昨日のドル円相場ときょうのひとこと(4/11 木)
------------4/10ドル円相場-------------------------- 米CPI(コア)の鈍化とECBのハト派スタンスで米長期金利が低下。110.80円台に下落して1日安値(月初来安値110.780円)に接近。 OP111.140 HI111.278 LO110.843 CL110.993 -----------4/10主な出来事--------------------------- 08:50 日本2月機械受注(前月比) +1.8% 前回-5.4% 予想+2.5% 12:30 デベルRBA副総裁「労働市場は驚くほど堅調」「雇用の先行指標は引き続き力強い」「18年下期の消費の伸びは予想よりも『かなり鈍化』」「経済のその他の部分は予想どおりに推移」 17:30 イギリス2月貿易収支-48.60億ポンド 前回-38.25億ポンド (-53.45億ポンド) 予想-38.00億ポンド 17:30 イギリス2月鉱工業生産指数(前月比)+0.6% 前回+0.6% (0.7%) 予想+0.1% 17:30 イギリス2月製造業生産指数(前月比)+0.9% 前回+0.8% (1.1%) 予想+0.2% 17:30 イギリス2月GDP(前月比)+0.2% 前回+0.5% 予想0.0% 20:45 ECB、政策金利を0.00%に維持「少なくとも2019年末までは金利を据え置くと予想」 21:30 ドラギECB総裁 「必要ならばあらゆる措置を講じる用意がある」 「マイナス金利の影響を軽減する必要性があるかどうか検討する」 「足もとの経済データは弱い」 「経済成長のリスクは下方向のまま」 「中銀預金金利の階層化について決定することは時期尚早」 「貿易の脅威は世界経済の勢いを押し下げる」 21:30 アメリカ3月消費者物価指数(前月比)+0.4% 前回+0.2% 予想+0.3% 3月消費者物価指数(前年比)+1.9% 前回+1.5% 予想+1.8% 3月消費者物価指数(コア)(前年比) +2.0% 前回+2.1% 予想+2.1% 27:00 FOMC議事録「大半のメンバーはリスクが年内の金利維持を正当化すると指摘」 「数人のメンバーは金利見通しはどちらの方向にも変わる可能性があると指摘」 「ほとんどのメンバーは忍耐強さが必要と指摘」 「今年、利下げが必要になると予想したメンバーはいなかった」 ---------4/10株式・債券・商品----------------------- 日経平均 21687.57▼115.02豪ASX 6223.544 △1.728上海総合 3241.930 △2.266英FT 7421.91▼3.66独DAX 11905.91△55.34NYダウ 26157.16△6.58 日10年債利回り -0.0530%▼0.0050豪10年債利回り 1.872%▼0.026英10年債利回り 1.097%▼0.007独10年債利回り -0.026%▼0.016米2年債利回り 2.3212%▼0.0285米10年債利回り 2.4649%▼0.0357 NY原油 64.61△0.63NY金 1313.90△5.60 ------------4/11注目材料----------------------- <国内> 08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) <海外> 08:01 3月英RICS住宅価格10:30 3月中国消費者物価指数10:30 3月中国生産者物価指数15:00 3月独消費者物価指数・改定値 15:45 3月仏消費者物価指数・改定値16:00 2月トルコ経常収支 16:30 3月スウェーデン消費者物価指数21:30 2月カナダ新築住宅価格指数21:30 3月米卸売物価指数21:30 米新規失業保険申請件数22:30 クラリダFRB副議長、講演 22:40 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演 26:00 米30年債入札 27:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ツイッターで質疑応答 29:00 ボウマンFRB理事、講演 ----- G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン、12日まで) ------------4/11きょうのひとこと--------------- 米長期金利低下の影響でドル円は110円台へ下落しました。日足一目均衡表の雲上限であり、3月25日安値109.71円から4月5日高値111.82円の半値水準でもある110.75円前後を維持できるでしょうか。今朝は、ブレグジット再延期を好感した動きなどから111円台を回復していますが、111.10円台で伸び悩んでいます。下値警戒ムードはまだくすぶっているようです。 本日もよろしくお願いします。