105_その他

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円

カナダ/円相場は、今月に入り7月に付けた年初来高値(89.719円)を突破すると、14日の東京市場で91円台に上伸しています。

日足と週足の一目均衡表では、上昇を示唆するとされる三役好転が点灯しています。したがって、日足の一目均衡表の転換線や20日線などが機能している間は特に、上昇トレンド継続と見たほうが良さそうです。



(上記カナダ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは9/14の12:24現在)


(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/14の12:24現在)

○上値目処について
足下でボリンジャーバンド+2シグマ(91.099円)を押し上げる形で上昇しており、まずはこの水準が目処となりそうです。この水準を突破すると、15年10/9高値(93.241円)まで主だった目処が見当らないため、92円ちょうど等の心理的節目に注目する事となりそうです。

○下値目処について
6日線(90.068円)を割ったとしても、日足の一目均衡表の転換線(89.279円)や20日線(88.407円)が下値を支えそうです。これらで下げ止まらないようならば、75日線(86.820円)に向けた下押しもあるでしょう。


○上値目処
91.006円(現時点での、9/14高値)
91.099円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
93.241円(15年10/9高値)
94.080円(15年8/4安値)
94.400円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅61.8%戻し)
96.935円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
90.664円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し)
90.068円(6日線)
89.719円(7/26高値)
89.318円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.279円(日足の一目均衡表の転換線)
88.407円(20日線)
88.236円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
87.508円(日足の一目均衡表の雲の上限)
87.844円(13週線)
86.820円(75日線)
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が下げ幅を拡大する中で一時109.20円台まで下落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

8/18(金)
18:00  ユーロ圏6月建設支出
21:30  加7月消費者物価指数
23:00  米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
23:15  カプラン米ダラス連銀総裁、講演
--:--  NAFTA再交渉の第1回会合(~20日)
※☆は特に注目の材料

米国で目玉となる経済イベントは見当りません。ただ、昨日スペインで発生したテロの影響に加え、北朝鮮情勢に対する不透明感もあり、市場のセンチメントはリスク回避の動きに傾きやすくなっています。トランプ米大統領の政策遂行能力が懸念されている事も、ドル/円相場の上値を抑えています。これらが引き続き材料視されるか、欧米株価や米長期金利に注目です。

その他、カナダで7月消費者物価指数が発表されます。事前予想は前月比±0.0%、前年比+1.2%となっています。
 
今日のテクニカル見通し:南アフリカランド/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:南アフリカランド/円

ランド/円相場は、今月11日に8.056円まで下落した後の戻りが20日線や200日線を前に伸び悩んでおり、上値が重い状態です。週足の一目均衡表では、昨年末に上抜けた雲の上限を割り込んでおり、年初からの上昇ムードはすっかり後退した感があります。こうした中、今月安値を更新する動きを見せるようならば、下押しが深くなる事も考えられます。



(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは8/18の11:13現在)

○下値目処について
8.20円前後に日足の一目均衡表の転換線(8.235円)や52週線(8.187円)などがあります。これらを下抜けるようならば、8/11に付けた今月安値(8.056円)やボリンジャーバンド-2シグマ(8.030円)が近い、8円ちょうどが次の目処となるでしょう。このあたりを割るようならば、次の目処として、16年1月安値6.213円-17年3月高値8.963円の上げ幅38.2%押し(7.913円)や4/11安値(7.895円)が位置する7.90円レベルが挙げられます。

○上値目処について
8.40円前後と、8.50円前後に、それぞれ複数の目標値があり、いずれも上値を抑えそうです。これらを突破できれば、5月以降上値抵抗となっている8.70円台突破を試す事も考えられます。


○下値目処
8.235円(日足の一目均衡表の転換線)
8.228円(週足の一目均衡表の雲上限)
8.187円(52週線)
8.056円(8/11安値)
8.030円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
7.913円(16年1月安値6.213円-17年3月高値8.963円の上げ幅38.2%押し)
7.895円(4/11安値)

○上値目処
8.251円(6日線)
8.338円(20日線)
8.392円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
8.416円(日足の一目均衡表の雲下限)
8.427円(200日線)
8.429円(3/20高値8.963円-4/11安値7.895円の下げ幅1/2戻し、週足の一目均衡表の基準線)
8.488円(26週線)
8.492円(75日線)
8.496円(13週線)
8.520円(日足の一目均衡表の雲上限、
8.645円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
8.715円(5/25高値)
8.963円(3/21高値)
9.050円(14年11月高値10.804円-16年1月安値6.213円の下げ幅61.8%戻し)
9.162円(15年9月高値)
 
