101_ドル

今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、日足のみならず週足の雲も突破しており、目先的には1月に付けた年初来高値からのレジスタンスラインを巡る攻防が焦点となっています。突破できれば、春以降上値抵抗となっている114円台前半から半ばに向けた一段高もあると見ます。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/25の12:12現在)

○上値目処について
冒頭で触れた1月高値118.603円からのレジスタンスライン(112.80円台)が、目先の焦点です。突破できれば上値余地が拡大する公算です。この上の水準について、114円台半ばまで主だった目処が見当らないため、まずは113円ちょうどの心理的節目が試されそうです。

○下値目処について
まずは、200日線(112.139円)や6日線(111.999円)が機能するかポイントです。割ってしまうと、75日線(110.976円)まで下値余地が広がりそうです。この水準は8月から9月始めにかけての上値抵抗であり、下値支持に変えられるか注目です。なお、110-111円台に目標値が多数集まっており、110円を割った場合は、下値支持と目される107-108円台割れを試す動きにつながりそうです。

○上値目処
112.716円(9/21高値)
112.990円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
112.80円台(1月高値118.603円からのレジスタンスライン)
112.960円(月足の一目均衡表の転換線)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)

○下値目処
112.139円(200日線)
112.037円(月足の一目均衡表の基準線)
111.999円(6日線)
111.661円(9/18高値)
111.547円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.364円(週足の一目均衡表の雲上限)
111.367円(52週線)
111.129円(日足の一目均衡表の転換線)
111.047円(8/4高値)
110.976円(75日線)
110.932円(26週線)
110.904円(週足の一目均衡表の基準線)
110.367円(20日線)
110.765円(13週線)
110.254円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.017円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月) ブログ

22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月)

   ----------9/22ドル円相場概況--------------------- OP 112.472HI 112.556LO 111.652CL 111.982 東京市場は、北朝鮮リスク再燃で112円割れ。北朝鮮外相の水爆実験発言をきっかけに円買いが強まると、断続的にストップロスを巻き込みながら111.652円まで下落した。その後は下げ渋ったが、112円台に戻すと上値が重い。欧州市場は、きっかけ待ちの様相で112円ちょうどを挟んでもみ合った。NY市場に入っても、株や長期金利に大きな動きなく推移。北朝鮮への警戒感はアジア市場ほどには高まらなかったが、FRB要人発言にも耳を貸すことなく小動きが継続。112.00円ちょうどを挟んだもみ合いのままクローズへと向かった。 -----------9/22主な出来事---------------------------- 07:10 キム朝鮮労働党委員長(トランプ米大統領の制裁強化に対して)・史上最高の強硬対抗措置を慎重に検討 09:50 李北朝鮮外相・太平洋で過去最大級のの水爆実験も 16:00(仏) 9月製造業PMI・速報 56.0前回55.8予想55.5(仏) 9月サービス業PMI・速報57.1前回54.9予想54.8 16:30(独) 9月製造業PMI・速報60.6前回59.3予想59.0(独) 9月サービス業PMI・速報55.6前回53.5予想53.7 17:00(ユーロ圏) 9月製造業PMI・速報58.2前回57.4予想57.2(ユーロ圏) 9月サービス業PMI・速報55.6前回54.7予想54.8 20:10 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁・年内にもう一度利上げが行われる可能性はある・FF金利の新たな中立水準は2.5%程度・今後数年間はFF金利が優先的な政策ツールになる 21:30(加) 8月消費者物価指数 (前月比)+0.1%前回0.0%予想+0.2%(加) 8月消費者物価指数 (前年比)+1.4%前回+1.2%予想+1.5% 21:30(加) 7月小売売上高 (前月比)+0.4%前回+0.1%→0.0%予想+0.2%(加) 7月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%前回+0.7%→+0.4%予想+0.4% 22:30 メイ英首相・EUにとって最大の友人かつパートナーになることを模索する・1月に打ち出した英国の目標、変わっていない・離脱交渉、具体的な進展あった・英国は単一市場と関税同盟から離脱する・関税を課す必要はない」・EUに移行期設定を求める・移行期は時間制限があるべきだ」・英国が求める移行期は2年前後 22:43 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁・FRBの見通しはインフレが2%に達する確信を示す コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁22日23:35「ビットコインは一種の投機であり、通貨ではない」 26:48 カプラン米ダラス連銀総裁・ハリケーンハービーから打撃を受けた第3四半期のGDPは、第4四半期に立ち直るだろう・12月の利上げに対して予断を持っていない・インフレ減速、一部は一過性のものではない 29:38ムーディーズ、英格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げ 見通しは「安定的」 ------------9/22株式・債券・商品----------------------  ------------9/25きょうの注目材料--------------------- <国内>未定    9月月例経済報告14:00    7月景気動向指数改定値14:30    黒田日銀総裁、あいさつ <海外>16:00    コンスタンシオECB副総裁、講演17:00    9月独Ifo景況感指数18:15    メルシュECB理事、講演21:30    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演22:00    ドラギECB総裁、講演25:40    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演  ------------9/25きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮とアメリカの罵りあいは、いつの間にか殴りあいに変わらないか心配になってくるほどエスカレートしています。それでもリスク回避の円買いに大きく傾かないのは、日米の「金融政策の温度差」や、米減税期待に本邦解散総選挙(後の追加経済対策)などがドル買い・円売りに繋がる材料として意識されているためでしょう。ドル円相場は、強弱双方の材料が混在する中、どちらがより強いか吟味しつつ、方向感を探るタイミングに差し掛かっているようです。 本日もよろしくお願いいたします。 
今夜の注目材料は?9/21 ブログ

