104_ポンド
今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、前日のハト派的内容となった米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などに反応して売られた流れを引き継いで始まると、一時109.60円台まで続落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
8/17(木)
17:30☆英7月小売売上高
18:00 ユーロ圏6月貿易収支
18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数・確報
20:30☆ECB理事会議事録
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米8月フィラデルフィア連銀製造業指数
21:30 加6月製造業出荷
22:15☆米7月鉱工業生産
22:15 米7月設備稼働率
23:00 米7月景気先行指数
26:00 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
--:-- NAFTA再交渉の第1回会合(?20日)
※☆は特に注目の材料
米国で新規失業保険申請件数や7月鉱工業生産など複数の経済指標が発表されます。昨日の米FOMC議事録などを受けて米年内利上げ期待がやや後退する中、予想より弱い結果が相次ぐようならば一段とドルが売られる事も考えられます。
その他、英国で7月小売売上高の発表があり、こちらも注目です。
8/17(木)
17:30☆英7月小売売上高
18:00 ユーロ圏6月貿易収支
18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数・確報
20:30☆ECB理事会議事録
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米8月フィラデルフィア連銀製造業指数
21:30 加6月製造業出荷
22:15☆米7月鉱工業生産
22:15 米7月設備稼働率
23:00 米7月景気先行指数
26:00 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
--:-- NAFTA再交渉の第1回会合(?20日)
※☆は特に注目の材料
米国で新規失業保険申請件数や7月鉱工業生産など複数の経済指標が発表されます。昨日の米FOMC議事録などを受けて米年内利上げ期待がやや後退する中、予想より弱い結果が相次ぐようならば一段とドルが売られる事も考えられます。
その他、英国で7月小売売上高の発表があり、こちらも注目です。
今日のテクニカル見通し:ポンド/円
ポンド/円相場は、昨日日足の一目均衡表の雲を下抜けた事で三役逆転が点灯しましたが、昨年10月と今年4月の安値を結ぶサポートラインや、週足の一目均衡表の基準線がサポートとなり、今のところ踏みとどまっています。目先はこの辺りの攻防戦の行方に注目です。
(上記ポンド/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは8/10の11:51現在)
○下値目処について
冒頭で触れた、昨年10月と今年4月の安値を結ぶサポートライン(142.20円付近)がポイントです。すぐ下に200日線(141.901円)や週足の一目均衡表の基準線(141.861円)といった重要な目処があり、この辺りで下げ渋るようならば、三役逆転はダマシとの見方からリバウンドする事もありそうです。ただし、割ると下値余地が拡大する事が予想されます。52週線(139.660円)を下抜けると、138円台後半(138.754円・・・週足の一目均衡表の雲下限、138.671円・・・6/12安値)が次の目処となるでしょう。
○上値目処について
143円台前半に週足の一目均衡表の転換線(143.222円)や週足の一目均衡表の雲上限(143.460円)があり、上値を抑えそうです。雲について、2014年末に割り込んでからは一度も引値で突破していないため、超えると上値余地が拡大しそうです。その場合は、144円台や145円台にある目標値をこなしながら、147-8円台を目指す事も考えられます。
○下値目処
142.290円(8/9安値)
142.20円付近(昨年10月と今年4月の安値を結ぶサポートライン)
142.293円(26週線)
141.901円(200日線)
141.861円(週足の一目均衡表の基準線)
139.660円(52週線)
138.754円(週足の一目均衡表の雲下限)
138.671円(6/12安値)
○上値目処
143.222円(週足の一目均衡表の転換線)
143.398円(日足の一目均衡表の雲下限)
143.460円(週足の一目均衡表の雲上限)
143.705円(日足の一目均衡表の雲上限)
143.804円(6日線)
143.964円(13週線)
144.410円(75日線)
144.536円(日足の一目均衡表の転換線)
145.032円(日足の一目均衡表の基準線)
145.187円(20日線)
145.279円(7/12安値)
146.783円(8/3安値)
147.774円(7/11高値)
148.125円(5/10高値)
148.455円(16年12/15高値)
(上記ポンド/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは8/10の11:51現在)
○下値目処について
冒頭で触れた、昨年10月と今年4月の安値を結ぶサポートライン(142.20円付近)がポイントです。すぐ下に200日線(141.901円)や週足の一目均衡表の基準線(141.861円)といった重要な目処があり、この辺りで下げ渋るようならば、三役逆転はダマシとの見方からリバウンドする事もありそうです。ただし、割ると下値余地が拡大する事が予想されます。52週線(139.660円)を下抜けると、138円台後半(138.754円・・・週足の一目均衡表の雲下限、138.671円・・・6/12安値)が次の目処となるでしょう。
○上値目処について