ランド/円、無記名で不信任投票実施 ブログ

ランド/円、無記名で不信任投票実施

南アフリカのズマ大統領について、汚職疑惑が取りざたされているのを始め、ゴーダン財務相の更迭により同国の格付けが引き下げられた事や、国内の景気後退を防げなかった事などから、野党のみならず与党からも辞任要求が出ています。

こうした中、昨日南アフリカのムベテ国民議会議長が「ズマ大統領の不信任投票について無記名で8日に実施」と発言しました。大統領罷免観測の高まりを受けてランドが上昇したのを始め、南ア国債の利回りが低下、南ア株式市場では銀行株が上昇しました。これまでも不信任投票が行われたが、いずれも記名式であった事から辞任には至らなかったため、今回の不信任投票に期待が高まっています。

ただ、不信任案が成立するためには、下院議席(400)の過半数が必要であり、与党アフリカ民族会議(ANC、現在249議席)から50人の造反者が必要となります。ANCは大統領を支持する方針を示しており、予断を許さない。もし罷免となればランドが一段と買い進まれる公算が大きいが、その一方で造反者が少なく不信任案不成立となるリスクにも注意が必要です。 
今夜から明朝の注目材料は?8/8 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?8/8

東京市場のドル/円は、中国当局が人民元の対ドル基準値を元高・ドル安水準に設定した影響などから上値が重く、110円台後半から半ばへと小緩む展開となりました。欧米市場の展開を読む上で、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 8/8(火)26:00  米3年債入札(240億ドル)未定 ☆南アフリカ議会、大統領不信任投票未定  OPECと非加盟国、専門家会合 8/9(水)10:30☆中国7月消費者物価指数 10:30  中国7月生産者物価指数10:30  豪6月住宅ローン件数 ※☆は特に注目の材料 ドル/円相場は今夜も手掛り材料難です。欧米の株価や長期金利が大きく動かなければ、昨晩と同じく動意・値幅ともに限られそうです。 その他、南アフリカでは大統領に対する不信任投票が下院議会で行われます。ズマ大統領は既に市場からの信任を失っているため、退陣期待が高まればランド高に振れる一方、政権維持観測が強まるとランドが下落する事になりそうです。
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、週末を控えたポジション調整により上値が重く推移。15時過ぎに111.70円台まで値を下げています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/21(金)
21:30  6月カナダ消費者物価指数
21:30  5月カナダ小売売上高
※☆は特に注目の材料

本日は米国で主だった経済イベントが予定されていません。ロシアゲート疑惑などにおけるトランプ米政権に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、引き続きドル/円は上値の重いムードとなりそうです。

なお、カナダで6月消費者物価指数(事前予想:前年比+1.1%)と5月小売売上高(同:前月比+0.3%)が予定されています。
 
今日のテクニカル見通し:トルコリラ/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:トルコリラ/円

トルコリラ/円は、先月に続いて200日線を回復。先月と違うのは、現時点で同線が下値支持として機能している点です。足元で、三角もち合いの一種であるアセンディング・トライアングルのような形が出現する中、目先的には32円ちょうど前後の上値抵抗を突破できるか注目です。


(上記トルコリラ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/21の11:29現在)

○上値目処について
三角もち合いのような形の上限に当たる、6/29高値(32.033円)にまずは注目です。同水準にボリンジャーバンド+2シグマ(32.076円)や52週線(32.159円)もあり、突破に再際し抵抗が予想されるものの、それだけに超えると上値余地が拡大する公算です。その場合、2015年前半に下抜けてから一度も突破できていない、週足の一目均衡表の雲上限(35.038円)を意識した動きとなる事も考えられます。

○下値目処について
足元で下値を支えている200日線(31.571円)を割ると、5/18と7/6安値を結ぶサポートライン(31.364円)に注目です。すぐ下にある75日線(31.227円)も割ってしまうようならば、下押し局面に入る事も考えられます。その場合は日足の一目均衡表の雲の下限(30.425円)を目指す事も考えられますが、すぐ下にある日足チャート上に開いた窓(4/21高値30.023円-4/24安値30.267円)の存在を考えると、一旦は下値が支えられやすいポイントと見ます。


○上値目処
31.760円(6日線)
31.780円(週足の一目均衡表の雲下限)
32.033円(6/29高値)
32.076円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
32.159円(52週線)
33.894円(16年12/8高値)
34.475円(4/14安値28.853円-2/23高値31.664円の下げ幅倍返し)
35.038円(週足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
31.699円(20日線)
31.607円(日足の一目均衡表の転換線)
31.571円(200日線)
31.549円(日足の一目均衡表の基準線)
31.521円(13週線)
31.387円(週足の一目均衡表の転換線)
31.373円(月足の一目均衡表の転換線)
31.364円(5/18と7/6安値を結ぶサポートライン)
31.322円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
31.227円(75日線)
31.161円(日足の一目均衡表の雲の上限)
31.064円(7/6安値)
30.968円(26週線)
30.443円(週足の一目均衡表の基準線)
30.425円(日足の一目均衡表の雲の下限)
30.205円(5/18安値)
30.199円(3/27安値)
今日のテクニカル見通し:南アフリカランド/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:南アフリカランド/円

