203_神田

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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 水)

 WS002170.JPG
 
------------7/24ドル円相場--------------------------
 
111円台半ばの上値は重かった一方、110円台後半の下値も堅く、小陰線引け。
 
OP111.319 HI111.511 LO110.961 CL111.201
 
-----------7/24主な出来事---------------------------
 
16:30   (独) 7月製造業PMI速報値     57.3 
前回55.9   
予想55.5
 
17:00  (ユーロ) 7月製造業PMI速報値    55.1 
前回54.9   
予想54.6
 
17:00   (ユーロ) 7月総合PMI速報値54.3
前回 54.9
予想 54.8
 
20:00   トルコ中銀、政策金利    17.75%   
 
20:29 トランプ米大統領
「関税は最高にすばらしい」
 
22:00   (米) 5月住宅価格指数(前月比)  +0.2%  
前回 +0.1% (+0.2%)  
予想+0.3%  
 
22:45   (米) 7月製造業PMI速報値    55.5 
前回55.4   
予想55.4 
 
22:50 メイ英首相
「私がEUとの交渉を率い、EU離脱担当相を私の補佐に」
 
23:00   (米) 7月リッチモンド連銀製造業指数  20  
前回20 (21)  
予想18   
 
---------7/24株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 22510.48△113.49
豪ASX  6265.842△38.286
上海総合 2905.562 △46.020
英FT 7709.05△53.26
独DAX 12689.39△140.82
NYダウ 25241.94△197.65
 
日10年債利回り 0.0860%±0.0000
豪10年債利回り 2.719%△0.049
英10年債利回り 1.276%△0.004
独10年債利回り 0.397%▼0.010
米2年債利回り 2.6331%△0.0043
米10年債利回り 2.9541%△0.0610
 
NY原油 68.52 △0.63
NY金 1234.60△0.20
 
------------7/25きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
特になし 
 
<海外> 
07:45  6月NZ貿易収支
10:30  4-6月期豪消費者物価指数
15:45  6月仏卸売物価指数
17:00  6月ユーロ圏マネーサプライM3 
17:00  7月独Ifo企業景況感指数
23:00  6月米新築住宅販売件数 
23:30  EIA週間在庫統計 
26:00  米5年債入札 (360億ドル)
----   米EU首脳会談(ワシントン) 
----   BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルク、27日まで)
 
------------7/25きょうのひとこと---------------------
 
トランプ米大統領が「欧州連合(EU)は貿易上の敵」と言い切るなど米とEUの溝は深く、本日の米欧首脳通商協議の行方は不透明と言わざるを得ません。ドル/円が112円台に復帰するシナリオは描きづらいところです。もっとも、貿易戦争は「ドル高要因」との見方もあります。また、27日に発表される米4-6月期国内総生産(GDP)が年率5%近い高成長を示すとの期待もあります。ドル/円の110円台後半は引き続きサポートになると見ています。
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 火)

WS002166.JPG 
------------7/23ドル円相場--------------------------
 
110.70円台までドル売り・円買いが先行するも、米大統領の批判にもめげず米長期金利が上昇する中、ドルが持ち直すと111.50円台を回復。
 
OP111.403 HI111.541 LO110.753 CL111.355
 
-----------7/23主な出来事---------------------------
 
21:30  (加) 5月卸売売上高(前月比)  1.2%
前回  0.1% (-0.1%)  
予想0.6%  
 
23:00   (ユーロ) 7月消費者信頼感(速報値) -0.6
前回 -0.5(-0.6)  
予想-0.7  
 
23:00  (米) 6月中古住宅販売件数(年率換算件数)  538万件 
前回  543万件 (541万件)  
予想544万件  
 
---------7/23株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 22396.99▼300.89
豪ASX  6227.556 ▼58.295
上海総合 2859.542 △30.271
英FT 7655.79▼23.00
独DAX 12548.57▼12.85
NYダウ 25044.29▼13.83
 
日10年債利回り 0.0860%△0.0510
豪10年債利回り 2.670%△0.054
英10年債利回り 1.272%△0.040
独10年債利回り 0.406%△0.037
米2年債利回り 2.6287%△0.0356
米10年債利回り 2.9541%△0.0610
 