今夜の注目材料は?9/21

 東京市場のドル/円は、一時112.60円台まで上昇して約2カ月ぶりの高値を付けました。米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の追加利上げ見通しを維持した事を受けてドルが買われた昨夜の流れを引き継いだ格好です。欧米市場の展開を読むにあたって、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/21(木)17:00   ノルウェー中銀、政策金利発表17:30   香港8月消費者物価指数18:30   プラートECB専務理事、講演21:30   カナダ7月卸売売上高21:30☆ 米新規失業保険申請件数21:30   米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:00   米7月米住宅価格指数22:30☆ ドラギECB総裁、講演23:00   ユーロ圏9月消費者信頼感指数・速報23:00   米8月景気先行指標総合指数未定 ☆ 南ア中銀(SARB)政策金利発表 ※☆は特に注目の材料 このドル高の流れを後押しできるか、米経済指標が注目されるところですが、今夜の指標はどれも格落ち感が否めません。新規失業保険申請件数はハリケーンの影響が引き続き読めないため参考外でしょう。そうした中、ドル/円は欧米の株価や長期金利の動き(FOMCの消化)に左右されやすい展開となりそうです。 また、来月の欧州中銀(ECB)理事会に向けてドラギECB総裁の発言にも耳を傾けておきたいところです。その他、南アフリカ中銀は本日の会合で利下げ(6.75%から6.50%へ)を行う見通しです。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/21 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/21 木)

