101_ドル

今夜の注目材料は?7/20 ブログ

今夜の注目材料は?7/20

 東京市場のドル/円は、112円台を回復するなど堅調に推移しました。日銀がインフレ目標達成時期の見通しを先延ばしにした事で円売りが強まる場面もありました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 7/20(木)17:00   ユーロ圏5月経常収支17:30   英6月小売売上高指数20:45☆ ECB政策金利発表21:30☆ ドラギECB総裁、会見21:30☆ 米新規失業保険申請件数21:30   米7月フィラデルフィア連銀製造業指数23:00   ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値23:00   米6月景気先行指数未定    南ア中銀政策金利発表 ※☆は特に注目の材料
 日銀は、予想通りに大規模緩和の維持を決定。黒田日銀総裁の会見がこれから始まりますが、大きな波乱を呼ぶ可能性は低く、市場の関心は欧州中銀(ECB)に向かいそうです。ECBについても政策変更の可能性はほぼゼロと見られていますが、量的緩和(QE)縮小に向けたヒントが出るか注目が集まっています。ドラギ総裁の会見などを通じてECBの政策スタンスが市場に「タカ派的」と受け止められれば、ユーロ/円経由でドル/円にも上昇圧力がかかる可能性もあります。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木)

  ----------7/19ドル円相場概況--------------------- OP 112.076HI 112.228LO 111.548CL 111.874 東京市場は、小動きに終始。112円ちょうどを挟んでもみ合った。欧州市場も手掛り薄く、ほぼ同じ水準でもみ合いが継続。NY市場では米長期金利の低下につれて111.548円まで下落して6月27日以来の安値を示現。円ショートの投げが出たとの観測もあり、米住宅着工件数の好結果は支えにならなかった。ただ、原油が在庫統計後に反発すると米株と米長期金利の持ち直しにつれてドル円も反発。引けにかけて111.90円前後まで緩やかに買い戻された。 -----------7/19主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月建設支出 (前月比) -0.7% 前回+0.3%  21:30 (米) 6月住宅着工件数 121.5万件前回109.2万件→112.2万件予想116.0万件  (米) 6月建設許可件数 125.4万件前回116.8万件 予想120.1万件   -----------7/19株式・債券・商品---------------------- ---------7/20きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    6月貿易統計(通関ベース)未定    日銀金融政策決定会未定    経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解)15:30    黒田日銀総裁、定例記者会見 <海外>10:30    6月豪雇用統計15:00    6月スイス貿易収支15:00    6月独生産者物価指数17:00    5月ユーロ圏経常収支17:30    6月英小売売上高指数17:30    6月香港消費者物価指数20:45    ECB政策金利発表21:30    ドラギECB総裁、定例記者会見21:30    前週分の米新規失業保険申請件数21:30    7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数23:00    7月ユーロ圏消費者信頼感指数23:00    6月米景気先行指標総合指数未定     南アSARB政策金利発表 --------7/20きょうのひとこと------------------------- きょうは日銀とECBの政策発表が行われます。一時は市場のメインテーマとなったものの、このところややピンボケ感が出始めた「金融政策の温度差」に再び焦点が当たるのか、両総裁の発言が注目されるところです。発言内容によって、来週26日のFOMCに対する注目度合いも変わってきそうです。 本日もよろしくお願いいたします。   
今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、手がかり材料に乏しい中で112円ちょうどを挟んでもみ合う展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/19(水)
17:00  南アフリカ6月消費者物価指数
18:00  ユーロ圏5月建設支出
20:00  モルガン・スタンレー決算
20:00  南アフリカ5月小売売上高
21:30  カナダ5月製造業出荷
21:30☆米6月住宅着工件数
21:30☆米6月建設許可件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計

7/20(木)
08:50☆日6月貿易収支
10:30☆豪6月雇用統計
※☆は特に注目の材料

本日は米国で6月住宅着工件数が発表されますが、注目度はやや低めです。それ以上に、米政治情勢に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、ドル/円は上値の重い展開が続きそうです。昨日に続いて米長期金利が低下するようならば、昨日安値(111.686円)割れを試す機運が高まる見通しです。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水)

