101_ドル

今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、112円を挟んで小動きとなりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードの強い中、高安はわずか30銭弱に留まっています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/26(水)
17:30☆4-6月期英GDP・速報
23:00  6月米新築住宅販売件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
24:30  ラウテンシュレーガーECB理事、講演
26:00  米5年債入札(340億ドル)
27:00☆米FOMC政策金利発表

7/27(木)
10:30  4-6月期豪輸入物価指数
※☆は特に注目の材料

本日は米FOMCが最大の注目材料です。今回は政策金利の変更が予想されていないほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見もないため、市場の関心は声明に集まっています。先月イエレン議長は「インフレ率の低迷は一時的」との見方を示すも、今月の議会証言では「インフレ率が目標の2%を持続的に下回り推移するリスクを認識」との見方を示しています。したがって、今回の声明はインフレ見通しが焦点です。

なお、英国で4-6月期国内総生産(GDP)が発表されます。事前予想は前期比+0.3%、前年比+1.7%となっています。
 
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/26 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/26 水)

----------7/25ドル円相場概況--------------------- OP 111.097HI 111.954LO 110.830CL 111.921 東京市場は、111.30円台まで買いが先行するも5・10日仲値を過ぎると売り優勢に転換。株価が弱含む中、午後には110.830円の安値を付けた。欧州市場は、原油高・株高を背景に欧米超金利が上昇する中、ドル買い・円売りが優位となり111.50円台へ反発。NY市場では、消費者信頼感指数の好結果もあって111.70円前後へ続伸。さらにヘルスケア法案審議の動議が上院で可決されると、株高や長期金利の上昇とともにドルが上伸。終盤に111.954円まで上値を伸ばして高値圏で取引を終えた。 -----------7/25主な出来事---------------------------- 08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨 (6月15-16日開催分)・予想物価上昇率は、弱含みの局面が続いている・景気は緩やかな拡大に転じつつある・物価2%目標に向けたモメンタム、維持されているが力強さに欠ける・個人消費は、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、底堅く推移している・物価2%の目標にはなお距離があり、強力な金融緩和推進が必要・主要先進国が同じ物価上昇率を目指すことは、長い目でみると為替レートの安定につながる・2%の物価安定目標の実現は、日本経済にとって極めて重要・(出口議論で何人かの委員)日銀財務への影響を含め、しっかり説明し理解を得ていくことが重要・(出口議論で複数の委員)内部でしっかりと調査や分析を進める必要がある   17:00 (独) 7月Ifo景況感指数 116.0前回115.1→115.2予想114.9   鈴木日銀審議委員、就任会見・銀行員としての経験役立てる・2%物価目標はなんとしても達成したい・時としてサプライズは必要だが対話も重要 片岡日銀審議委員、就任会見・なんとしても2%物価目標を達成したい」・(政策手段について)金利か量かはその時々の判断に応じて変わってくる 21:22 トランプ米大統領・EUは米国に対して非常に保護主義的 22:00 (米) 5月住宅価格指数 (前月比)+0.4%前回 +0.7%→+0.6%予想 +0.5%   22:00 (米) 5月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.69%前回+5.67%→+5.77%予想 +5.80%   23:00 IMF、「ECBは金融緩和継続すべき」 23:00 (米) 7月消費者信頼感指数 121.1 前回118.9→117.3予想116.5  23:00 (米) 7月リッチモンド連銀製造業指数 14 前回7→11予想 7  28:30 トランプ米大統領・オバマケアを廃止に追い込む・上院の採決はヘルスケア審議のための大きな進歩だ 28:54 トランプ米大統領・イエレン氏とコーン氏がともに次期FRB議長の候補  -----------7/25株式・債券・商品----------------------  ---------7/26きょうの注目材料------------------------- <国内>10:30   中曽日銀副総裁、あいさつ <海外>07:45   6月NZ貿易収支10:30  4-6月期豪消費者物価指数12:05  ロウRBA総裁、講演15:45   7月仏消費者信頼感指数17:30  4-6月期英GDP・速報値23:00   6月米新築住宅販売件数23:30   EIA週間原油在庫統計24:30   ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演26:00   米5年債入札(340億ドル)27:00  米FOMC政策金利発表 --------7/26きょうのひとこと------------------------- 昨日は、米消費者信頼感指数の好結果や米ヘルスケア法案の審議再開などを背景に米債利回りが大きく上昇する中、ドルが反発しました。もっとも、今夜のFOMCを前にしたポジション調整とも言える動きであり、持続力については割り引いて考えておく必要がありそうです。ドル高の持続性のカギはFOMC声明が握っていると見られ、中でもインフレ見通しに関する部分が注目されます。なお、6月声明では「インフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には委員会の目標である2%近辺で安定する」と予測していました。 本日もよろしくお願いいたします。    
今夜の注目材料は?7/25 ブログ