    ----------9/20ドル円相場概況--------------------- OP 111.546HI 112.533LO 111.087CL 112.147 東京市場は、仲値公示までは111円台半ばを維持したが、公示後は利益確定売りに押される展開となり、一時111.30円台へと弱含んだ。欧州市場でも五月雨式に調整売りが出て111.20円台へと下落した。NY市場に入ると、FOMCを前に動意を失い111.30-50円前後でもみ合った。その後、FOMCが年内の追加利上げに前向きな見方を(16人のメンバー中11人が利上げを予想)示すとドルが急騰。一気に112円台を回復し、イエレンFRB議長が楽観的な見通しを示すと112.533円まで上値を伸ばした。 -----------9/20主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 4-6月期経常収支 (対GDP比) -2.8%前回-3.1%→-2.9%予想-3.1%   08:50 (日) 8月貿易収支 +1136億円前回+4188億円→+4217億円予想+1044億円   15:00 (独) 8月生産者物価指数 (前年比) +2.6%+2.3% +2.5%   17:00 (南ア) 8月消費者物価指数 (前年比) +4.8%前回+4.6% 予想+4.9%   17:30 (英) 8月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.0%前回 +0.3%→+0.6%予想+0.2%  23:00 (米) 8月中古住宅販売件数 535万件前回544万件 予想545万件   27:00 (米) FOMC政策金利を 1.00-1.25%に維持 27:00 FOMC声明「労働市場が引き締まり続け、経済活動が今年ここまで緩やかに拡大している」「ハリケンーンが中期的な経済の流れを変える可能性は低い」「バランスシート縮小を10月に開始へ」「全会一致で政策決定」「インフレ、ハリケーンが寄与し一時的に上昇へ」「インフレ動向を注視」「雇用の伸びは堅調さを継続」「家計支出は緩やかに拡大、企業支出は数四半期で拡大」「経済の短期的なリスク、概ねバランス」 27:30 イエレン米FRB議長「緩和的な政策が雇用市場を一段と支援するだろう」「バランスシート縮小、段階的かつ予測可能に進行へ」「雇用者数、9月の数値に影響が出る可能性も」「インフレは2%目標をしばらく下回る」「インフレを2%に戻すため必要に応じて金融政策を調整する用意」「FRB議長の任期を全うするつもりだ」 ------------9/20株式・債券・商品---------------------- ------------9/21きょうの注目材料---------------------- <国内>未定    日銀金融政策決定会合15:30    黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 <海外>07:45    4-6月期NZ・GDP14:10    ロウRBA総裁、講演15:00    8月スイス貿易収支15:55    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演17:00    ECB月報17:00    ノルウェー中銀、政策金利発表17:30    8月香港消費者物価指数18:30    プラートECB専務理事、講演21:30    7月カナダ卸売売上高21:30    前週分の米新規失業保険申請件数21:30    9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:00    7月米住宅価格指数22:30    ドラギECB総裁、講演23:00    9月ユーロ圏消費者信頼感指数23:00    8月米景気先行指標総合指数未定    南ア準備銀行(SARB)、政策金利発表 ------------9/21きょうのひとこと---------------------- FOMCは今年10-12月期のコアPCEの見通しを1.5%に引き下げました。その上で16人中11人が12月利上げを予測したという事は、12月の追加利上げのハードルを下げたという事になります。最新(7月)のコアPCEは1.4%。29日に発表される8月コアPCEが注目されそうです。  本日もよろしくお願いいたします。
今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、111.30円台?111.60円台で小動きとなりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

9/20(水)
23:00  8月米中古住宅販売件数
23:30  米EIA週間原油在庫統計
27:00☆米FOMC政策金利発表
27:00☆米FOMC、経済・金利見通し発表
27:30☆イエレン米FRB議長、会見

9/21(木)
07:45☆4-6月期NZGDP
※☆は特に注目の材料

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料です。今回はバランスシートの縮小がほぼ織り込まれているものの、年内の利上げ観測が復活するかは見方が分かれています。今回はFOMCメンバーの経済・金利見通しの発表や、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見もあり、6月に示された「年内あと1回」の利上げ見通しが維持されるかが焦点です。

なお、翌朝にNZで4-6月期国内総生産(GDP)が発表されます。市場予想は前期比+0.8%、前年比+2.5%となっています。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 水)