NY原油 67.89 ▼2.57
NY金 1234.40▼6.00
 
------------7/24きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
14:00  5月景気動向指数改定値 
 
<海外> 
16:00  7月仏製造業PMI速報値 
16:00  7月仏サービス業PMI速報値
16:30  7月独製造業PMI速報値
16:30  7月独サービス業PMI速報値 
17:00  7月ユーロ圏製造業PMI速報値
17:00  7月ユーロ圏サービス業PMI速報値
20:00  トルコ中銀、政策金利発表
22:00  5月米住宅価格指数
22:45  7月米製造業PMI速報値
22:45  7月米サービス業PMI速報値
22:45  7月米総合PMI速報値 
23:00  7月米リッチモンド連銀製造業景気指数
26:00  米2年債入札 (350億ドル)
 
------------7/24きょうのひとこと---------------------
 
昨日の米長期金利上昇とドルの持ち直しについては、「トランプ大統領の利上げやドル高への批判は『的外れ』」という市場の評価ではないでしょうか。減税やインフラ投資で景気のアクセルを吹かしつつ、関税まで強化しておいて、「利上げはするな、ドル高は嫌だ」はさすがにムシが良すぎるということでしょう。
 
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20日のドル円相場ときょうのひとこと(7/23 月)

WS002159.JPG
------------7/20ドル円相場--------------------------
 
トランプ米大統領の利上げ&ドル高への苦言で下落圧力高まり11日以来の111.30円台へ軟化。
 
OP112.422 HI112.624 LO111.381 CL111.447
 
-----------7/20主な出来事---------------------------
 
08:30 (日) 6月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く前年比)+0.8%
前回+0.7%
予想
+0.8%
15:00 (独) 6月生産者物価指数(前年比) +3.0%
前回+2.7%
予想+3.0%

17:00 (ユーロ) 5月経常収支 224億ユーロ
前回284億ユーロ(296億ユーロ)
21:30 (加) 5月小売売上高(前月比)+2.0%
前回-1.2%(-0.9%)
予想
+1.0%
 
21:30(加) 6月消費者物価指数(前年比) +2.5%
前回+2.2%
予想+2.3%
 
19:21 トランプ米大統領 -CNBC
「中国製品に対する5000億ドル相当の輸入関税を課す準備がある」
 
21:51 トランプ米大統領 -ツイッター
「中国、欧州連合(EU)や他国は自国通貨を操作し、政策金利を低く抑えている。一方で米国は金利を上げて、ドルはよりいっそう強くなっている」 
 
23:00 「日銀は次回会合で緩和政策の持続可能性を高める方策を議論」「政策の持続性確保へ長期金利目標などの柔軟化も検討」-ロイター
 
27:10 トランプ米大統領はFRBが年内にあと2回利上げするのを懸念している-CNBC
 
29:50 ムニューシン米財務長官 
「相場操縦の兆候がないか、最近の人民元安を注意深く監視」 「人民元安は中国に不当な利益を生み出す、次回の為替報告書で慎重に行動を検討する」 「ドル高は米国にとって長期的に重要、短期的なドルの問題にはコメントしない」 「トランプ米大統領はFRBやパウエルFRB議長の独立性を尊重」
 
---------7/20株式・債券・商品---------------------
日経平均 22697.88▼66.80
豪ASX  6285.851△23.151
上海総合 2829.271 △56.726
英FT 7678.79▼5.18
独DAX 12561.42▼124.87
NYダウ 25058.12▼6.38
 
日10年債利回り 0.0350%▼0.0070
豪10年債利回り 2.616%▼0.041
英10年債利回り 1.232%△0.047
独10年債利回り 0.370%△0.040
米2年債利回り 2.5931%△0.0024
米10年債利回り 2.8931%△0.0551
 
NY原油 70.46 △1.00
NY金 1231.10△7.10
------------7/23きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
特になし 
 
<海外> 
21:30  5月カナダ卸売売上高 
23:00  7月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
23:00  6月米中古住宅販売件数 
26:00  ブロードベントBOE副総裁、講演 
 
------------7/23きょうのひとこと---------------------

トランプ米大統領の度重なる口先介入と日銀緩和の微調整に絡む観測報道で、ドル買い・円売りに傾いたポジションが盛大に「リバース」した格好です。少し前までレジスタンスとして意識され、上抜けたことで上昇に弾みが付いた111円前後が今度はサポートとして機能するか注目しましょう。
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20金)

