前場の日経平均は14日続伸、米予算案可決後の円安好感 News

前場の日経平均は14日続伸、米予算案可決後の円安好感

[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比3円26銭高の2万1451円78銭となり、小幅ながら14日続伸した。朝方は高値警戒感や円安一服などを背景に外需大型株に利益確定売りが先行。米国市場でのアップル株下落も電子部品などハイテク株の重しとなり、一時は前日比85円安まで下落した。だが、米上院が2018年度の予算決議案を可決したと報じられると、為替が1ドル113円台前半まで円安に振れ、日経平均も先物主導でプラスに転じた。日経平均がきょう上昇して取引を終えれば歴代最長タイの14営業日続伸となるが、連騰への警戒感も根強く、上値は限定的だった。TOPIXも小幅高。セクター別では水産・農林、保険、化学などが値上がり率上位に並んだ。一方、海運、不動産、銀行などの下げが目立った。市場では「押し目買い意欲は強いものの、決算発表前の上方修正が期待ほど出ていない。上方修正を発表しても反応はまちまちであり、上値を買い上がるムードではない」(ちばぎん証券顧問の安藤富士男氏)との声が出ていた。

米国がFTAに強い関心示した記憶はない=経済対話で麻生副総理 News

米国がFTAに強い関心示した記憶はない=経済対話で麻生副総理

[東京 20日 ロイター] - 麻生太郎副総理兼財務相は20日の閣議後会見で、第2回の日米経済対話で米国が自由貿易協定(FTA)に強い関心を示したとされることに関し、「記憶はない。1回か2回、(FTAについて)発言があったという程度だ」と述べた。その上で、「米国が環太平洋連携協定(TPP)に入った方が米国の国益にも資する」と強調した。

今日のテクニカル見通し:NZドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:NZドル/円

NZドル/円は、昨日の大陰線出現により下値が意識されやすくなっているものの、週足の一目均衡表の雲上限は割り込んでいないなど、本格的な下落局面に入ったとは言いづらい状態です。目先は先月安値も位置する78円台での攻防の行方に注目です。


(上記NZドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)


(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)

○下値目処について
現状でボリンジャーバンド-2シグマ(78.910円)を割り込んでおり、冒頭で触れた78円台で下げ止まるか、まさに正念場となっています。すぐ下に週足の一目均衡表の雲上限(78.662円)や9/7安値(78.196円)がありますが、これらをも割ってしまうようならば、月足の一目均衡表の基準線(76.460円)や週足の一目均衡表の雲下限(76.398円)が位置する76.40円レベルまで下ね余地が拡大しそうです。

○上値目処について
仮に現時点での本日高値(79.222円)を更新したとしても、200日線(80.009円)や20日線(80.358円)が上値を抑えそうです。昨日の上伸を阻んだ日足の一目均衡表の雲上限(81.055円)を超えれば下値不安は和らぎそうですが、短期的にはボリンジャーバンド+2シグマ(81.805円)が戻りいっぱいと見ます。

○下値目処
78.662円(週足の一目均衡表の雲上限)
78.196円(9/7安値)
76.460円(月足の一目均衡表の基準線)
76.398円(週足の一目均衡表の雲下限)
75.516円(月足の一目均衡表の雲下限)

○上値目処
78.910円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
79.222円(現時点での、10/20高値)
79.614円(日足の一目均衡表の雲下限)
79.796円(月足の一目均衡表の転換線)
79.882円(52週線、日足の一目均衡表の転換線)
79.985円(6日線)
80.009円(200日線)
80.026円(週足の一目均衡表の基準線)
80.120円(26週線)
80.349円(13週線)
80.358円(20日線)
80.468円(週足の一目均衡表の転換線)
80.762円(75日線)
80.779円(日足の一目均衡表の基準線)
80.956円(10/19高値)
81.055円(日足の一目均衡表の雲上限)
81.805円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
アマゾン、第2本社計画の入札締め切り 派手な売り込み相次ぐ News

アマゾン、第2本社計画の入札締め切り 派手な売り込み相次ぐ

[19日 ロイター] - 米インターネット通販大手アマゾン・コムが「第2の本社」と位置付ける新拠点建設計画の一般競争入札が19日、締め切られた。決定の正式発表は来年になる予定だが、誘致したい地域のトップからは、最大70億ドルにも上る税制優遇策が示されるなど売り込みが相次いでいる。

寄り付きの日経平均は反落、円安一服で外需大型株に利食い売り News

寄り付きの日経平均は反落、円安一服で外需大型株に利食い売り

[東京 20日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比57円57銭安の2万1390円95銭となり、反落して始まった。為替がドル安・円高方向に振れたことで、外需大型株に利益確定売りが出ている。米国市場でのアップル株の下げも電子部品などハイテク株の重しとなっている。

アップル株、iPhone8需要低迷を投資家が懸念 News

アップル株、iPhone8需要低迷を投資家が懸念

[19日 ロイター] - 米アップルの株価が19日のニューヨーク市場で大幅安。スマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)8」の低調な需要を伝えるいくつかの材料が出てきたことを投資家やアナリストが懸念したためで、終値は2.4%安だった。