143円台前半に週足の一目均衡表の転換線(143.222円)や週足の一目均衡表の雲上限(143.460円)があり、上値を抑えそうです。雲について、2014年末に割り込んでからは一度も引値で突破していないため、超えると上値余地が拡大しそうです。その場合は、144円台や145円台にある目標値をこなしながら、147-8円台を目指す事も考えられます。
○下値目処
142.290円(8/9安値)
142.20円付近(昨年10月と今年4月の安値を結ぶサポートライン)
142.293円(26週線)
141.901円(200日線)
141.861円(週足の一目均衡表の基準線)
139.660円(52週線)
138.754円(週足の一目均衡表の雲下限)
138.671円(6/12安値)
○上値目処
143.222円(週足の一目均衡表の転換線)
143.398円(日足の一目均衡表の雲下限)
143.460円(週足の一目均衡表の雲上限)
143.705円(日足の一目均衡表の雲上限)
143.804円(6日線)
143.964円(13週線)
144.410円(75日線)
144.536円(日足の一目均衡表の転換線)
145.032円(日足の一目均衡表の基準線)
145.187円(20日線)
145.279円(7/12安値)
146.783円(8/3安値)
147.774円(7/11高値)
148.125円(5/10高値)
148.455円(16年12/15高値)
今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル
ポンド/ドル相場は、先月窓を空けて下押すも一時的となり、その後窓を受けると今月に入り昨年9月以来の高値となる1.31ドル台まで上昇しています。
足元の相場は、昨年6月高値-10月安値の下げ幅に対する戻りを確かめつつあると考えられます。そうした中、目先は下落幅の38.2%戻しの水準(1.31393ドル)を突破できるか注目です。
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/26の11:02現在)
○上値目処について
足元では、日足の一目均衡表の転換線(1.30289ドル)付近で伸び悩み気味となっていますが、突破すると冒頭で触れた7/18高値(1.31246ドル)が焦点となるでしょう。すぐ近くにボリンジャーバンド+2シグマ(
1.31137ドル)もあり、突破すると16年夏の下落に対する戻りを確かめる動きに移行する事が予想されます。
16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し(1.31393ドル)を超えると、前述の下げ幅1/2戻し(1.34975ドル)に向けた一段高も考えられます。
○下値目処について
20日線(1.29745ドル)や13週線(1.29131ドル)を割ると、1.28ドル台半ばから後半が焦点となりそうです。近くに75日線(1.28758ドル)や、日足の一目均衡表の基準線&週足の一目均衡表の転換線(1.28568ドル)もあり、注目です。すぐ下のボリンジャーバンド-2シグマ(1.28352ドル)を明確に割り込むようならば、200日線(1.25835ドル)に向けた一段安も考えられます。
○上値目処
1.30289ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.31137ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31246ドル(7/18高値)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.32096ドル(14年7月高値1.71903ドル-16年10月安値1.19799ドルの下げ幅23.6%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34811ドル(16年7月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
1.34974ドル(週足の一目均衡表の雲上限)
1.35010ドル(09年1月安値)
○下値目処
1.30120ドル(6日線)
1.29745ドル(20日線)
1.29131ドル(13週線)
1.28758ドル(75日線)
1.28568ドル(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
1.28352ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.27630ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27252ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.27019ドル(26週線)
1.26680ドル(52週線)
1.26167ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25835ドル(200日線)
1.25459ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
足元の相場は、昨年6月高値-10月安値の下げ幅に対する戻りを確かめつつあると考えられます。そうした中、目先は下落幅の38.2%戻しの水準(1.31393ドル)を突破できるか注目です。
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/26の11:02現在)
○上値目処について
足元では、日足の一目均衡表の転換線(1.30289ドル)付近で伸び悩み気味となっていますが、突破すると冒頭で触れた7/18高値(1.31246ドル)が焦点となるでしょう。すぐ近くにボリンジャーバンド+2シグマ(
1.31137ドル)もあり、突破すると16年夏の下落に対する戻りを確かめる動きに移行する事が予想されます。
16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し(1.31393ドル)を超えると、前述の下げ幅1/2戻し(1.34975ドル)に向けた一段高も考えられます。