WS002155.JPG 
------------7/19ドル円相場--------------------------
 
半年ぶり高値更新からのトランプ砲炸裂で失速。
 
OP112.818 HI113.162 LO112.063 CL112.473
 
-----------7/19主な出来事-------------------------
 
08:50  日本6月貿易統計(通関ベース)  7214億円
前回  -5783億円 (-5805億円)  
予想5312億円   
 
10:30  豪 6月新規雇用者数    5.09万人 
前回1.20万人 (1.34万人)  
予想1.65万人 
豪6月失業率    5.4%  
予想 5.4%  
前回5.4% 
 
17:30   英6月小売売上高指数(前月比)  -0.5%
前回 +1.3% (+1.4%) 
予想+ 0.2%   
 
21:30 米前週分新規失業保険申請件数    21.4万件 
(21.5万件)  22.0万件  20.7万件 
 
21:30   7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数   25.7
前回 19.9   
予想22.0
   
23:00  6月景気先行指標総合指数(前月比)  0.5%
前回  0.2% (0.0%) 
予想0.4%   
 
26:17 トランプ米大統領
「金利の上昇、嬉しくない」「人民元は石のように転げ落ちている」「ドル上昇で米国は不利な立場に」
 
26:55 ホワイトハウス
「大統領はFRBの独立性を尊重」「大統領はFRBの決定に介入していない」
 
---------7/19株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 22764.68▼29.51
豪ASX  6262.700△17.589
上海総合 2772.545 ▼14.712
英FT 7683.97△7.69
独DAX 12686.29▼79.65
NYダウ 25064.50▼134.79
 
日10年債利回り 0.0420%▼0.0030
豪10年債利回り 2.657%△0.022
英10年債利回り 1.185%▼0.041
独10年債利回り 0.330%▼0.012
米2年債利回り 2.5907%▼0.0185
米10年債利回り 2.8380%▼0.0312
 
NY原油 69.46 △0.70
NY金 1224.00▼3.90
 
------------7/20きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
08:30 6月全国消費者物価指数 
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) 
13:30 5月全産業活動指数
 
<海外> 
15:00 6月独生産者物価指数 
17:00 5月ユーロ圏経常収支(季節調整済み) 
21:20 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演 
21:30 5月カナダ小売売上高
21:30 6月カナダ消費者物価指数
29:00?ゼネラル・エレクトリック(GE)4-6月期決算 
 
------------7/20きょうのひとこと---------------------
 
トランプ米大統領が「利上げは喜ばしくない」と発言した事で市場がザワついています。エルドアン・トルコ大統領とキャラが丸かぶりですね・・・それはともかく、ホワイトハウスが即座にこのお騒がせ発言の火消しに動くと、金利が元に戻りドルも買い戻されたところをみると、市場は大統領が本気で利上げを止めたりドル安に誘導するとは考えていないようです。現時点では、昨日のドルの下落は調整の一環と見るのが妥当でしょう。
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 木)

WS002152.JPG 
 
 ------------7/18ドル円相場--------------------------
 
半年ぶりに113円乗せも、年初来高値を前に失速気味。
 
OP112.849 HI113.137 LO112.705 CL112.825
 
-----------7/18主な出来事-------------------------
 
17:00   (南ア) 6月消費者物価指数(前年比) +4.6% 
前回4.4%   
予想4.8%  
 
17:30  (英) 6月消費者物価指数(前月比)  0.0%
前回0.4%   
予想0.2%
(英) 6月消費者物価指数(前年比)  +2.4% 
前回2.4%   
予想2.6% 
(英) 6月消費者物価指数(コア前年比)  +1.9% 
前回+2.1%
予想+2.1%
(英) 6月小売物価指数(前年比)  +3.4% 
前回3.3%   
予想3.5% 
 (英) 6月卸売物価指数(前年比)  +2.1%
前回2.1%   
予想2.1%   
 
18:00  (ユーロ) 6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年比) +2.0%   
前回2.0%  
予想2.0% 
 
21:30   (米) 6月住宅着工件数(年率換算)   117.3万件
前回  135万件 133.7万件
予想132.0万件  
(米) 6月建設許可件数(年率換算)    127.3万件 
前回130.1万件   
予想133.0万件  
 
