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アサヒ、今期は9.2%営業増益計画 欧州など国際事業が寄与

[東京 15日 ロイター] - アサヒグループホールディングス は15日、2018年12月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年比9.2%増の2000億円になるとの見通しを発表した。買収した欧州事業をはじめとした国際事業が寄与する。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト13人の営業利益予測の平均値は2149億円となっている。
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米ドル/円はターゲットの105円に急接近! 米長期金利上昇、株安継続なら100円も!?

■30年レジスタンス突破で米長期金利の上昇が加速 みなさん、こんにちは。
 前回のコラムでご紹介させていただいた「株高と低ボラティリティ」相場が1月で終焉し、その巻き戻し相場が続いています。
【参考記事】
●VIX指数急騰で低ボラティリティ相場終焉! 株暴落でも底堅いドル/円も下値余地拡大(2月8日、西原宏一)
 象徴的なのは、米10年債利回りの急騰。
 以下は、米10年債利回りの月足チャートです。
米長期金利(10年物国債利回り)月足(出所:Bloomberg)
 過去30年、強烈に米10年債利回りの上値を抑えていたレジスタンスを先月(1月)ブレイク。
 本稿執筆時点の米10年債利回りは、一時2.925%と高騰しています。
米長期金利(10年物国債利回り)日足(出所:Bloomberg)
 かつて債券王と言われたビル・グロス氏(※)、現在の債券王と言われているジェフリー・ガンドラック氏(※)。その両人とも、今年(2018年)年初から債券バブルへの警鐘を鳴らしていましたが、それが現実化した形です。
(※編集部注:「ビル・グロス氏」は、米国の債券運用会社「パシフィック・インベストメント・マネジメント・ カンパニー(PIMCO)の共同創業者で、世界的に有名なファンドマネージャー)
(※編集部注:「ジェフリー・ガンドラック氏」は、米国の資産運用会社「ダブルライン・キャピタル」の共同創業者。世界的に有名なファンドマネージャーで「債券王」の異名を持つビル・グロス氏に代わり、「新債券王」として市場の注目を集めている)
【参考記事】
●米長期金利が「30年レジスタンス」を突破! 日米株の乱高下に警戒! 米ドル/円は…!?(2月12日、西原宏一&大橋ひろ子)
●VIX指数急騰で低ボラティリティ相場終焉! 株暴落でも底堅いドル/円も下値余地拡大(2月8日、西原宏一)
●ムニューシン財務長官のドル安歓迎発言はやっぱり本音? ドル/円は105円目指す過程(2月1日、西原宏一)
●米ドル/円、株や米長期金利の上昇に追随できず…。111円割れなら107円台も視野!(1月11日、西原宏一)
 米10年債利回りが2.80%に到達すると、米国株が調整に入る可能性が高いというのがマーケットのコンセンサスとなっていたのですが、米10年債利回りが2.92%と高騰し、米国債の急落が現実化すると同時に米国株の調整もスタートしています。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
■債券バブル終焉で株の調整開始 債券バブルの終焉とともに、株の調整もスタート。
 デマーク(※)のテクニカル分析に従えば、先週(2月5日~)末のNYダウの日足は、数日で大きく値を下げる可能性をデマーク・インディケーターが示唆。
(※編集部注:「デマーク」とはTDシーケンシャルなどのテクニカル指標を開発したトーマス・R・デマーク氏のこと)
 加えて、エリオットウェーブによれば、NYダウの月足も第5波を終了し、調整相場入りを示唆しています。
NYダウ 月足(出所:Bloomberg)
 さらに付け加えると、日経平均の月足も第5波を完了しています。
日経平均 月足(出所:Bloomberg)
 結果、年末年始の高騰で、エリオット的にはどちらも最終波を形成し終わって調整色の濃い相場展開。
 そこに、米金利が急騰したために、先週(2月5日~)からNYダウ、日経平均とも大きく値を下げています。
 特に、円高も並走している相場環境の中、日経平均の下落が際立っており、3週間で約3000円も急落。
 200日移動平均線が位置している2万1044円レベルで、いったん下げ渋っていますが、仮に米金利が続伸するようであれば日経平均の調整幅も大きくなるため、要注意です。
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
 日経平均が続落する中、並走して…
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ソニー、子会社のビル譲渡で17年度第4四半期営業益に100億円計上

[東京 15日 ロイター] - ソニーは15日、子会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが所有するSME市ヶ谷ビル(東京都新宿区)とSME乃木坂ビル(東京都港区)の敷地・建物を譲渡すると発表した。譲渡に伴い、ソニーは2017年度第4・四半期に約100億円の譲渡益を営業利益として計上する見込みという。
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コラム:痛手負ったドル円、下値めどは104円の根拠=鈴木健吾氏

[東京 15日] - バレンタインデーの2月14日、ドル円は昨年9月8日の安値107.32円を割り込み、2016年11月以来の106円台に突入した。107円割れの瞬間に、これといった材料があったわけではないが、日経平均株価がじりじりと下げ幅を拡大する中、リスク回避の文脈で円高圧力が強まった。
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大幅反発、米株高で買い戻し 円高でも上げ幅一時400円超 

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶりに大幅反発した。米1月消費者物価指数を受け米10年債利回りは上昇したが、米株市場では金利上昇を嫌気した動きが広がらず、ダウは250ドルを超す上昇となった。VIX指数の低下によるリスクオフの巻き戻しもあり、日本株は幅広く買い戻しが先行した。1ドル106円台まで進行した円高にもかかわらず日経平均の上げ幅は一時400円を超えたが、節目の2万1500円を超えると国内勢から戻り待ちの売りが出て上げ幅を縮めた。