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ブログ 昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木)
ブログ 今夜から明朝の注目材料は?
東京市場のドル/円は、手がかり材料に乏しい中で112円ちょうどを挟んでもみ合う展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
7/19(水)
17:00 南アフリカ6月消費者物価指数
18:00 ユーロ圏5月建設支出
20:00 モルガン・スタンレー決算
20:00 南アフリカ5月小売売上高
21:30 カナダ5月製造業出荷
21:30☆米6月住宅着工件数
21:30☆米6月建設許可件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
7/20(木)
08:50☆日6月貿易収支
10:30☆豪6月雇用統計
※☆は特に注目の材料
本日は米国で6月住宅着工件数が発表されますが、注目度はやや低めです。それ以上に、米政治情勢に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、ドル/円は上値の重い展開が続きそうです。昨日に続いて米長期金利が低下するようならば、昨日安値(111.686円)割れを試す機運が高まる見通しです。
ブログ 昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水)
ブログ 今夜の注目材料は?7/18
ブログ 7/14に発表されたIMMポジション
以下、ポイントです。
・円
112125枚ショートと、前週比37089枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約3.5万枚の大幅増となっている。ドル/円相場は前月後半からの上昇基調に乗って今月11日に3月以来となる114.40円台に上昇しており、円先安感が強まった様子が窺える
・カナダドル
8604枚ショートと、前週比30768枚減。内訳を見るとショートが前週の約7.4万枚から約5.4万枚に減少すると共に、ロングは約3.4万枚から4.6万枚に増加している。算出対象(7/5-11)翌日の加中銀(BOC)理事会での利上げ観測が高まる中、ショートポジションを手仕舞う動きが強まったようだ
図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)![]()
図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
| 通貨 | 枚数 | 前週比 |
| 円 | 112125枚ショート | 37089枚増 |
| ユーロ | 83788枚ロング | 6324枚増 |
| ポンド | 24138枚ショート | 3629枚減 |
| スイスフラン | 208枚ロング | 321枚増 |
| カナダドル | 8604枚ショート | 30768枚減 |
| 豪ドル | 36806枚ロング | 4392枚増 |
| メキシコペソ | 97859枚ロング | 13000枚増 |
| ニュージーランドドル | 31905枚ロング | 2772枚増 |
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
| 17/07/14 | 17/07/07 | |
| Long | 40,778 | 43,648 |
| Short | 152,903 | 118,684 |
| Net | -112,125 | -75,036 |
ブログ 今日のテクニカル見通し:ドル/円
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)
○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。
○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。
○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)
○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)
ブログ 昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)
ブログ 14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月)
----------7/14ドル円相場概況---------------------
ブログ 今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、連休前の仲値公示に絡んで113.50円台まで値を上げるも一時的となり、その後は113.20円台まで失速しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
7/14(金)
17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:00 ユーロ圏5月貿易収支
20:00 米JPモルガン・チェース決算
21:00 米シティグループ決算
21:30☆米6月消費者物価指数
21:30☆米6月小売売上高
22:15☆米6月鉱工業生産
22:15 米6月設備稼働率
22:30 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
23:00☆米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
23:00 米5月企業在庫
※☆は特に注目の材料
本日は重要な経済イベントが多数ありますが、その中で最も注目されるのは米6月消費者物価指数です。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が昨日・一昨日の議会証言で「低インフレが続けば利上げ余地は限られる」との見方を示しました。そうした中、インフレ率の伸びが予想(前月比+0.1%、前年比+1.7%、コア・前年比+1.7%)を下回るようならば、年内利上げ期待が一段と後退してドル売りが優勢となる公算です。
また、同時刻に米6月小売売上高も発表されます。個人消費は米国の国内総生産(GDP)の約7割を占めるとされており、こちらも注目です。