 ----------7/18ドル円相場概況--------------------- OP 112.614HI 112.678LO 111.686CL 112.077 東京市場は、米ヘルスケア法案の可決が困難になった事を受けてドル売りが再燃。日本株の下落も相まって一時112円台を割り込んで下落した。欧州市場は、112.30円台に小戻す場面もあったが、米10年債利回りが2.3%を割り込んで低下する中で上値は重く、再び112円台を割り込む軟調推移。NY市場に入っても米長期金利の低下が続き、111.686円まで下値を切り下げた。ただ、その後は米株が下げ幅を縮小した事が支えとなり112円台を回復するなど下げ渋った。 -----------7/18主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +1.7%前回+2.2% 予想+1.9% 09:45 米共和党上院議員でさらに2人がヘルスケア法案に反対(与党造反4名となり可決は困難に)  10:30 (豪) RBA議事録・第2四半期の経済指標は概ね好調・金利の据え置きは持続的成長・インフレ目標と合致している・国内の労働市場や住宅市場は注意深く見守る必要・豪ドル高は、豪経済のリバランスを複雑にする・第2四半期のGDP伸び率は上向き、家計消費が回復・2017-18年度の財政政策は以前の予想より積極的・中立実質金利は1%前後に低下、中立名目金利は3.5%・雇用の指標は良好であり、労働市場の改善を裏付け  17:30 (英) 6月消費者物価指数 (前年比) +2.6%前回+2.9% 予想+2.9%  (英) 6月小売物価指数 (前年比) +3.5%前回+3.7% 予想+3.6%  (英) 6月生産者物価指数 (前年比) +3.3%前回+3.6% 予想+3.4%   18:00 (独) 7月ZEW景気期待指数 17.5前回18.6 予想18.0   (ユーロ圏) 7月ZEW景気期待指数 35.6前回37.7   21:30 (米) 6月輸入物価指数 (前月比) -0.2%前回-0.3%→-0.1%予想-0.2%  23:00 (米) 7月NAHB住宅市場指数 64前回 67→66予想 67  29:00 (米) 5月対内証券投資 +919億USD 前回+18億USD→+97億USD ------------7/18株式・債券・商品----------------------

  ---------7/19きょうの注目材料------------------------- <国内>未定    7月月例経済報告 <海外>17:00    南アフリカ6月消費者物価指数18:00    ユーロ圏5月建設支出20:00    モルガン・スタンレー第2四半期決算20:00    南アフリカ5月小売売上高21:30    カナダ5月製造業出荷21:30    米6月住宅着工件数21:30    米6月建設許可件数23:30    米EIA週間原油在庫統計 --------7/19きょうのひとこと------------------------- 経済と政治の両面からドルに下落圧力がかかっており、ドル円は3週間ぶりに111.60円台まで下落しました。ただ、この111.60円台は6-7月の上げ幅の半値押し(フィボナッチ50%押し)という象徴的な水準です。多少「贔屓目」に見れば、安値示現後に200日線を回復した動きと相まって底入れの兆しと言えなくもありません。下げが先行していた米ハイテク株が切り返して、ナスダックが高値を更新したのも心強い動きです。 本日もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は?7/18 ブログ

今夜の注目材料は?7/18

 東京市場のドル/円は、一時112円台を割り込んで下落。追加利上げ期待が後退しているのに加え、米議会でヘルスケア法案に対する反対票が増加したと報じられた事も重しとなったようです。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 7/18(火)17:30☆ 英6月消費者物価指数17:30☆ 英6月小売物価指数17:30☆ 英6月生産者物価指数18:00☆ 独7月ZEW景気期待指数18:00   ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45   米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30   米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30   米6月輸入物価指数未定  NZフォンテラ社乳製品電子入札23:00   米7月NAHB住宅市場指数29:00   米5月対内証券投資29:00   米IBM第2四半期決算 ※☆は特に注目の材料 米議会でヘルスケア(オバマケア代替)法案の合意に手間取れば、市場が期待を寄せる「歴史的な減税」の実施も後ずれする公算が大きくなります。市場の関心が再び政治に向かうきっかけとなる可能性もあるため、米ヘルスケア法案絡みの続報に注意です。なお、本日は米経済指標もいくつか発表予定ですが、重要統計は見当たらずドル相場への影響は限られそうです。
7/14に発表されたIMMポジション ブログ

