105_その他

今日のテクニカル見通し:メキシコペソ/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:メキシコペソ/円

メキシコペソ/円は、今年に入り5.90円レベルで上値重く推移してきましたが、17日に突破した事で上値余地が拡大。本日朝に5.971円まで上値を伸ばしています。目先的には200日線に向けて上伸余地が生まれたと見ますが、同線は昨年12月の上昇局面でも上値抵抗として機能しており、突破は用意ではなさそうです。


(上記メキシコペソ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは1/19の10:43現在)

○上値目処について
200日線(6.050円)が昨年12月に続いて上値抵抗となりそうですが、もし突破できれば、月足の一目均衡表の基準線(6.162円)に向けた一段高も考えられます。この水準も超えられるようならば、17年7月高値(6.426円)が見えてきそうです。

○下値目処について
まずは、5.90円レベルが下値指示に変わるか注目です。この水準に6日線(5.909円)や75日線(5.917円)などもあります。割った場合の次の目処は20日線(5.820円)であり、このあたりでも下げ止まらないようならば、ボリンジャーバンド-2シグマ(5.651円)に向けた一段安も考えられます。

○下値目処
5.954円(日足の一目均衡表の雲下限)
5.909円(6日線)
5.908円(13週線)
5.820円(20日線)
5.738円(5/18安値)
5.751円(4/20安値)
5.851円(日足の一目均衡表の転換線)
5.870円(週足の一目均衡表の転換線)
5.825円(日足の一目均衡表の基準線)
5.874円(6/5安値)
5.678円(12/26安値)
5.652円(週足の一目均衡表の雲下限)
5.651円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
5.638円(7/19高値6.426円-8/29安値6.032円の下げ幅を、8/29安値から引いた値)

○上値目処
5.977円(52週線)
6.007円(週足の一目均衡表の基準線)
6.011円(日足の一目均衡表の雲上限)
6.026円(26週線)
6.031円(週足の一目均衡表の雲上限)
6.032円(8/29安値)
6.046円(200日線)
6.052円(月足の一目均衡表の転換線)
6.140円(17年7月高値6.202円-11月安値5.827円の下げ幅61.8%戻し)
6.162円(月足の一目均衡表の基準線)
6.334円(17年9月高値)
6.426円(17年7月高値)
南アフリカランド/円、SARB理事会に注意 ブログ

南アフリカランド/円、SARB理事会に注意

本日の南ア中銀(SARB)理事会について、市場予想は金利据え置きが優勢です。ただし、昨年11月のインフレ率が前年比+4.6%と7月に並ぶ低い伸びに留まったのを始め、南ア経済の低迷が続いている事や、ランドは対ドル相場では2015年以来の高水準となっている事などから、本日の会合でSARBが利下げに動く可能性があります。仮に利下げとなれば、直後の市場はランド売りで反応する公算が大きいと見ます。ランド/円は1月10日安値(8.866円)やボリンジャーバンド-2シグマ(執筆時8.869円)が位置する8.80円台半ばを明確に下抜けるようならば、昨年11月安値?12月高値の上げ幅38.2%押し(8.681円)に向けた一段安もあるでしょう。
今日のテクニカル見通し:NZドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:NZドル/円

NZドル/円相場は、今年に入り81円台を回復するも伸び悩み。ただ、その後下押す場面では20日線付近で切り返しており、底堅い印象も受けます。目先的には上下どちらをブレイクするか注目です。そうなる前は上昇局面であったため、どちらかといえば上抜けが期待される形ではありますが、さてどうなるでしょうか。


(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは1/18の10:41現在)

○上値目処について
81.30円前後に、1/9高値(81.303円)があるほか、ボリンジャーバンド+2シグマ(81.353円)もあります。現在バンド+2シグマはほぼ横ばいとなっており、バンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンド入りの可能性が高まります。その場合、月足の一目均衡表の雲上限(82.657円)に向けた一段高も考えられます。

