
中国のデジタル人民元、5月に蘇州市でテスト開始か | 政府職員の交通費をデジタル通貨で配布=現地メディア報道

中国人民銀行が発行するデジタル通貨(デジタル人民元)が5月から、蘇州市の地方政府職員に給与の一部として配布されるようだ。現地メディアの科創板日報が16日に報じた。
中国人民銀行が発行するデジタル通貨(デジタル人民元)が5月から、蘇州市の地方政府職員に給与の一部として配布されるようだ。現地メディアの科創板日報が16日に報じた。
中国人民銀行によるデジタル通貨(デジタル人民元)のテストが開始されたようだ。中国の仮想通貨メディア、火星財経は15日に中国農業銀行が開発したウォレットアプリのテスト版のスクリーンショットを掲載した。
新型コロナウィルスの影響を受け、中国のデジタル人民元に関する調査に遅れが発生している。中国の大手メディアである環球時報の英字版グローバルタイムズが25日に報じた。
『アフタービットコイン』の著者であり、決済・送金分野の専門家である中島真志教授は、世界各国の中央銀行が研究開発している「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」について、来年2020年に中国やカンボジアなどで実用化が進むだろうとの見解を示した。
中国の中央銀行、中国人民銀行は、中国国内で運営されている違法な仮想通貨取引所の取締り強化を発表。ビットコインは一時7000ドル近辺まで下落した。
仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、デジタル人民元がブロックチェーン基盤だろうとの予測を披露した。
アメリカと中国の2大超大国の対立により、デジタル通貨がますます重要になっている。フィンテックと法規制に関する専門家が、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行(PBoC)による積極的なデジタル通貨に関する取り組みに対し、米国は目を覚ます必要があると述べたという。フォーチュンが11月1日に報じた。
中国人民銀行が運営するブロックチェーン基盤の貿易金融プラットフォームは、10月31日時点で約750億元(約1兆1500億円)の決済処理を行った。
中国の外国為替規制当局の幹部は、仮想通貨を使った違法な資本移動を取り締まる必要があると強調した。
ロシア中央銀行のエリヴィラ・ナビウリナ総裁は、ロシアが独自のデジタル通貨を発行する必要性はないと語った。既存の電子決済の方法と比較して「十分な利点がない」ためだ。ロシアのタス通信が10日に報じた。