7/14に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
112125枚ショートと、前週比37089枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約3.5万枚の大幅増となっている。ドル/円相場は前月後半からの上昇基調に乗って今月11日に3月以来となる114.40円台に上昇しており、円先安感が強まった様子が窺える

・カナダドル
8604枚ショートと、前週比30768枚減。内訳を見るとショートが前週の約7.4万枚から約5.4万枚に減少すると共に、ロングは約3.4万枚から4.6万枚に増加している。算出対象(7/5-11)翌日の加中銀(BOC)理事会での利上げ観測が高まる中、ショートポジションを手仕舞う動きが強まったようだ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)


図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
通貨枚数前週比円112125枚ショート37089枚増ユーロ83788枚ロング6324枚増ポンド24138枚ショート3629枚減スイスフラン208枚ロング321枚増カナダドル8604枚ショート30768枚減豪ドル36806枚ロング4392枚増メキシコペソ97859枚ロング13000枚増ニュージーランドドル31905枚ロング2772枚増
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/1417/07/07Long40,77843,648Short152,903118,684Net-112,125-75,036
今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月に入り5月高値(114.362円)を突破するも、心理的節目の114.50円を前に伸び悩み。足元で日足の一目均衡表の転換線を下抜けたほか、本日の東京市場でわずかながら今月安値を更新しており、目先的には下値模索の動きが先行しやすくなっていると見ます。目先は75日線や200日線といった、チャートポイントで反発するか注目です。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)

○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。

○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。

○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)

○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)

 ----------7/17ドル円相場概況--------------------- OP 112.477HI 112.863LO 112.325CL 112.624 東京市場は、海の日の祝日につき動意限定。前週末の米CPI&小売ショックの余韻が残り小緩む場面もあったが、中国GDPの好結果などもあって午後には112.70円台へ持ち直した。欧州市場は欧州国債利回りが低下する中、ユーロ円やポンド円の下落が重しとなり112.30円台へと弱含んだ。NY市場に入ると、112.325円の安値を付けたのち、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り観測などで112.863円の高値まで急反発。ただ、フィキシングタイム通過後は、米長期金利の低下や米国株の弱含みが重しとなり、112.50円台に押し戻されるなど上値が重かった。 -----------7/17主な出来事---------------------------- 11:00 (中国) 6月鉱工業生産 (前年比) +7.6%前回+6.5% 予想+6.5%   11:00 (中国) 4-6月期GDP (前年比) +6.9% 前回+6.9% 予想+6.8%  11:00 (中国) 6月小売売上高 (前年比) +11.0%前回+10.7% 予想+10.6%   16:00 (トルコ) 4月失業率 10.5%前回11.7% 予想11.0%   18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.3% 前回+1.3% 予想+1.3%  21:30 (米) 7月NY連銀製造業景況指数 9.80前回19.80 予想15.00  21:30 (加) 5月国際証券取引高 +294.6億CAD 前回+106.0億CAD→+106.1億CAD ------------7/17株式・債券・商品----------------------
   ---------7/18きょうの注目材料------------------------- <国内>なし <海外>07:45    4-6月期NZ消費者物価指数10:30    RBA議事録17:30    英6月消費者物価指数17:30    英6月小売物価指数17:30    英6月生産者物価指数18:00    独7月ZEW景気期待指数18:00    ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45    米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30    米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30    米6月輸入物価指数23:00    米7月NAHB住宅市場指数29:00    米5月対内証券投資29:00    米IBM第2四半期決算 --------7/18きょうのひとこと------------------------- 米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。  本日もよろしくお願いいたします。   
14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月) ブログ

14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月)