   ----------9/19ドル円相場概況--------------------- OP 111.455HI 111.882LO 111.202CL 111.598 東京市場は、衆院解散・総選挙の思惑もあって円売りが先行。日経平均の上げ幅が400円を超えた午後には111.882円まで上値を伸ばして7月26日以来の高値を付けた。欧州市場に入ると、米長期金利が低下する中、111円台前半へと軟化。NY市場に入りトランプ大統領の過激発言が伝わると111.202円までげらくした。しかし、減税への期待などから米国株が値上がりする中、米長期金利も上昇。つれてドル円も111.80円台に値を戻した。とはいえ、FOMCを前に一方的なドル買いに傾く事もなく、買い一巡後は111.50円前後に落ち着いた。 -----------9/19主な出来事----------------------------10:30 RBA議事録・家計債務の高リスクと低インフレのバランスをとる必要がある・豪ドルの上昇は米ドル安が背景・雇用は堅調な伸びを見込む・豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる・金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的・中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威・鉱業以外の投資見込みも改善。公共インフラ投資は力強い 18:00 (独) 9月ZEW景気期待指数 17.0前回10.0 予想12.0  18:00 (ユーロ圏) 9月ZEW景気期待指数 31.7前回29.3    18:00 (ユーロ圏) 7月建設支出 (前月比) +0.2%前回-0.5%→+0.2% 21:30 (米) 8月住宅着工件数 118.0万件 前回115.5万件→119.0万件予想117.4万件  21:30 (米) 8月建設許可件数 130.0万件前回122.3万件→123.0万件予想122.0万件   21:30 (米) 4-6月期経常収支 -1231億USD 前回-1168億USD→-1135億USD予想-1160億USD  21:30 (米) 8月輸入物価指数 (前月比)  +0.6%前回+0.1%→-0.1%予想+0.4%  23:08 トランプ米大統領・北朝鮮が挑発をやめなければ「完全に破壊」せざるを得なくなる可能性も・『ロケットマン(金正恩氏)』は、自身および自身の体制に対する自爆任務に就いている  ------------9/19株式・債券・商品---------------------- ------------9/20きょうの注目材料---------------------- <国内>08:50    8月貿易統計 <海外>07:45    4-6月期NZ経常収支15:00    8月独生産者物価指数17:00    8月南アフリカ消費者物価指数17:30    8月英小売売上高指数23:00    8月米中古住宅販売件数23:30    EIA週間在庫統計27:00    米FOMC政策金利発表27:00    FOMC、経済・金利見通し発表27:30    イエレン米FRB議長、会見 ------------9/20きょうのひとこと---------------------- いよいよきょうはFOMCです。B/S縮小はほぼ確定的であり、焦点は12月利上げという事になりそうです。12月利上げの可能性を巡っては、インフレ見通しもさることながら、金利見通し(政策金利予測分布)が本命でしょう。現状、12月の利上げ確率は5-6割で、市場はいわば「半信半疑」の状態です。それだけに、どちらに転んでも(12月利上げあり/なし)、大きな相場変動に見舞われる可能性が高いのかもしれません。  本日もよろしくお願いいたします。
今夜から明朝の注目材料は?9/19 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?9/19

 東京市場のドル/円は先週来の上昇基調が継続。日経平均が400円前後の大幅高となる中、111.80円台まで上昇して7月26日以来の高値を付けました。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/19(火)17:00   ユーロ圏7月経常収支18:00   ユーロ圏7月建設支出18:00☆ 独9月ZEW景況感指数18:00   ユーロ圏9月ZEW景況感指数21:30   カナダ7月製造業出荷21:30   米4-6月期経常収支21:30☆ 米8月住宅着工件数21:30   米8月建設許可件数21:30   米8月輸入物価指数未定  NZフォンテラ乳製品電子入札 9/20(水)07:45  NZ4-6月期経常収支08:50  日本8月貿易収支  ※☆は特に注目の材料 今夜の米経済指標は、格落ち感が否めません。もっともそれは、足元のドル高の流れを遮る手掛りにもなりにくいという事でしょう。明日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策発表を行う事もあって、このまま一方的に上昇する展開は考えにくいものの、欧米株式市場が崩れなければ、底堅さは維持する公算です。
今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、8日に107円台に突入したことで下値余地が拡大したかに見えましたが、翌日以降は赤三兵が出現するなど、一転して底入れムードに。その後は8月高値を突破すると、18日に111.60円台まで一段高となっています。