23:00 (米) パウエル米FRB議長
「バランスシートが通常へ戻るのに3?4年かかると予想」 「現在、金融バブルは見られない」 
「財政政策はある程度の期間、持続不能な軌道になるだろう」 「債務より速いペースで経済を成長させる必要がある」 
       
27:00   (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)   
「12地域中10地域で経済活動が緩やかに拡大」 「全ての地域で物価が緩やかに上昇」 「全ての地域で製造業者が関税に懸念を表明」 「全ての地域で労働市場は引き締まった」 
 
---------7/18株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 22794.19△96.83
豪ASX  6245.111 △41.471
上海総合 2787.257 ▼10.869
英FT 7676.28△49.95
独DAX 12765.94△104.40
NYダウ 25199.29△79.40
 
日10年債利回り 0.0450%△0.0020
豪10年債利回り 2.635%▼0.022
英10年債利回り 1.226%▼0.032
独10年債利回り 0.342%▼0.004
米2年債利回り 2.6093%▼0.0061
米10年債利回り 2.8692%△0.0092
 
NY原油 68.76 △0.68
NY金 1227.90△0.60
 
------------7/19きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
08:50 6月貿易統計(通関ベース) 
未定  7月月例経済報告 
 
<海外> 
10:30  6月豪雇用統計
17:30  6月英小売売上高指数
21:30  前週分の米新規失業保険申請件
21:30  7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:00  クオールズ米FRB副議長、講演 
未定  南ア準備銀行(SARB)政策金利発表
23:00  6月米景気先行指標総合指数
29:09  マイクロソフト4?6月期決算 
 
------------7/19きょうのひとこと---------------------
 
昨日のドル円は、やや上ヒゲが長い十字線引けとなりました。十字線は気迷い線とも呼ばれ、トレンドの転換点に出現するとされています。それだけに、反落への備えが必要かもしれません。ただ、足元の「米経済1人勝ち」「米ドル1強」の見方に変化がない限り、ドルが売り込まれる公算は小さいのではないでしょうか。そう考えると、ドル円の下値も限られそうです。そうした中、もし昨日高値(113.14円前後)を上抜ければ、年初来高値をあっさり更新する事になるかもしれません。いずれにしても、昨日の十字線の意味を決めるのは、きょうの動きという事になるのでしょう。
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 水)

 WS002149.JPG
 
------------7/17ドル円相場--------------------------
 
ドル買い再開。パウエルFRB議長の証言で上昇加速し、1月9日以来の112.90円台へ。
 
OP112.272 HI112.923 LO112.222 CL112.858
 
-----------7/17主な出来事---------------------------
 
07:45   NZ4-6月期四半期消費者物価(前年比) 1.5%
前回1.1%   
予想1.6%   

10:30 RBA議事録
「短期的に金融政策を調整する強い証拠はない」「経済が予想通り改善すれば、次の行動は利上げ」「しばらく金利を据え置くことが適切」 「豪ドルは下落したが、依然として過去2年間のレンジ」「最近のデータは今年から来年にGDP成長が3%を若干上回るとの予想と一致」「世界成長に対して下方向のリスクが増し、貿易摩擦は有害」  
 
17:30   英6月失業保険申請件数    0.78万件
前回 -0.77万件→-0.30万件
予想-0.21万件  
6月失業率    2.5%      
前回2.5% 
英3-5月失業率(ILO方式) 4.2% 
前回 4.2%   
予想4.2% 
英3-5月週平均賃金 +2.5%
予想+2.5%
前回+2.5%
 
22:15  米6月鉱工業生産(前月比)  0.6%  
前回-0.1% (-0.5%)  
予想0.6%   
6月設備稼働率  78.0%
前回  77.9% (77.7%)  
予想78.3%   
 
23:00 パウエルFRB議長 、上院銀行員会で証言
「当面、漸進的な利上げ継続が最善策」「FOMCは利上げが速過ぎたり、遅過ぎたりするリスクを承知している」「インフレは2%の対照的な目標を上回ったり、下回ったりすることもある」「緩やかな賃金上昇は雇用市場が高インフレを引き起こしていないことを伝えている」「最新の経済データは第2四半期の米成長がかなり強いことを示唆している」「最近のインフレは心強い」「経済に対する全体的なリスクは概ねバランスがとれている」「雇用市場は強く、労働者はより良い状態にある」「賃金上昇は依然としてインフレの傾向を上回る」「保護政策は経済的悪影響をもたらす」「労働参加率の上昇は非常に健全な兆し」「一部の資産価格は高い」「米貿易の不確実性が賃金成長の脅威となる可能性」「イールドカーブの形状は長期金利に関するメッセージ」 
  