今夜の注目材料は?7/25

 東京市場のドル/円は、111.30円台まで買いが先行しましたが、5・10日の仲値公示を通過すると失速。午後には111円台を割り込むなど、上値の重い展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 7/25(火)17:00☆ 独7月IFO景況感指数22:00   米5月住宅価格指数22:00   米5月ケース・シラー住宅価格指数23:00☆ 米7月消費者信頼感指数23:00   米7月リッチモンド連銀製造業景気指数26:00   米2年債入札(260億ドル)26:00   ホールデン英MPC委員、講演 7/26(水)07:45  NZ6月貿易収支 10:30☆ 豪4-6月期消費者物価指数※☆は特に注目の材料  今夜は複数の米経済指標が発表予定であり、中でも米景気の先行指標である7月消費者信頼感指数の結果が注目されます。とはいえ、今日から明日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われている事を踏まえると、強い手掛りにはなりにくそうです。という事は、今夜についてはドルの上値の重さも払拭されにくいと考えるべきかもしれません。 また、明朝には豪中銀(RBA)の政策スタンスに影響を与える可能性がある豪4-6月期消費者物価指数が発表されます。        
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 火)

 
----------7/24ドル円相場概況--------------------- OP 111.115HI 111.313LO 110.623CL 111.120 東京市場は、株安・円高の流れとなり110.70円台まで売りが先行。ただ、その後は実需のドル買いなどに支えられて111円台を回復する「往って来い」の展開。欧州市場は、株安を受けて円買い優位の展開となり、110.623円まで下落して安値を更新。ただ、原油価格とともに米長期金利が持ち直すと110.90円台に小戻した。NY市場でも米長期金利が上昇する中でドルを買い戻す動きが優勢となり111.313円まで反発。もっとも、米国株が冴えない中で上値は限られ111.10円台で取引を終えた。 -----------7/24主な出来事---------------------------- 16:00 (仏) 7月製造業PMI・速報 55.4前回54.8 予想54.6  (仏) 7月サービス業PMI・速報 55.9 前回56.9 予想56.7  16:30 (独) 7月製造業PMI・速報  58.3 前回59.6 予想59.2(独) 7月サービス業PMI・速報 53.5前回54.0 予想54.3   17:00 (ユーロ圏) 7月製造業PMI・速報 56.8前回57.4 予想57.2  (ユーロ圏) 7月サービス業PMI・速報 55.4 前回55.4 予想55.4  21:30 (加) 5月卸売売上高 (前月比) +0.9%前回+1.0%→+0.8%予想+0.5%   23:00 (米) 6月中古住宅販売件数 552万件前回562万件 予想557万件   クシュナー米大統領上級顧問、非公開証言・ロシア当局者と昨年4回にわたり接触・いかなる外国政府とも共謀しなかった・選挙陣営内で共謀した人物も認識していない・不適切な接触はなかった・民間セクターにおける自分の事業ためにロシアの資金を融通したことはない -----------7/24株式・債券・商品---------------------- ---------7/25きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    6月15-16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨17:00    片岡・鈴木日銀審議委員、就任会見 <海外>13:00    メルシュECB専務理事、シンガポールで講演15:00    6月独輸入物価指数15:45    6月仏生産者物価指数17:00    7月独IFO企業景況感指数22:00    5月米住宅価格指数22:00    5月米ケース・シラー住宅価格指数23:00    7月米消費者信頼感指数23:00    7月米リッチモンド連銀製造業景気指数26:00    米2年債入札(260億ドル)26:00    ホールデン英MPC委員、講演 --------7/25きょうのひとこと------------------------- 昨日のドル円は日足の足型が下ヒゲの長い十字線となり底入れを示唆。きょうはひとまず、どこまで戻せるかを試す流れとなっています。5・10日の仲値公示後のドル買いの持続力が焦点でしょう。200日移動平均線(111.973円)の回復を試せるか注目したいと思います。  本日もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、米長期金利が低下する中で一時110.70円台まで下落したものの、本邦輸入企業などからのドル買いを受けて111.10円台まで値を戻しています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/24(月)
16:30  7月独製造業PMI・速報
16:30☆7月独サービス業PMI・速報
17:00☆7月ユーロ圏製造業PMI・速報
17:00☆7月ユーロ圏サービス業PMI・速報
21:30  5月カナダ卸売売上高
23:00☆6月米中古住宅販売件数
25:00  スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