○下値目処について
20日線(80.265円)がポイントです。すぐ下に週足の一目均衡表の基準線&月足の一目均衡表の転換線(79.996円)もあります。これらを割ると、200日線(79.517円)やバンド-2シグマ(79.177円)に向けた一段安もあるでしょう。

○上値目処
81.055円(日足の一目均衡表の雲上限)
81.303円(1/9高値)
81.353円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
82.657円(月足の一目均衡表の雲上限)
82.739円(9/21高値)
83.915円(7/27高値)

○下値目処
80.779円(日足の一目均衡表の基準線)
80.666円(6日線)
80.375円(週足の一目均衡表の雲上限)
80.265円(20日線)
79.996円(週足の一目均衡表の基準線、月足の一目均衡表の転換線)
79.882円(日足の一目均衡表の転換線)
79.651円(52週線)
79.614円(日足の一目均衡表の雲下限)
79.575円(26週線)
79.517円(200日線)
79.177円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

京市場のドル/円は約4カ月ぶり安値水準である110.20円前後まで下押すも、その後はショートカバーが優勢となって110.90円台まで値を戻しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

1/17(水)
19:00  11月ユーロ圏建設支出
19:00  12月ユーロ圏消費者物価指数・確報
20:00  11月南アフリカ小売売上高
20:45  サンダース英MPC委員、講演
20:45  バンク・オブ・アメリカ決算
21:30  ゴールドマン・サックス決算
23:15☆12月米鉱工業生産
23:15  12月米設備稼働率
24:00☆カナダ中銀政策金利発表
24:00  1月米NAHB住宅市場指数
28:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00  エバンズ米シカゴ連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁、講演
30:00  11月対米証券投資
30:30 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

東京市場では値を戻したとはいえ、昨日に続き111円ちょうどを前に伸び悩んでおり、上値は重めです。110円台を上下どちらにブレイクするか、欧米株価や米長期金利を眺めて方向感を模索する展開が続く見通しです。

なお、本日のカナダ中銀理事会について、市場では0.25%利上げが確実視されています。その際に発表される声明で、今後の政策スタンスに関する文言に注目です。
トルコリラ/円、高まる利上げ期待、トルコ中銀声明に関心集中 ブログ

トルコリラ/円、高まる利上げ期待、トルコ中銀声明に関心集中

今月4日に発表されたトルコ11月の消費者物価指数が前年比12.98%と2003年に開始した現行の統計方式で最も高い伸びを記録し、トルコ中銀のインフレ目標(5%)を大きく上回りました。これまでもインフレ率の上昇は続いたが、トルコのエルドアン大統領の意向を汲んで政策金利を据え置いてきました。しかし、今月に入りエルドアン大統領の首席経済顧問が中銀の利上げを示唆した事から、本日のトルコ中銀理事会での利上げ期待が急速に高まっています。

某通信社のエコノミスト予想によると、実質的な政策金利となっている後期流動性金利の引き上げが確実視されています。引き上げの予想幅は1.00%が最も多く、中には2%以上との見方もあります。

それと共に重要なのは、トルコ中銀の今後の対応でしょう。市場では、足下のインフレ高進を抑えるためには1%程度の利上げでは不十分との見方が支配的です。したがって、政策金利発表後は、声明に市場の関心が移る事が予想されます。追加利上げの示唆に踏み込めばトルコリラの一段高が見込まれる反面、少しでも様子見姿勢を示せばインフレ対応への弱気姿勢が嫌気されてトルコリラ急落もあり得るため注意が必要です。
NZドル/円、抵抗突破で反発局面入りか ブログ

NZドル/円、抵抗突破で反発局面入りか

NZドル/円相場は、NZの政権交代を嫌気して先月20日に76円ちょうど付近まで下押したが、売り一巡後はじり高で推移。現在NZ中銀(RBNZ)総裁は空席(スペンサー副総裁が総裁代行を務める)となっているが、11日に次期総裁として過去に副総裁を務めたエイドリアン・オア氏が指名されると、不透明感が一部払拭された事などからNZドル買いが強まりました。9月21日と10月19日の高値を結ぶ上値抵抗(11日時点では77.60円前後)を明確に突破すると、約1カ月ぶりに78円台を回復しました。NZドル相場は、反発局面に入った可能性があります。11月の反発局面で超えられなかった200日移動平均線(執筆時79.293円)を明確に突破すると、日足の一目均衡表の雲上限(本日は80.046円)上抜けに期待がかかるでしょう。
ランド/円、「8.40円前後の壁」突破なるか ブログ

