
トルコの銀行、金を担保としたデジタル資産を開始 ブロックチェーン基盤の送金システム【ニュース】

トルコのタカスバンク(Takasbank)は、ブロックチェーンで物理的な金(ゴールド)を担保としたデジタル資産を発行し、その送金システムが稼働を開始したことを発表した。
トルコのタカスバンク(Takasbank)は、ブロックチェーンで物理的な金(ゴールド)を担保としたデジタル資産を発行し、その送金システムが稼働を開始したことを発表した。
著名な金(ゴールド)投資家で、仮想通貨批判派のピーター・シフ氏は、機関投資家が仮想通貨投資に参入するという説はあり得ないとの考えを示した。金関連メディアのキトコ(Kitco)との16日のインタビューの中で語った。
「ビットコインは、法定通貨や金(ゴールド)よりも優れている」。ビットコイン強気派のマックス・カイザー氏が、11月7日に配信した「カイザー・レポート」の中で主張している。
金の投資家として有名なピーター・シフ氏は、「中国がゴールド(金)に裏付けされたデジタル人民元を発行することになれば、ビットコイン(BTC)は不利になる」と、11月2日にツイッターで述べた。
著名なビットコイン投資家アリスター・ミルン氏は、金現物を送る代わりに、ビットコインを送金することを余儀なくされた。あらためてビットコインの利点を痛感することになったと、ミルン氏は強調している。
デジタル資産管理会社コインシェアーズとスイスの金トレーダーMKSとウォレット・プロバイダーのブロックチェーンは、ビットコインのサイドチェーンとしてゴールドに裏付けられたDGLDトークンのネットワークを公開した。10月15日にスイスの金融ニュースのオールニュースが報じた。
豪州最大の貴金属精錬事業者であるパースミントは、フィンテックスタートアップのインフィゴールド(InfiGold)と共同で、金(ゴールド)を担保とするデジタルトークンをローンチした。11日にプレスリリースで発表した。同社は米ドル担保のステーブルコインの代替手段を目指すとしている。
世界最大の金採掘企業バリックゴールドの幹部は「金(ゴールド)は仮想通貨と競合しない」と発言した。しかし、20~30代といった若い世代がデジタルゴールドであるビットコインの方に魅力を感じている状況には危機感を持っているという。
新興国市場の投資で伝説的存在であるマーク・モビアス氏は、仮想通貨が価値を持つためには、金(ゴールド)で裏付けられている必要があると考えている。
仮想通貨など各種資産の取引プラットフォームを展開するeToro(イートロ)のデータによると、米中貿易戦争の長期化による経済的混乱に対応できる安全資産として、ビットコイン(BTC)を購入する個人投資家が一段と増えているという。