本日は米国で6月中古住宅販売件数が発表されるものの、反応は限られそうです。なぜなら、米年内利上げに対する不透明感や、ロシアゲート疑惑などにおけるトランプ米政権に対する不透明感が漂う中では、これらを払拭する材料としては力不足と考えられるためです。したがって、海外市場でも引き続きドル/円は上値の重いムードが見込まれます。

なお、欧州ではドイツやユーロ圏で7月の製造業やサービス業のPMIが発表されます。
 
7/21に発表されたIMMポジション ブログ

7/21に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
126919枚ショートと、前週比14794枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約1.1万枚増加しており、押し目買い意欲が根強いと推測

・それ以外
一部で「ドルが1年以上ぶりの売り越し」と報じるなど、円とスイスフランを除くと全般的にドル売りが優勢の展開。特に資源国(豪ドル、カナダ、メキシコ)はネットで1万枚以上のショート増となるのが目立つ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)


図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
通貨枚数前週比円126919枚ショート14794枚増ユーロ91321枚ロング7533枚増ポンド16473枚ショート7665枚減スイスフラン3667枚ショート3875枚増カナダドル8043枚ロング16647枚増豪ドル51356枚ロング14550枚増メキシコペソ112539枚ロング14680枚増ニュージーランドドル35981枚ロング4076枚増
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/2117/07/14Long37,41940,778Short164,338152,903Net-126,919-112,125
今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月11日高値(114.491円)を基点とする下落トレンドが継続しており、本日朝に111円ちょうどの心理的節目を割ると110.70円台まで続落しています。

目先は日足の一目均衡表の雲下限が焦点であり、割り込むようならば4月や6月の下押し局面でサポートとして機能した52週線が試されると見ます。



(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/24の11:02現在)

○下値目処について
足元で日足の一目均衡表の雲下限(110.756円)で何とか踏みとどまっているものの、割ると、冒頭で不fれた52週線(109.923円)リトライに傾く公算です。割ると4月と6月の安値を結ぶサポートライン(109.222円)や4/17安値(108.134円)を目指す事も考えれます。

○上値目処について
まずは、日足の一目均衡表の雲上限(111.248円)が焦点です。突破したとしても、すぐ上に75日線(111.506円)や13週線(111.723円)、26週線(111.838円)など複数の目標値があり、上伸を阻みそうです。これらを突破できれば、日足の一目均衡表の基準線(112.367円)や転換線(112.630円)などがが位置する112円台半ばが見えてくるでしょう。