ランド/円、「8.40円前後の壁」突破なるか

ランド/円相場は、先月13日に7.70円台まで下落した後は堅調に推移。今月に入り日足の一目均衡表の雲を突破すると、8.40円手前まで続伸しました。その後下押したものの雲上限付近で下げ止まっており、後述する抵抗ゾーン突破に期待が掛かります。

8.40円前後には200日移動平均線(執筆時8.376円)や、今年3月と7月の高値を結ぶレジスタンスライン(今週は8.40円台前半)など、重要な目標値が複数位置しています。足下の勢いに乗ってこれらを突破できれば上値余地が拡大する公算です。その場合、5月?7月にかけて上値抵抗となった8.70円台に向けた一段高も考えられます。
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均がプラス圏を回復する中で111.50円台まで持ち直したとはいえ、値幅はわずか30銭程度に留まりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/24(金)
18:00  独11月Ifo景況感指数
21:30  コンスタンシオECB副総裁、講演
27:15  クーレECB理事、講演
未 定☆S&P、ムーディーズによる南ア格付け見直し
※☆は特に注目の材料

週末である上に米国が感謝祭明けである事から、突発的な材料が出ない限りドル/円は引き続きこう着した展開が見込まれます。

また、格付け会社S&Pとムーディーズが南アフリカの格付けを見直す予定です。今年4月にフィッチが同国債の格付けを投機的水準に引き下げており、両社が追随するか焦点です。仮に両社が格下げすると、世界国債インデックス(WGBI)から除外される事となります。それにより機関投資家からの南ア国債売りが出て一段のランド安を招く可能性があり、注意が必要です。
今日これからのテクニカル見通し:ランド/円 ブログ

今日これからのテクニカル見通し:ランド/円

ランド/円は今月13日に7.70円台の安値を見た後で自立反発するも、日足の一目均衡表の基準線を前に伸び悩み。転換線を再び割ってしまうようならば、下値模索が再開する可能性があります。


(上記ランド/円週足のG.comチャートは11/22の13:06現在)


(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは11/22の13:02現在)

○下値目処について
16年4月高値(7.770円)が下値支持となっていますが。、割ると雲下限(7.617円)が視野に入りそうです。ちょうど、この水準は16年安値-17年高値の1/2押しの水準でもあり、下げ止まらないようならば61.8%押しの水準(7.299円)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処について
日足の一目均衡表の基準線(8.082円)がポイントです。突破すると、以前の三角もち合いの下限が(8.20円手前)が見えてきます。超えることが出来れば、目先の下値模索の動きが一服することが予想され、8.30円前後にある雲上限に向けた続伸もあるでしょう。
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、米紙がトランプ政権のロシア関連疑惑(ロシアゲート)を報じた事や、米長期金利が低下した事から、一時112.30円台まで下落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/17(金)
17:30  ドラギECB総裁、講演
18:00  9月ユーロ圏経常収支
19:00  9月ユーロ圏建設支出
22:00  バイトマン独連銀総裁、講演
22:30☆10月加消費者物価指数
22:30☆10月米住宅着工件数
22:30☆10月米建設許可件数
--:--  NAFTA再交渉の第5回会合(~21日)
--:--  EU財務相理事会(ブリュッセル)
※☆は特に注目の材料

本日は米国で住宅関連の経済指標が発表されますが、材料としてやや小粒です。本日の東京市場で株高にもかかわらずドル/円は下落しており、海外市場でも引き続きロシアゲート関連報道などに注意が必要です。その他、米上院での税制改革審議の行方も気になるところです。

また、カナダで10月消費者物価指数が発表されます。市場予想は前年比+1.4%と前月(+1.6%)から伸びの鈍化が見込まれています。