   
----------7/14ドル円相場概況--------------------- OP 113.286HI 113.574LO 112.259CL 112.520 東京市場は、3連休前の実質5・10日とあって実需のドル買いが先行すると113.574円まで上昇。しかし、仲値公示後はじり安の展開となり、午後には113.20円前後まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利が低下する中、113.00円前後まで続落。NY市場に入ると、米6月消費者物価指数と米6月小売売上高のダブルパンチを浴びて5分で50銭の急落を演じた。その後も米長期金利が低下幅を拡大する中、ドル売り圧力は収まらず112.259円まで下値を切り下げた。その後は、米国株の上昇に支えられて買い戻しが入ったが、長期金利の巻き戻しにもかかわらず112.70円台で頭打ちになると112.50円付近に押し戻されてクローズした。 -----------7/14主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月貿易収支(季調前)+214億EUR前回+179億EUR 21:30 (米) 6月消費者物価指数 (前月比)0.0%前回-0.1%予想+0.1%(米) 6月消費者物価指数 (前年比)+1.6%前回+1.9%予想+1.7%(米) 6月消費者物価指数 (コア:前年比)+1.7%前回+1.7%予想+1.7% 21:30 (米) 6月小売売上高 (前月比)-0.2%前回-0.3%→-0.1%予想+0.1%(米) 6月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.2%前回-0.3%予想+0.2% 22:15 (米) 6月鉱工業生産 (前月比)+0.4%前回0.0%→+0.1%予想+0.3%(米) 6月設備稼働率76.6%前回76.6%→76.4%予想76.8% 23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報93.1前回95.1予想95.0 23:00 (米) 5月企業在庫 (前月比)+0.3%前回-0.2%予想+0.3% ------------7/14株式・債券・商品---------------------- 日経平均 20118.86(△19.05)上海総合3222.42(△4.25) 英FT 7242.13(▼15.16)独DAX12733.41(▼60.59) NYダウ21637.74 (△84.65) 日10年債0.078% (▼0.001) 豪10年債2.718% (△0.031)英10年債1.310% (△0.008)独10年債0.597% (▼0.006)米2年債 1.356% (▼0.007)米10年債2.332% (▼0.013) NY原油 46.54(△0.46)NY金 1227.50(△10.20) --------7/17きょうの注目材料------------------------- <国内>海の日の祝日で休場 <海外>11:00    中国6月鉱工業生産11:00    中国6月小売売上高11:00    中国4-6月期GDP16:00  トルコ4月失業率18:00    ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値21:30    カナダ5月国際証券投資21:30    米7月NY連銀製造業景気指数 --------7/17きょうのひとこと------------------------ 米6月消費者物価指数は、たしかに期待外れでしたが、コア指数が前年比+1.7%と底堅い伸びを示しており低インフレ懸念が高まるほどではないと感じます。それより、米6月小売売上高が除自動車で2カ月連続で減少した事のほうが消費大国アメリカの景気先行きに対する不安を抱かせます。ドル円は200日移動平均線(111.741)や6-7月の上げ幅の半値押し(111.639)のサポートを試す展開がやってきそうです。  今週もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、連休前の仲値公示に絡んで113.50円台まで値を上げるも一時的となり、その後は113.20円台まで失速しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/14(金)
17:00  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:00  ユーロ圏5月貿易収支
20:00  米JPモルガン・チェース決算
21:00  米シティグループ決算
21:30☆米6月消費者物価指数
21:30☆米6月小売売上高
22:15☆米6月鉱工業生産
22:15  米6月設備稼働率
22:30  カプラン米ダラス連銀総裁、講演
23:00☆米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
23:00  米5月企業在庫
※☆は特に注目の材料

本日は重要な経済イベントが多数ありますが、その中で最も注目されるのは米6月消費者物価指数です。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が昨日・一昨日の議会証言で「低インフレが続けば利上げ余地は限られる」との見方を示しました。そうした中、インフレ率の伸びが予想(前月比+0.1%、前年比+1.7%、コア・前年比+1.7%)を下回るようならば、年内利上げ期待が一段と後退してドル売りが優勢となる公算です。

また、同時刻に米6月小売売上高も発表されます。個人消費は米国の国内総生産(GDP)の約7割を占めるとされており、こちらも注目です。