○下値目処
110.768円(現時点での、7/24安値)
110.756円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.235円(5/18安値)
109.924円(月足の一目均衡表の転換線)
109.923円(52週線)
109.429円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
109.222円(4月と6月の安値を結ぶサポートライン)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.787円(6/14安値)
108.134円(4/17安値)
○上値目処
110.927円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.506円(75日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線)
111.723円(13週線)
111.751円(6日線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.838円(26週線)
111.935円(200日線)
112.228円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.367円(日足の一目均衡表の基準線)
112.630円(日足の一目均衡表の転換線)
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.689円(20日線)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 月) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 月)

 
----------7/21ドル円相場概況--------------------- OP 111.880HI 112.077LO 110.010CL 111.143 東京市場は、仲値公示に向けた買いなどで上昇するも112円台に乗せると失速。午後は112.077円の高値を付けた後に111.70円台に反落するなど上値が重い展開。欧州市場でも、株安と独長期金利の低下で米長期金利も低下する中、111.50円を割り込んで続落。NY市場に入っても、原油安が重しとなり米朝金利が低下したため、一時110.010円まで下値を切り下げた。 -----------7/21主な出来事---------------------------- 11:16 ジョイスNZ財務相・NZドルは強いNZ経済を反映している・NZ企業は現行水準のNZドルに上手く対応している 11:43 デベルRBA副総裁・海外の利上げの動きに自動的に追随する理由ない・豪ドルの上昇は豪経済の支援とならず・世界の成長による恩恵を通貨高が阻害 17:30 (英) 6月財政収支 -63億GBP前回-60億GBP→-64億GBP予想 -42億GBP   21:30 (加) 6月消費者物価指数 (前月比) -0.1% 前回+0.1% 予想-0.1% (加) 6月消費者物価指数 (前年比) +1.0% 前回+1.3% 予想+1.1%  21:30 (加) 5月小売売上高 (前月比)+0.6%前回 +0.8%→+0.7%予想+0.3%   25:00 スパイサー米大統領報道官、辞任へ -----------7/21株式・債券・商品----------------------
  ---------7/24きょうの注目材料------------------------- <国内>14:00    5月景気動向指数改定値 <海外>16:00    7月仏製造業PMI・速報値16:00    7月仏サービス業PMI・速報値16:30    7月独製造業PMI・速報値16:30    7月独サービス業PMI・速報値17:00    7月ユーロ圏製造業PMI・速報値17:00    7月ユーロ圏サービス業PMI速報値21:30    5月カナダ卸売売上高23:00    6月米中古住宅販売件数25:00    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演 --------7/24きょうのひとこと------------------------- 今朝も早々にドル円が111円台を割り込むなどドル安の流れが続いています。ただ、ロイター社の集計によるとシカゴIMMのポジションがドルショートに転じたらしく、ドル安の第1ステージは終了が近いのではないかとも感じています。米FRBが利上げ+B/S縮小の方針を転換した訳でもないのにドルショートがブーム化する可能性は低いのではないでしょうか。25-26日のFOMCでFRBの方針が再確認されればドル買戻しのきっかけになりそうです(可能性は低いと見ますが、もしFRBがスタンスを弱気化させた場合はドル安第2ステージ入りです)。 今週もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、週末を控えたポジション調整により上値が重く推移。15時過ぎに111.70円台まで値を下げています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/21(金)
21:30  6月カナダ消費者物価指数
21:30  5月カナダ小売売上高
※☆は特に注目の材料

本日は米国で主だった経済イベントが予定されていません。ロシアゲート疑惑などにおけるトランプ米政権に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、引き続きドル/円は上値の重いムードとなりそうです。

なお、カナダで6月消費者物価指数(事前予想:前年比+1.1%)と5月小売売上高(同:前月比+0.3%)が予定されています。
 
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/21 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/21 金)