○下値目処について
20日線(1.29745ドル)や13週線(1.29131ドル)を割ると、1.28ドル台半ばから後半が焦点となりそうです。近くに75日線(1.28758ドル)や、日足の一目均衡表の基準線&週足の一目均衡表の転換線(1.28568ドル)もあり、注目です。すぐ下のボリンジャーバンド-2シグマ(1.28352ドル)を明確に割り込むようならば、200日線(1.25835ドル)に向けた一段安も考えられます。
○上値目処
1.30289ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.31137ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31246ドル(7/18高値)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.32096ドル(14年7月高値1.71903ドル-16年10月安値1.19799ドルの下げ幅23.6%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34811ドル(16年7月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
1.34974ドル(週足の一目均衡表の雲上限)
1.35010ドル(09年1月安値)
○下値目処
1.30120ドル(6日線)
1.29745ドル(20日線)
1.29131ドル(13週線)
1.28758ドル(75日線)
1.28568ドル(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
1.28352ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.27630ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27252ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.27019ドル(26週線)
1.26680ドル(52週線)
1.26167ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25835ドル(200日線)
1.25459ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
ポンド/円、来月BOE理事会の重要な手がかり
ポンド/円相場は、先月後半より堅調に推移すると、今月11日に約2カ月ぶり高値となる147.70円台まで上昇。インフレ高進を背景に英中銀(BOE)が緩和的な金融政策を正常化に向かわせるとの観測が強まった事が追い風となりました。
本日、英6月消費者物価指数が発表されます。英中銀(BOE)の中で利上げと金利据え置きで主張が分かれる中、本日の指標は次回8月の理事会を占う上で市場の関心が集まっています。事前予想は前年比+2.9%、コア・前年比+2.6%と、5月並みの伸びが見込まれています。既にBOEのインフレ目標(年1?3%)の上限に迫る中、予想を上回るようならば、来月3日の理事会での利上げ観測が一段と高まってポンド相場に上昇圧力が掛かる公算です。ポンド/円は昨年12月高値(148.455円)を突破すると、月足の一目均衡表の雲下限(今月は156.341円)まで主だった目処が見当らないため、目先は150円ちょうどの心理的節目を目指す事となるでしょう。
本日、英6月消費者物価指数が発表されます。英中銀(BOE)の中で利上げと金利据え置きで主張が分かれる中、本日の指標は次回8月の理事会を占う上で市場の関心が集まっています。事前予想は前年比+2.9%、コア・前年比+2.6%と、5月並みの伸びが見込まれています。既にBOEのインフレ目標(年1?3%)の上限に迫る中、予想を上回るようならば、来月3日の理事会での利上げ観測が一段と高まってポンド相場に上昇圧力が掛かる公算です。ポンド/円は昨年12月高値(148.455円)を突破すると、月足の一目均衡表の雲下限(今月は156.341円)まで主だった目処が見当らないため、目先は150円ちょうどの心理的節目を目指す事となるでしょう。
今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル
ポンド/ドル相場は、今月9日に窓を開けて下落すると、日足の一目均衡表の雲下抜けを窺う展開となりましたが、割り込む事無く下げ渋りました。今週に入り転換線や基準選を回復したほか、昨日は窓を埋めており、本日は雲の上でスタートしています。
こうした中、目先は先月18日高値(1.30473ドル)を超えられるかが焦点となるでしょう。突破すると上値余地が拡大する公算です。
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/29の11:30現在)
○上値目処について
1.30ドル台前半が攻防の分岐点となっている様子です。ボリンジャーバンド+2シグマ(1.30169ドル)や、冒頭で触れた5/18高値(1.30473ドル)などがあり、突破に際し抵抗が予想されます。そうしたなかで超えることが出来れば、相場は16年6月高値-10月安値の下げ幅に対する戻りを確かめる局面に入る可能性があります。その場合は、38.2%戻し(1.31393ドル)や1/2戻し(1.34975ドル)の水準に注目です。
○下値目処について
日足の一目均衡表の雲上限(1.29300ドル)を維持できないようならば、週足の一目均衡表の転換線(1.28181ドル)や6日線(1.28056ドル)などが位置する1.28ドル台前半まで下値余地が拡大する公算です。このあたりで下げ止まらないようならば、75日線(1.27472ドル)を射程に入れつつ、日足の一目均衡表の雲下限(1.25967ドル)に向けて一段安となる事も考えられます。
○上値目処