日足では一目均衡表の雲上限付近での攻防戦を繰り広げていますが、すぐ下の111.30円台には週足の一目均衡表の雲上限もあります。したがって、日足の雲を突破できれば上値余地が拡大する公算です。



(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/19の11:40現在)

○上値目処について
日足の一目均衡表の雲上限(111.597円)が、焦点です。しっかり突破できれば上値余地が拡大する公算であり、目先的には200日線(112.236円)が視野に入りそうです。週足の移動平均を見ると、ローソク足が13、26、52週線の上に位置しています。このままこれらの線を下値支持に出来るかと共に、13週線が26週線や52週線を上抜けることが出来れば、意外と強い上昇となる可能性があります。

200日線を突破すると、5月以降上値抵抗となっている114円台半ばまで主だった目処が見当らないため、113円ちょうど等の心理的節目が試されそうです。


○下値目処について
週足の一目均衡表の雲上限(111.364円)や52週線(111.147円)などが位置する、111円台前半がポイントです。ちょうどこのゾーンには8/4高値(111.047円)などがあり、直近で上値抵抗と目されてきただけに、下値支持に変えられるか注目です。もし下げ止まらずに75日線(110.858円)付近でも下げ止まらない場合、再び下値を試す流れとなる事も考えられます。その場合、目先的には20日線(109.781円)が試されると見ます。

○上値目処
111.597円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.660円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
111.661円(9/18高値)
112.037円(月足の一目均衡表の基準線)
112.100円(7/11高値114.491円-9/8安値107.318円の下げ幅2/3戻し)
112.237円(200日線)
112.960円(月足の一目均衡表の転換線)
114.451円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)

○下値目処
111.364円(週足の一目均衡表の雲上限)
111.147円(52週線)
111.047円(8/4高値)
110.904円(週足の一目均衡表の基準線)
110.877円(26週線)
110.858円(75日線)
110.810円(6日線)
110.735円(13週線)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
109.781円(20日線)
109.489円(日足の一目均衡表の基準線、転換線)
109.751円(週足の一目均衡表の転換線)
107.902円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
107.318円(9/8高値)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火)

   ----------9/18ドル円相場概況--------------------- OP 111.123HI 111.661LO 110.999CL 111.577 東京市場は、敬老の日で休場とあってやや動意を欠いたが、オープンから111円台を回復するなど堅調に推移した。安倍首相が28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めたとの報道が(自民圧勝観測による)円売りを誘ったとの見方も。欧州市場は英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したため111.40円台へと続伸。NY市場では、株高・債券安(金利上昇)の流れに乗って111.661円まで上値を伸ばした。FOMCがタカ派化するとの観測もあった模様。 -----------9/18主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%前回+1.5%→+1.3%予想+1.5%   21:30 (加) 7月国際証券取引高 +239.5億CAD前回-9.2億CAD→-8.6億CAD 23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 64前回68→67予想67   24:00 カーニーBOE総裁「BOEは今後数カ月でいくぶん引き締めが必要になる公算」「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」 29:00 (米) 7月対米証券投資 +13億USD 前回+344億USD  ------------9/18株式・債券・商品---------------------- ------------9/19きょうの注目材料----------------------<国内>特になし <海外>10:30    4-6月期豪住宅価格指数10:30    9月RBA理事会議事要旨17:00    7月ユーロ圏経常収支18:00    7月ユーロ圏建設支出18:00    9月独ZEW景況感指数18:00    9月ユーロ圏ZEW景況感指数21:30    7月カナダ製造業出荷21:30    4?6月期米経常収支21:30    8月米住宅着工件数21:30    8月米建設許可件数21:30    8月米輸入物価指数 ------------9/19きょうのひとこと---------------------- きょうから明日にかけて行われるFOMCを前に12月利上げの確率が上昇しています(織り込み度合いは1週間前の41.3%から56.9%まで上昇)。今回のFOMCでは、バランスシートの縮小を正式に発表した上で、12月利上げの見通しを維持するとの見方がじわりと優勢になってきたようです。先週発表された米8月消費者物価指数の上ブレも影響している模様です。もっとも、明日の正式発表を前に利上げ確率がボーダーラインの6割を超えて続伸する事は考えにくく、金融市場には次第に「FOMC待ち」のムードが広がりそうです。 本日もよろしくお願いいたします。
15日のドル円相場ときょうのひとこと(9/18 月) ブログ

