
仮想通貨リブラが開けたパンドラの箱、デジタル時代の覇権通貨を巡る戦い=マネックス松本氏インタビュー【独自】

フェイスブックが独自仮想通貨リブラの構想を発表してから約3ヶ月。米国や仏独をはじめとする欧米各国から批判で、強い逆風がさらされている。その一方で、中国人民銀行はリブラに対抗する形で、人民元のデジタル通貨を発行する計画を公表した。マネックスグループの松本大CEOにデジタル通貨の未来についてインタビューを行った。
フェイスブックが独自仮想通貨リブラの構想を発表してから約3ヶ月。米国や仏独をはじめとする欧米各国から批判で、強い逆風がさらされている。その一方で、中国人民銀行はリブラに対抗する形で、人民元のデジタル通貨を発行する計画を公表した。マネックスグループの松本大CEOにデジタル通貨の未来についてインタビューを行った。
米連邦準備制度理事会(FRB)の元幹部だったサイモン・ポッター氏は、フェイスブックの仮想通貨リブラのようなデジタル通貨の台頭によって米ドルの優位が揺らぐことはないと述べた。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、仮想通貨リブラについて「多くの人が疑問や懸念を抱いている」ことを認め、発行するまでにすべての懸念に対応していく考えを示した。
米下院金融サービス委員会は24日、米証券取引委員会(SEC)の活動に関する公聴会を開催した。米証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン委員長をはじめとするSEC委員が証言に立ち、フェイスブックの仮想通貨リブラや米国での仮想通貨規制について意見を述べた。
日銀の黒田総裁、仮想通貨リブラの規制に「国際協調必要」 日銀の黒田東彦総裁は24日、大阪で開催された講演会後に行った質疑応答でフェイスブックの仮想通貨リブラについて、「国際的な協調・協力が必要だ」との見解を示した。ロイター通信が報じた。
国際通貨基金(IMF)は、フェイスブックの独自仮想通貨リブラをはじめとするステーブルコインのメリットとリスクについて解説するブログ記事を掲載した。
ドイツやフランスが公然と仮想通貨リブラへの反対論を掲げる中、フェイスブックでリブラの責任者を務めるデビッド・マーカス氏は20日、あくまで目標通りに2020年にリブラを立ち上げる考えを示した。
フェイスブックの創業者兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、フェイスブックの独自仮想通貨リブラをはじめとするフェイスブックの問題を話し合うため、ワシントンDCでトランプ大統領を筆頭に政治家らと積極的に会談を行った。
ドイツ政府は、フェイスブックの独自仮想通貨リブラをはじめとするステーブルコインに対抗する考えを正式に打ち出した。
フェイスブックの独自仮想通貨「リブラ」の発行について、決済企業大手ペイパルは「まだ多くの作業が必要だ」と述べ、2020年以内の発行について慎重姿勢を示した。ペイパルはリブラの発行体であるリブラ協会の創設メンバー企業の1つだ。AFPが14日に報じた。