  ----------7/20ドル円相場概況--------------------- OP 111.904HI 112.420LO 111.477CL 111.868 東京市場は、111.80円前後で下げ渋ると、株高の流れに乗って112円台を回復。日銀が物価目標達成時期の見通しを先送りした事もあって午後には112.20円台へと上昇した。欧州市場ではECB理事会を控えてユーロに調整が入るとドルが上昇したため112.420円まで上値を伸ばしたが他力本願型の上昇は続かず。ECBの政策据え置き後はユーロの変動に惑わされて112円台前半で右往左往。NY市場も対ユーロでのドルの動きに翻弄されて112.00-30円台を上下したが、ロシアゲート疑惑に絡む報道が流れるとドル売りに傾いた。米長期金利の低下もあって111.477円まで急落したが、株価が底堅く推移した事で金利もドルも持ち直すと午後には112円前後まで反発するなど、最後まで方向感が定まらなかった。 -----------7/20主な出来事---------------------------- 08:50 (日) 6月貿易収支 +4399億円 前回-2034億円→-2042億円予想 +4880億円  10:30 (豪) 6月就業者数 +1.40万人前回+4.20万人→+3.80万人予想+1.50万人  10:30 (豪) 6月失業率 5.5%(5.6%) 5.6% 5.6% 12:10 (日) 日銀金融政策決定会合・マイナス金利0.1%維持・7対2で金融政策の現状維持を決定・長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増)  12:30 (日) 日銀展望レポート・物価2%達成、2019年度ごろになる可能性が高い 15:00 (独) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.4%前回+2.8% 予想+2.3%  15:30 黒田日銀総裁・経済・物価ともに下振れリスクの方が大きい・2%目標に向けモメンタム力強さ欠け注意深く点検必要・経済物価・金融踏まえモメンタム維持に必要な政策調整・現時点でさらなる総括検証が必要とは考えていない・現時点で追加緩和が必要だとは考えていな・ETF購入が副作用生んでいるとも思わない 17:30 (英) 6月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +0.6%前回-1.2%→-1.1%予想+0.4%   20:45 ECB、政策金利を 0.00%に据え置き 21:30 ドラギECB総裁・月額600億ユーロの資産買入を少なくとも今年12月まで実施。必要なら継続・最近のデータは強い経済を確認・基調的なインフレ圧力はまだ弱い・景気の一層の上振れに向けて勢いは増している・今後数カ月にわたり現行水準程度のインフレ率を見込む・委員会は秋に決定を下す」・ECBはインフレ率が次第に目標に到達することに自信・ついにしっかりした回復を経験しつつある・テーパリングのシナリオは議論されていない・9月会合で何が起きるか議論しなかった 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.3万件前回24.7万件→24.8万件予想 24.5万件   21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業指数 19.5前回27.6 予想23.0  22:20 (南ア) SARB政策金利を 6.75% に引き下げ 23:00 (ユーロ圏) 7月消費者信頼感・速報 -1.7前回-1.3 予想-1.2   23:30 (ロシアゲート疑惑に絡んで)モラー特別検察官、トランプ米大統領のビジネスに捜査範囲を拡大したようだ-関係者 -----------7/20株式・債券・商品----------------------
   ---------7/21きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) <海外>11:40 デベルRBA副総裁、講演21:30   6月カナダ消費者物価指数21:30   5月カナダ小売売上高 --------7/21きょうのひとこと------------------------- ドラギ総裁の昨日の発言内容を振り返ると、強気と弱気のミックスで、テーパリングに関しても明確な手掛りは示さなかったと思うのですが、それでもユーロは大きく上昇しました。ドイツの長期金利が低下しているところを見ると、債券市場はドラギ会見をどちらかと言えば「ハト派的」と受け止めた模様で、為替市場の受け止め方と食い違いが見られます。日銀の緩和維持で円は買えない、ドルもだらしない、ポンドも買いにくいという中でユーロに上昇圧力がかかっているのかもしれませんが、ちょっと違和感を感じるユーロ高でした。 本日もよろしくお願いいたします。