昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/20 水)
-------------11/19ドル円相場------------------------- 108円台での小競り合いが続き方向感なく上下。米中問題へのトランプ発言に対する感応度も低下気味。 OP108.674 HI108.834 LO108.453 CL108.540 -----------11/19主な出来事-------------------------- 09:30 RBA議事録「11月の理事会で利下げを検討」 18:00 ユーロ圏9月経常収支(季調済)+282億ユーロ +266億ユーロ(285億ユーロ) 22:30 カナダ9月製造業出荷(前月比) -0.2% +0.8% -0.6% 22:30 アメリカ10月住宅着工件数(年率換算)131.4万件 125.6万件(126.6万件) 132.0万件 22:30 アメリカ10月建設許可件数(年率換算)146.1万件 138.7万件(139.1万件) 138.5万件 26:08 トランプ米大統領「中国は取引に応じるしかなくなる」「中国と合意なければ単に関税をさらに引き上げるだけ」 --------11/19株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23292.65▼124.11豪ASX 6814.219 △47.398上海総合 2933.991 △24.791英FT 7323.80△16.10独DAX 13221.12△14.11NYダウ 27934.02▼102.20 日10年債利回り -0.0800%▼0.0030豪10年債利回り 1.129%▼0.037英10年債利回り 0.733%▼0.017独10年債利回り -0.339%▼0.003米02年債利回り 1.5961%▼0.0019米10年債利回り 1.7826%▼0.0327 NY原油 55.15 ▼1.90NY金 1474.30△2.40 ------------11/20注目材料---------------------------- <国内>08:50 10月貿易収支(通関ベース) <海外>16:00 独10月生産者物価指数17:00 南ア10月消費者物価指数22:00 ロシア10月失業率22:30 カナダ10月消費者物価指数24:30 EIA週間原油在庫統計26:00 レーンECB専務理事講演28:00 FOM議事録(10月29日-30日分) ------------11/20きょうのひとこと-------------------- 今朝方、米上院が香港人権法案を可決した事が伝わりました。米国は、「一国二制度」の下で「高度な自治」が維持されている事などを前提に、貿易面で香港を中国本土より優遇しています。このため、香港で「高度な自治」が守られているかどうかを検証する必要があるというのがこの法案の趣旨です。中国から見れば「余計なお世話」という事になりますが、通商協議を有利に進めたい米国としては格好のカードという事になります。すでに下院を通過済みの法案との摺り合わせを行った上で、大統領が署名すれば成立となりますが、大統領は議会の決定に対する「拒否権」も持っています。トランプ大統領がこのカードをどのように使うのか注目されます。 本日もよろしくお願いします。