23:00  米7月NAHB住宅市場指数    68   
前回68 
予想 68 

英テレグラフ 「欧州委員会は、英国以外の欧州連合(EU)加盟国に対し、EUとの合意が成立しないまま英国が離脱する事態への備えを強化するよう求める計画だ」
 
英下院議会が、通商法修正案を否決-メイ首相、面目維持
         
29:00  5月対米証券投資(短期債除く) 456億ドル 
前回  939億ドル (940億ドル)    
 
---------7/17株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 22697.36△100.01
豪ASX  6203.640 ▼37.878
上海総合 2798.126 ▼15.916
英FT 7626.33△25.88
独DAX 12661.54△100.52
NYダウ 25119.89△55.53
 
日10年債利回り 0.0430%△0.0030
豪10年債利回り 2.657%△0.022
英10年債利回り 1.258%▼0.022
独10年債利回り 0.346%▼0.018
米2年債利回り 2.6154%△0.0187
米10年債利回り 2.8600%△0.0018
 
NY原油 68.08 △0.02
NY金 1227.30▼12.40
 
------------7/18きょうの注目材料---------------------
<国内> 
特になし 
 
<海外> 
09:00  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演 
17:00  6月南アフリカ消費者物価指数 
17:30  6月英消費者物価指数
17:30   6月英小売物価指数
17:30  6月英卸売物価指数
18:00  5月ユーロ圏建設支出 
18:00  6月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値 
20:00  モルガン・スタンレー第2四半期決算 
20:00  5月南アフリカ小売売上高
21:30  6月米住宅着工件数
21:30   6月米建設許可件数 
23:00  パウエルFRB議長、米下院金融サービス委員会で証言 
23:30  EIA週間在庫統計 
27:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック) 
29:05  IBM第2四半期決算 
 
------------7/18きょうのひとこと---------------------
 
ドル円は、2日間の休養(調整)を挟むという理想的な上昇の展開で113円台に乗せています。誰もが注目する年初来高値の113.40円前後を前に、東京市場では上げ渋っていますが、欧米勢のアニマルスピリットに期待しましょう。
 
本日もよろしくお願いいたします。 
 
 
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ポンド相場の2大テーマはBrexitとBOE

このところのポンド相場のテーマは大きく分けて2つある。ひとつは英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitであり、もうひとつは英中銀(BOE)の金融政策運営だ。英国とEUの離脱交渉が「移行期間」の合意に漕ぎ着けた事で本題の「通商問題」に進むと見られる(最終的には明日のEU首脳会議で決定)。こうした動きを好感してポンドは足元で上昇している。
 
そして本日は、BOEが金融政策の発表と同時に議事録を公開する予定であり、ポンドの追撃材料となるか注目が集まっている。BOEは前回、「経済が予想通り成長した場合、引き締めはやや早期に実施する必要がある」との見解を示したが、今回もこうした姿勢を維持しているのかが焦点となる。なお、市場は次回の5月会合で政策金利が0.75%以上に引上げられる確率を6割程度と見ており「半信半疑」の状態に近い。Brexit懸念の後退に加え、追加利上げ期待が高まる事になればポンドは一段高が見込めそうだ。その反面、喫緊の追加利上げに慎重な見方を示すようなら、ポンドは昨日の上げ幅を吐き出す可能性もある。
 
ポンド/円は昨日、1カ月ぶりに一時150円台に乗せた。本日は149円台後半に押し戻されているが、ここから再度上値を試すのか、あるいは達成感が広がり反落するのか、そのカギはBOEが握っていると言って良いだろう。
 
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20日・21日のドル円相場ときょうのひとこと(3/22 木)