1.30169ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.30473ドル(5/18高値)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
○下値目処
1.29300ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.28181ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.28056ドル(6日線)
1.28042ドル(13週線)
1.28025ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.27964ドル(20日線)
1.27940ドル(16年7/6安値)
1.27820ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.27472ドル(75日線)
1.26762ドル(52週線)
1.26355ドル(6/9安値)
1.26140ドル(3/27高値)
1.26086ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.25994ドル(26週線)
1.25967ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.25759ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
こうした中、目先は先月18日高値(1.30473ドル)を超えられるかが焦点となるでしょう。突破すると上値余地が拡大する公算です。
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/29の11:30現在)
○上値目処について
1.30ドル台前半が攻防の分岐点となっている様子です。ボリンジャーバンド+2シグマ(1.30169ドル)や、冒頭で触れた5/18高値(1.30473ドル)などがあり、突破に際し抵抗が予想されます。そうしたなかで超えることが出来れば、相場は16年6月高値-10月安値の下げ幅に対する戻りを確かめる局面に入る可能性があります。その場合は、38.2%戻し(1.31393ドル)や1/2戻し(1.34975ドル)の水準に注目です。
○下値目処について
日足の一目均衡表の雲上限(1.29300ドル)を維持できないようならば、週足の一目均衡表の転換線(1.28181ドル)や6日線(1.28056ドル)などが位置する1.28ドル台前半まで下値余地が拡大する公算です。このあたりで下げ止まらないようならば、75日線(1.27472ドル)を射程に入れつつ、日足の一目均衡表の雲下限(1.25967ドル)に向けて一段安となる事も考えられます。
○上値目処
1.30169ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.30473ドル(5/18高値)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
○下値目処
1.29300ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.28181ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.28056ドル(6日線)
1.28042ドル(13週線)
1.28025ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.27964ドル(20日線)
1.27940ドル(16年7/6安値)
1.27820ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.27472ドル(75日線)
1.26762ドル(52週線)
1.26355ドル(6/9安値)
1.26140ドル(3/27高値)
1.26086ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.25994ドル(26週線)
1.25967ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.25759ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル
ポンド/ドル相場は、週足の一目均衡表で雲上抜けに失敗する中、日足では前週末に窓を空けて急落。その後も窓を埋められないなど、相場は再び下落する可能性があります。
日足では既に4月21日と5月12日を結ぶサポートラインに加え、3月14日と4月10日の安値を結ぶサポートラインも割っています。足元でした多し目処となっている6月9日安値(1.26355ドル)を割るようならば、雲下限まで下値余地が拡大しそうです。
(上記ポンド/ドル・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)
○下値目処について
6/9安値(1.26355ドル)を割ると、日足の一目均衡表の雲下限(1.25480ドル)が焦点となるでしょう。すぐ上に(以前の三角もち合い上限(1.25542ドル)もあり、割れてしまうと下値余地が拡大する公算です。4/7安値(1.23660ドル)付近で下げ止まらないようならば、短中期では3/14安値(1.21088ドル)に向けた一段安も考えられます。
○上値目処について
1.27ドル台後半に、まずは注目です。日足の一目均衡表の雲上限(1.27925ドル)や52週線(1.27945ドル)等複数の目標値が集まっており、突破できれば、日足チャート上に開いた窓(6/9高値1.28270ドル-6/8安値1.29077ドル)が注目されるでしょう。ただ、窓の中に日足の一目均衡表の転換線(1.28065ドル)や基準線(1.28414ドル)がありますので、埋めるのは容易ではないかも知れません。
○下値目処
1.26865ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.26687ドル(75日線)
1.26483ドル(13週線)
1.26355ドル(6/9安値)
