
「FRBは即時決済システムの早期導入を」、米政府高官が仮想通貨リブラやウォール街の独占に危機感【ニュース】

11月7日、米連邦取引委員会(FTC)のロヒット・チョプラ委員が、米連邦制度理事会(FRB)に対して、即時決済システム「FedNow」を早期に導入するよう要請する書簡を出した。
11月7日、米連邦取引委員会(FTC)のロヒット・チョプラ委員が、米連邦制度理事会(FRB)に対して、即時決済システム「FedNow」を早期に導入するよう要請する書簡を出した。
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、これから仮想通貨エコシステムにおいて重要になるのはユーティリティ(実用性)だと強調し、ユーティリティのない仮想通貨は淘汰されていくとの考えを示した。
フェイスブック傘下で、仮想通貨リブラ専用ウォレットを手がけるカリブラのケビン・ワイル製品担当部長は、電子メールをはじめインターネットの基本原理である相互運用性(インターオペラビリティ)が、仮想通貨リブラの重要な概念だと強調した。
米議会のトム・エマー下院議員(共和党)は、仮想通貨規制に関する新しい法律を提案する。24日の発表によると、デジタル資産や新興テクノロジーに関する証券法における規制を明確するのが目的だ。
マスターカードのインターナショナル部門のジルベルト・カルダート社長は、「今後様々なデジタル通貨やキャッシュレス決済がさらに普及するだろう」と語った。
フェイスブックで仮想通貨リブラの責任者を務めるデビッド・マーカス氏が、「マネーロンダリング防止(AML)は対処すべきもので、経済制裁を実施した際の有効性は、他の決済ネットワークよりも、リブラの方が非常に高くなる可能性がある」と明かした。
米配車アプリのウーバーは28日、金融サービス部門「ウーバー・マネー(Uber Money)」を立ち上げると発表した。デビットカードや専用ウォレットアプリを展開。ウーバーとして金融事業に力を入れる方針だ。ウーバーは仮想通貨リブラの創設メンバーの1社でもある。
スタンフォード大学ビジネススクールでファイナンスを担当するダレル・ダフィー教授は、仮想通貨・デジタル通貨の存在によって、銀行が預金金利を低金利にしている状態に終止符が打たれると主張している。
コインベースUKのジシャン・フェロスCEOは、仮想通貨エコシステムには、中央銀行やフェイスブックのような中央集権的な機関が必要であると主張している。
23日に米議会下院で開かれた仮想通貨リブラを巡る公聴会。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが議会に呼ばれたのは1年半年ぶりだ。米議員たちは、ここぞとばかりにフェイスブックに対する不満をぶちまけた。ザッカーバーグ氏は、仮想通貨とは関係ない質問にも答えねばならなかった。