 ----------3/20ドル円相場--------------------------
WS001731.JPG

 
FOMCに向けたポジション調整的なドル買いを支えに上昇。雨宮日銀副総裁の発言で押し戻される場面もあったが、堅調地合いを維持。
 
OP106.000 HI106.604 LO105.930 CL106.529
  
-----------3/20主な出来事---------------------------
 
 
09:30
(豪) RBA議事録
・低金利、失業率を押し下げとインフレ押し上げに寄与
・豪ドル高ならインフレや経済成長の伸びを鈍化させる可能性も
・2018年GDP伸び率、潜在成長率を上回る見通し
・2018年CPI上昇率、2%をやや上回る見通し
・堅調な雇用はしっかりとした賃金伸び率につながっていない
・各国が米追加関税に反応すれば、豪や世界経済のリスク高まる
 
16:00(独) 2月生産者物価指数 (前年比)+1.8%
+2.1%
予想+2.0%
 
17:41 若田部日銀副総裁
「必要なら躊躇なく緩和する」「金融政策の時期尚早の変化は回避する」
 
18:09 雨宮日銀副総裁 
「現段階では金利調整を検討する段階ではない」「2%達成を前に金利を調整する可能性は排除していない」
 
18:30(英) 2月消費者物価指数 (前年比)+2.7%
前回+3.0%
予想+2.8%
 
(英) 2月生産者物価指数 (前年比)+2.6%
前回+2.8%
予想+2.7%
 
(英) 2月小売物価指数 (前年比)+3.6%
前回+4.0%
予想+3.7%
 
19:00(独) 3月ZEW景気期待指数5.1
前回17.8
予想13.0
 
19:00(ユーロ圏) 3月ZEW景気期待指数13.4
前回29.3
 
21:30(加) 1月卸売売上高 (前月比)+0.1%
前回-0.5%(-0.2%)
予想0.0%
 
24:00(ユーロ圏) 3月消費者信頼感・速報0.1 
前回0.1
予想0.0
 
G20声明
「我々は、金融環境の予想より早い引締めにより生じる金融上の脆弱性や高まる経済的・地政学的緊張を含む、見通しに対する主要なリスクを議論した。」「強固なファンダメンタルズや健全な政策、強靭な国際通貨システムは、為替レートの安定に不可欠であり、強固で持続可能な成長や投資に貢献する。」「柔軟な為替レートは、場合によっては、ショックを吸収するものになりうる。」「我々はまた、為替レートの過度な変動や無秩序な動きが、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることを認識する。」「我々は、通貨の競争的切下げを回避し、競争力のために為替レートを目標としない。」
 
------------3/20株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 21380.97▼99.93
豪ASX 5936.383▼23.051
上海総合 3290.640△11.388
英FT  7061.27△18.34
独DAX   12307.33△90.31
NYダウ 24727.27△116.36
 
日10年債利回り 0.043%
豪10年債利回り 2.700%
英10年債利回り 1.485%
独10年債利回り 0.585%
米2年債利回り 2.3448%
米10年債利回り 2.8959%
 
NY原油 63.40△1.34
NY金 1317.60▼0.20
 
--------------3/21ドル円相場---------------
WS001732.JPG
 
FOMC後に乱高下。経済見通し引き上げでドル買い先行もパウエル議長のハト派会見で106円割れへ。
 
OP106.535 HI106.639 LO105.873 CL106.030
 
-----------3/21主な出来事---------------------------
 
18:30 (英) 2月失業者数 +0.92万人 
前回-0.72万人→-0.16万人 
 (英) 2月失業率 2.4%
前回2.3%  
 (英) 1-3月週平均賃金 前年比+2.8%
前回+2.7%
予想+2.6%
 
18:30 (英) 2月財政収支 +3億GBP
前回+116億GBP→+117億GBP
予想+5億GBP  
 
21:30 (米) 10-12月期経常収支 -1282億USD 
前回-1006億USD→-1015億USD
予想-1250億USD 
 
23:00 (米) 2月中古住宅販売件数 554万件
前回538万件 
予想540万件  
 
(米) 2月中古住宅販売件数 (前月比) +3.0% 
前回-3.2% 
予想+0.4% 
 
27:00 (米) FOMC政策金利を 1.25-1.50%から 1.50-1.75% に引き上げ
声明
「経済状況はFF金利のさらなる緩やかな引き上げを正当化すると委員会は予想」「インフレは今後数カ月で上昇へ、2%水準で安定」
 