1.25919ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.25736ドル(200日線)
1.25542ドル(以前の三角もち合い上限)
1.25480ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.25166ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25136ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.23660ドル(4/7安値)
1.21088ドル(3/14安値)
○上値目処
1.27813ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.27925ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27940ドル(16年7/6安値)
1.27945ドル(52週線)
1.28031ドル(6日線)
1.28065ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.28414ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.28826ドル(20日線)
1.30473ドル(5/18高値)
1.30787ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
日足では既に4月21日と5月12日を結ぶサポートラインに加え、3月14日と4月10日の安値を結ぶサポートラインも割っています。足元でした多し目処となっている6月9日安値(1.26355ドル)を割るようならば、雲下限まで下値余地が拡大しそうです。
(上記ポンド/ドル・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)
○下値目処について
6/9安値(1.26355ドル)を割ると、日足の一目均衡表の雲下限(1.25480ドル)が焦点となるでしょう。すぐ上に(以前の三角もち合い上限(1.25542ドル)もあり、割れてしまうと下値余地が拡大する公算です。4/7安値(1.23660ドル)付近で下げ止まらないようならば、短中期では3/14安値(1.21088ドル)に向けた一段安も考えられます。
○上値目処について
1.27ドル台後半に、まずは注目です。日足の一目均衡表の雲上限(1.27925ドル)や52週線(1.27945ドル)等複数の目標値が集まっており、突破できれば、日足チャート上に開いた窓(6/9高値1.28270ドル-6/8安値1.29077ドル)が注目されるでしょう。ただ、窓の中に日足の一目均衡表の転換線(1.28065ドル)や基準線(1.28414ドル)がありますので、埋めるのは容易ではないかも知れません。
○下値目処
1.26865ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.26687ドル(75日線)
1.26483ドル(13週線)
1.26355ドル(6/9安値)
1.25919ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.25736ドル(200日線)
1.25542ドル(以前の三角もち合い上限)
1.25480ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.25166ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25136ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.23660ドル(4/7安値)
1.21088ドル(3/14安値)
○上値目処
1.27813ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.27925ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27940ドル(16年7/6安値)
1.27945ドル(52週線)
1.28031ドル(6日線)
1.28065ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.28414ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.28826ドル(20日線)
1.30473ドル(5/18高値)
1.30787ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
ポンド/ドル、窓埋めきれず続落余地
9日早朝に、前日8日に行われた英総選挙で与党・保守党の劣勢が伝わる中、ポンド/ドルは8日終値(1.29526ドル)から下方向に窓を開けてスタート。売り一巡後はやや戻すも窓を埋めるには至らず、本日の東京市場で1.2640ドル台まで下落して9日安値(1.26355ドル)に迫りました。総選挙後の連立内閣樹立が難航している上、13日に英紙が「ソフトブレグジット達成に向け、保守党が労働党と極秘に会談」と報じるなど、メイ英首相の求心力低下により欧州連合(EU)離脱交渉が不透明となっている事が、ポンドの上値を重くしています。
こうした中、ポンド/ドルはテクニカル・ファンダメンタルズ両面から売り圧力が掛かる公算が大きいと見ます。9日安値を割るようならば、下値余地が拡大する事になりそうです。その場合、日足の一目均衡表の雲下限(本日は1.25473ドル)や週足の一目均衡表の基準線(執筆時1.25166ドル)が下値目処として挙げられます。
こうした中、ポンド/ドルはテクニカル・ファンダメンタルズ両面から売り圧力が掛かる公算が大きいと見ます。9日安値を割るようならば、下値余地が拡大する事になりそうです。その場合、日足の一目均衡表の雲下限(本日は1.25473ドル)や週足の一目均衡表の基準線(執筆時1.25166ドル)が下値目処として挙げられます。