を探るタイミングに差し掛かっているようです。 本日もよろしくお願いいたします。 
今夜の注目材料は?9/21 ブログ

今夜の注目材料は?9/21

 東京市場のドル/円は、一時112.60円台まで上昇して約2カ月ぶりの高値を付けました。米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の追加利上げ見通しを維持した事を受けてドルが買われた昨夜の流れを引き継いだ格好です。欧米市場の展開を読むにあたって、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/21(木)17:00   ノルウェー中銀、政策金利発表17:30   香港8月消費者物価指数18:30   プラートECB専務理事、講演21:30   カナダ7月卸売売上高21:30☆ 米新規失業保険申請件数21:30   米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:00   米7月米住宅価格指数22:30☆ ドラギECB総裁、講演23:00   ユーロ圏9月消費者信頼感指数・速報23:00   米8月景気先行指標総合指数未定 ☆ 南ア中銀(SARB)政策金利発表 ※☆は特に注目の材料 このドル高の流れを後押しできるか、米経済指標が注目されるところですが、今夜の指標はどれも格落ち感が否めません。新規失業保険申請件数はハリケーンの影響が引き続き読めないため参考外でしょう。そうした中、ドル/円は欧米の株価や長期金利の動き(FOMCの消化)に左右されやすい展開となりそうです。 また、来月の欧州中銀(ECB)理事会に向けてドラギECB総裁の発言にも耳を傾けておきたいところです。その他、南アフリカ中銀は本日の会合で利下げ(6.75%から6.50%へ)を行う見通しです。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/21 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/21 木)

    ----------9/20ドル円相場概況--------------------- OP 111.546HI 112.533LO 111.087CL 112.147 東京市場は、仲値公示までは111円台半ばを維持したが、公示後は利益確定売りに押される展開となり、一時111.30円台へと弱含んだ。欧州市場でも五月雨式に調整売りが出て111.20円台へと下落した。NY市場に入ると、FOMCを前に動意を失い111.30-50円前後でもみ合った。その後、FOMCが年内の追加利上げに前向きな見方を(16人のメンバー中11人が利上げを予想)示すとドルが急騰。一気に112円台を回復し、イエレンFRB議長が楽観的な見通しを示すと112.533円まで上値を伸ばした。 -----------9/20主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 4-6月期経常収支 (対GDP比) -2.8%前回-3.1%→-2.9%予想-3.1%   08:50 (日) 8月貿易収支 +1136億円前回+4188億円→+4217億円予想+1044億円   15:00 (独) 8月生産者物価指数 (前年比) +2.6%+2.3% +2.5%   17:00 (南ア) 8月消費者物価指数 (前年比) +4.8%前回+4.6% 予想+4.9%   17:30 (英) 8月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.0%前回 +0.3%→+0.6%予想+0.2%  23:00 (米) 8月中古住宅販売件数 535万件前回544万件 予想545万件   27:00 (米) FOMC政策金利を 1.00-1.25%に維持 27:00 FOMC声明「労働市場が引き締まり続け、経済活動が今年ここまで緩やかに拡大している」「ハリケンーンが中期的な経済の流れを変える可能性は低い」「バランスシート縮小を10月に開始へ」「全会一致で政策決定」「インフレ、ハリケーンが寄与し一時的に上昇へ」「インフレ動向を注視」「雇用の伸びは堅調さを継続」「家計支出は緩やかに拡大、企業支出は数四半期で拡大」「経済の短期的なリスク、概ねバランス」 27:30 イエレン米FRB議長「緩和的な政策が雇用市場を一段と支援するだろう」「バランスシート縮小、段階的かつ予測可能に進行へ」「雇用者数、9月の数値に影響が出る可能性も」「インフレは2%目標をしばらく下回る」「インフレを2%に戻すため必要に応じて金融政策を調整する用意」「FRB議長の任期を全うするつもりだ」 ------------9/20株式・債券・商品---------------------- ------------9/21きょうの注目材料---------------------- <国内>未定    日銀金融政策決定会合15:30    黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 <海外>07:45    4-6月期NZ・GDP14:10    ロウRBA総裁、講演15:00    8月スイス貿易収支15:55    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演17:00    ECB月報17:00    ノルウェー中銀、政策金利発表17:30    8月香港消費者物価指数18:30    プラートECB専務理事、講演21:30    7月カナダ卸売売上高21:30    前週分の米新規失業保険申請件数21:30    9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:00    7月米住宅価格指数22:30    ドラギECB総裁、講演23:00    9月ユーロ圏消費者信頼感指数23:00    8月米景気先行指標総合指数未定    南ア準備銀行(SARB)、政策金利発表 ------------9/21きょうのひとこと---------------------- FOMCは今年10-12月期のコアPCEの見通しを1.5%に引き下げました。その上で16人中11人が12月利上げを予測したという事は、12月の追加利上げのハードルを下げたという事になります。最新(7月)のコアPCEは1.4%。29日に発表される8月コアPCEが注目されそうです。  本日もよろしくお願いいたします。