 
27:00 FOMC経済・金利見通し
GDP
2018 2.7%(2.5%)
2019 2.4%(2.1%)
2020 2.0%(2.0%)
長期 1.8%(1.8%)
 
失業率 
2018 3.8%(3.9%)
2019 3.6%(3.9%)
2020 3.6%(4.0%)
長期 4.5%(4.6%)
 
コアPCE(インフレ率)
2018 1.9%(1.9%)
2019 2.1%(2.0%)
2020 2.1%(2.0%)
 
FF金利
2018 2.125% (2.125%) 
2019 2.875% (2.688%)
2020 3.375% (3.063%) 
長期 2.875% (2.750%) 
 
 
27:30パウエルFRB議長
・緩やかな利上げが経済を支援
・遅過ぎる利上げは経済にリスクもたらす
・金利については中立的な道筋を試みている
・インフレ加速の兆候は見られていない
・減税が経済に与える影響は極めて不確実
・貿易はより見通しに対する顕著なリスクになった
 
29:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレートを 1.75% に維持
「金融政策はかなりの期間緩和的であり続けるだろう」
 
 
------------3/21株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 -----
豪ASX 5950.270 △13.887
上海総合 3280.952 ▼9.688
英FT  7038.97▼22.30
独DAX   12309.15△1.82
NYダウ 24682.31▼44.96
 
日10年債利回り -----
豪10年債利回り 2.698%▼0.002
英10年債利回り 1.527%△0.042
独10年債利回り 0.592%△0.007
米2年債利回り 2.3055%▼0.0393
米10年債利回り 2.8830%▼0.0128
 
NY原油 65.17 △1.77
NY金 1327.30△9.70
 
------------3/22きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
なし
 
<海外> 
09:30  2月豪雇用統計
16:45  3月仏企業景況感指数
17:00  3月仏製造業PMI・速報値
17:00  3月仏サービス業PMI・速報値
17:30  3月独製造業PMI・速報値
17:30  3月独サービス業PMI・速報値
18:00  3月ユーロ圏製造業PMI・速報値
18:00  3月ユーロ圏サービス業PMI・速報値 
18:00  1月ユーロ圏経常収支(季節調整済み) 
18:00  3月独Ifo企業景況感指数
18:00  3月ECB月報 
18:30  2月英小売売上高指数 
20:00  1月南アフリカ小売売上高
21:00  BOE金融政策委員会(MPC)政策金利発表
21:00  英MPC議事要旨 
21:30  米新規失業保険申請件数
22:00  1月米住宅価格指数
23:00  2月米景気先行指数
25:30  トランプ米大統領、対中関税文書に署名
26:00  ラムスデンBOE副総裁、講演 
-----  EU首脳会議(ブリュッセル、23日まで) 
 
------------3/22きょうのひとこと---------------------- 
 
FOMCは経済見通しで来年のインフレ率予測を引上げたほか、政策金利見通しでも来年の予想利上げ回数を2回から3回に引上げました。成長率や失業率の予測も今年と来年分が引上げられており、FOMCが米経済の先行きに自信を深めている様子が見て取れます。それでもドル円が売られたのは、パウエル議長がインフレ加速の兆候なしとの見方を示した事や、貿易戦争への懸念を示した事で米長期金利と米株が低下したからでしょう。貿易戦争といえば、今夜はトランプ大統領が対中関税に関する文書に署名する予定です。ホワイトハウスによると「中国の経済的攻撃に狙いを定めた」大統領覚書との事です。
 
本日もよろしくお願いいたします。 
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パウエルFRB議長がFOMC初登板

本日から明日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国の堅調な景気状況に鑑みて0.25%のFF金利引き上げが確実視されている。市場の関心も利上げそのものではなく、今後の利上げペースに向かっている。これを見極める上で、以下の3点には特に注目しておきたい。
 
(1)経済見通しのインフレ予測
トランプ米大統領の減税やインフラ投資拡大に加え、労働需給の逼迫などを背景に物価上昇ピッチが早まるとの見方がくすぶる中、FOMCのインフレ見通しに注目が集まっている。なお、前回12月の経済見通しでは2018年末のインフレ率(コアPCEデフレーターの前年比)を1.9%と予測した。もし、年内に目標の2.0%に達するとの見方が示されれば、FOMCタカ派化の印象が強まりそうだ。
 