ランド/円相場は、先月25日に8.715円まで値を上げるも、その後は同水準で伸び悩み。一方、足元で75日線がサポートとなっているほか、昨年6月安値6.271円と今年4月安値7.895円を結ぶサポートラインもあり、下値も堅そうです。ボリンジャーバンドの上下の幅も狭くなっており、現状は次の動きを待つ展開が続いています。目先は8.70円台とサポートラインの、どちらをブレイクするか注目です。


(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは6/30の11:10現在)

○上値目処について
まずは、冒頭で触れた8.70円レベルの攻防に注目です。ちょうどボリンジャーバンド+2シグマもこのあたりにあり、バンド上限を押し上げるローソク足が出現するようならば、上昇トレンドに入る可能性があります。このゾーンは目標値に乏しいため、目先的には3/21高値(8.963円)を試すことになると見ます。

○下値目処について
日足や週足の一目均衡表では、8.40円台に複数の目標値があり、注目されます。この水準にはボリンジャーバンド-2シグマ(8.481円)や75日線(8.453円)もあり、割れると下値余地が拡大する公算です。すぐ下にある昨年6月と今年4月安値の安値を結ぶサポートライン(8.352円)でも下げ泊まらない場合、200日線(8.264円)に向けた一段安もあるでしょう。

○上値目処
8.593円(20日線)
8.627円(6日線)
8.706円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
8.715円(5/25高値)
8.963円(3/21高値)
9.050円(14年11月高値10.804円-16年1月安値6.213円の下げ幅61.8%戻し)
9.162円(15年9月高値)

○下値目処
8.532円(日足の一目均衡表の基準線)
8.515円(26週線)
8.481円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
8.453円(75日線)
8.435円(13週線)
8.429円(3/20高値8.963円-4/11安値7.895円の下げ幅1/2戻し)
8.429円(日足の一目均衡表の雲上限、週足の一目均衡表の基準線)
8.416円(日足の一目均衡表の雲下限、週足の一目均衡表の転換線)
8.352円(昨年6月安値6.271円と今年4月安値7.895円を結ぶサポートライン)
8.297円(2/8安値)
8.264円(200日線)
8.258円(月足の一目均衡表の基準線)
8.111円(日足の一目均衡表の転換線)
8.055円(月足の一目均衡表の転換線)
8.039円(52週線)
カナダ/円、7月利上げ観測が急浮上 ブログ

カナダ/円、7月利上げ観測が急浮上

今月12日のウィルキンス加中銀(BOC)副総裁を始めとしてBOC要人からタカ派的発言が相次ぐ中、28日にポロズ総裁とパターソンBOC副総裁が「2年前の利下げにより原油価格の下落の影響をやり過ごすことができた」とし、「カナダ経済は最悪期を脱した」と指摘したことで、来月12日のBOC理事会での利上げ観測が急速に高まっています。金利先物市場では、来月の利上げ確率は27日の38%から68%に急上昇しています。


(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/29の16:57現在)

カナダ/円は一連の動きに添う形で堅調に推移すると、28日に2月以来約4ヶ月ぶり高値となる86.323円まで上昇して、昨年12月高値(88.916円)と今年1月高値(88.650円)を結ぶレジスタンスラインに迫りました。こうした中、昨日の上伸を阻んだレジスタンスライン(本日は86.605円)を突破するようならば、昨年12月高値まで上値余地が拡大するでしょう。
トルコリラ/円、2年5カ月ぶりに200日線突破 ブログ

トルコリラ/円、2年5カ月ぶりに200日線突破

トルコリラ/円は今月7日に30.70円台まで下押した後は堅調に推移。26日の欧州市場序盤で31.90円台まで上昇して、2015年1月末以来初めて200日移動平均線を突破しています。


(上記トルコリラ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の17:44現在)


週足では約2年ぶりに13週線が26週線を上抜くなど、2年以上ほぼ一本調子で下落していた相場が反発局面に入りつつあります。


(上記トルコリラ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の17:42現在)


上昇トレンドが継続するかは、5月に付けた直近高値(16日の31.997円)を突破できるかが焦点となるでしょう。もし超えられるようならば、目先は週足の一目均衡表の雲下限(今週は33.006円)に向けた一段高も考えられます。


(上記トルコリラ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の10:58現在)