15日のドル円相場ときょうのひとこと(9/18 月)

    ----------9/15ドル円相場概況--------------------- OP 110.234HI 111.334LO 109.541CL 110.842 東京市場は、北朝鮮のミサイル発射を受けて109.541まで急落したが、前回と同じくコース(のちに飛行距離が前回より長かったことが判明したが)であった事などから深刻視されず、条件反射的なドル売り円買いが一巡すると早々に発射前の水準に持ち直した。午後に入ると株高の流れに乗って110.70円台まで上昇した。欧州市場でも、ロンドンの地下鉄テロ騒動には動じる事なく続伸。ブリハ英MPC委員のタカ派発言を受けてポンド円が急伸した事もあって111.334円まで円売り主導で上昇した。NY市場では小売売上高が予想外に減少した事で111円台を割り込み110.60円前後まで反落。その後も鉱工業生産が予想に反して減少したが、指標の悪化はハリケーンによる一時的ものとの見方もあってドル売りは続かなかった。その後は、米国株が上昇する中、111円台に戻したが、週末らしく買い戻しも続かず110.80円台で取引を終えた。 -----------9/15主な出来事---------------------------- 07:01 北朝鮮がミサイルを発射-NHK 16:44 ロンドン西部の地下鉄で爆発 17:50 ブリハ英MPC委員「今後数カ月以内に利上げが必要となる可能性」 18:00(ユーロ圏) 7月貿易収支(季調前)+232億EUR前回+266億EUR 21:30(米) 9月NY連銀製造業景況指数24.40前回25.20予想18.00 21:30(米) 8月小売売上高 (前月比)-0.2%前回+0.6%→+0.3%予想+0.1% (米) 8月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%前回+0.5%→+0.4%予想+0.5%  22:15(米) 8月鉱工業生産 (前月比)-0.9%前回+0.2%→+0.4%予想+0.1% 22:15(米) 8月設備稼働率76.1%前回76.7%→76.9%予想76.7% 23:00(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報95.3前回96.8予想95.0 23:00(米) 7月企業在庫 (前月比)+0.2%前回+0.5%予想+0.2% ------------9/15株式・債券・商品---------------------- 日経平均 19909.50 +102.06英FT100  7215.47  -79.92  独DAX   12518.81  -21.64  NYダウ  22268.34 +64.86 日10年債利回り:0.015%  -0.020独10年債利回り:0.433% +0.020英10年債利回り:1.309% +0.079米 2年債利回り:1.380% +0.019米10年債利回り:2.202% +0.018 NY原油 49.89ドル ±0.00NY金 1325.20ドル -4.10 ------------9/18きょうの注目材料---------------------
  <国内>敬老の日の祝日で休場 <海外>08:01    英9月ライトムーブ住宅価格18:00    ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)改定値21:30    カナダ7月国際証券取引高23:00    米9月NAHB住宅市場指数23:30    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演24:00    カーニーBOE総裁、講演29:00    米7月証券投資動向 ------------9/18きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮のミサイル発射や英地下鉄テロに市場が動じる様子は見られませんでした。15日早朝のミサイル発射を受けた円買いはアルゴリズムによる文字通りの「機械的」な動きだった模様です。北朝鮮の行為はあくまでも挑発に過ぎず米国が先制攻撃に動かない限り大事には至らないというのが「人間的」な見方のようです。こうした市場の動きには心強さを感じます。ただし、市場を暗転させるのは、いつの世も「人間的」な意味での「慣れ」であるという点も忘れてはいけないのでしょう。 本日もよろしくお願いいたします。