(2)金利見通しのFF金利予測
いわゆるドットチャートが今回のFOMCで最大の注目を集める事になるだろう。前回、2018年末のFF金利の予測中央値は2.125%(0.25%利上げ×3回)、19年末を2.6875%、20年末を3.0625%、長期見通しは2.750%とした。もし、上方へのスライドがあれば、FOMCが利上げペースをアップさせるというシグナルになる。持続可能な金利水準であり「均衡金利」と解釈できる長期見通しの水準が引上げられるのかにも注目したい。
 
(3)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見
FRB議長に就任して初めての会見だけに注目が集まろう。イエレン前議長の「緩やかで漸進的な利上げ」路線を継承するとの見方が一般的。ただ、2月末の議会証言では「インフレ率が今年は前年比で上昇し、中期的に2%近辺で安定すると予想」とした上で、「FRBが後手に回り経済が過熱すれば、利上げペースを速める必要が出てくる」などとややタカ派的な発言を行った。
 
今回のFOMCは、ドル/円が105.50-107.00円のボックス圏を抜けるきっかけになるかという点でも注目を集めている。上記の通り、FOMCはややタカ派色が強めに出る可能性がありそうだ。そうなった場合にはドル買いが見込める一方、長期金利の上昇が株価の値崩れに繋がれば円買いを誘発する可能性もある。FOMCに対する米国株や米国債の反応もドル/円にとって重要なポイントとなりそうだ。
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/20 火)

WS001729.JPG
 ----------3/19ドル円相場--------------------------
 
クロス円に連れ高するも米株安で失速。ただ、クローズはまたも106円台を回復。
 
OP106.013 HI106.305 LO105.679 CL106.065
  
-----------3/19主な出来事---------------------------
 
08:50 (日) 2月貿易収支 +34億円 
前回-9434億円(-9441億円) 
予想+891億円 
 
19:00 (ユーロ圏) 1月貿易収支(季調前) +33億EUR
前回+254億EUR 
 
20:45  英・EU、「移行期間」の導入で合意
移行期間中は英国にEUの政策に関する議決権は与えられないが、単一市場と関税同盟にはとどまる
 
21:10 ECB関係筋
当局者の討議の焦点が債券購入プログラム縮小から金利の道筋に移っている
19年半ばまでに利上げが実施されるとの市場の観測にECB内で違和感なし
 
------------3/19株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 21480.9▼195.61
豪ASX 5959.434 △10.011
上海総合 3279.252 △9.370
英FT  7042.93▼121.21
独DAX   12217.02▼172.56
NYダウ 24610.91▼335.60
 
日10年債利回り 0.0430%△0.0050
豪10年債利回り 2.704%△0.012
英10年債利回り 1.445%△0.015
独10年債利回り 0.569%▼0.002
米2年債利回り 2.3075%△0.0166
米10年債利回り 2.8555%△0.0110
 
NY原油 62.06 ▼0.28
NY金 1317.80△5.50
 
------------3/20きょうの注目材料---------------------
<国内> 
なし
 
<海外> 
09:30 10-12月期豪住宅価格指数 
09:30 3月RBA理事会議事要旨 
16:00 2月独生産者物価指数
17:00 2月南アフリカ消費者物価指数
17:00 10-12月期南アフリカ経常収支
17:30 2月香港消費者物価指数
18:30 2月英消費者物価指数
18:30 2月英小売物価指数
18:30 2月英生産者物価指数
19:00 3月独ZEW景況感指数
19:00 3月ユーロ圏ZEW景況感指数 
21:30 1月カナダ卸売売上高
24:00 3月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
---- G20財務相・中央銀行総裁会議(ブエノスアイレス、最終日) 
 
------------3/20きょうのひとこと---------------------- 
 
昨日のドル/円はFBショックにもめげず105円台後半で下げ渋るとまたしても106円台を回復してクローズ。微妙に上値を切り下げつつある中ですが、なんとか105円台で踏ん張っているという展開です。こうした動きを、上値が重いと見るのか下値が堅いの見るのかは、立場によって違うのでしょう(違って見える)。やはり、明日のFOMC待ちでしょうかね。
 
本日もよろしくお願いいたします。