今夜の注目材料は?6/20
東京市場のドル/円は、日本株が上昇する中、111.70円台までじりじりと上値を伸ばして月初来高値を更新。ただ、その後はやや伸び悩んでおり、欧米市場の動きが気になるところです。まずは今夜の注目イベントを確認しておきましょう。 6/20(火)16:15☆ フィッシャーFRB副議長、講演16:30☆ カーニーBOE総裁、講演17:00 ユーロ圏4月経常収支17:00 南アフリカ1-3月期経常収支17:30 コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演21:15 ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演21:30 カナダ4月卸売売上高21:30 米1?3月期経常収支未定 NZフォンテラ乳製品電子入札28:00☆ カプラン米ダラス連銀総裁、講演※☆は特に注目の材料 昨晩のドル高の原動力となったダドリーNY連銀総裁が米連邦公開市場委員会(FOMC)の「ナンバー3」なら、本日講演予定のフィッシャーFRB副議長は「ナンバー2」です。「ナンバー1」のイエレンFRB議長も先週のFOMC後の会見で金利とバランスシートの正常化に前向きな姿勢を示しており、フィッシャー副議長も同様のスタンスなら、FOMC「トップ3」の足並みが見事に揃う事になります。ただ、講演はオランダ中銀主催のマクロプルーデンス政策に関する協議会で行われるため、金融政策には言及しない事もありえます。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:111.100-112.200円 )