日経平均は小反発、北朝鮮ミサイル発射の影響は一時的 News

日経平均は小反発、北朝鮮ミサイル発射の影響は一時的

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比19円40銭高の1万9826円84銭となり小幅に反発した。円安一服や朝方の北朝鮮によるミサイル発射を背景に売りが先行したものの、リスク回避的な動きとはならず、寄り後まもなくプラスに転じた。堅調な米経済指標や原油、半導体などの市況改善が支えになった。あすからの3連休を控えて積極的に買い向かう投資家は少なく、前引けにかけては伸び悩む展開だった。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/15 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/15 金)

    ----------9/14ドル円相場概況--------------------- OP 110.462HI 111.039LO 110.066CL 110.267 東京市場は、110.70円台まで買いが先行するも、北朝鮮がミサイル発射準備との報道を受けて失速。午後は110.40-50円台でもみ合った。欧州市場は110.30円台まで小緩んだが、英中銀の早期利上げ観測が浮上すると、低金利の円を売る動きが強まり110.60円台に持ち直した。NY市場に入りCPIが上ブレすると111.039円まで上昇して月初来高値を更新。しかし、CPIを受けて2.22%台まで上昇していた米10年債利回りが、北朝鮮のミサイル発射準備の(再)報道を受けて急低下すると、ドル円も失速。引けにかけても、北朝鮮リスクを避けようと断続的にドル売り円買いが出て110.20円台へと反落して取引を終えた。 -----------9/14主な出来事----------------------------  10:30 (豪) 8月就業者数 +5.42万人 前回+2.79万人→+2.93万人予想+2.00万人  10:30 (豪) 8月失業率 5.6% 前回5.6% 予想5.6% 11:00 (中国) 8月鉱工業生産 (前年比) +6.0%前回+6.4% 予想+6.6%   11:00 (中国) 8月小売売上高 (前年比)  +10.1%前回+10.4% 予想+10.5%  16:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75% に維持 20:00 (英) BOE政策金利を0.25% 二維持 (英) BOE議事録・政策金利は7対2で据え置き・サンダース氏、マカファーティー氏が利上げを主張・経済が引き続き成長し、インフレ圧力が上昇し続ければ、今後数カ月以内に利上げを実施する必要 20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00%に維持 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 28.4万件前回29.8万件 予想30.0万件   21:30 (米) 8月消費者物価指数 (前月比) +0.4%前回+0.1% 予想+0.3%  (米) 8月消費者物価指数 (前年比) +1.9%前回+1.7% 予想+1.8%  (米) 8月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7%前回+1.7% 予想+1.6%   21:30 (加) 7月新築住宅価格指数 (前月比) +0.4% 前回+0.2% 予想+0.4%  
24:30 カーニーBOE総裁「自分も向こう数カ月で金融緩和縮小を見込んだ1人」 ------------9/14株式・債券・商品----------------------
   ------------9/15きょうの注目材料--------------------- <国内>特になし <海外>16:00   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演17:50   ブリハ英MPC委員、講演18:00   ユーロ圏7月貿易収支21:30   米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数21:30   米8月小売売上高22:15   米8月鉱工業生産指数22:15   米8月設備稼働率(予想:76.7%)23:00   米9月消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:95.0)23:00   米7月企業在庫(予想:前月比0.2%)-----   ユーロ圏財務相会合(タリン)-----   欧州連合(EU)財務相理事会(タリン、16日まで) ------------9/15きょうのひとこと---------------------- 今朝7時前後にまたしても北朝鮮が東北・北海道方面に向けてミサイルを発射しました。これを受けてドル円は一時109.50円台に差し込みましたが、5・10日の仲値買いの力も借りて、発射前の水準である110.20円台に戻しています。1.昨日来の報道で発射がある程度想定されていた、2.規模やスケールが前回並み、3.実際の被害は出ていない様子、などが下げ渋りの背景と思われます。 本日もよろしくお願いいたします。
日銀、次回会合で緩慢な物価情勢を点検 金融政策は維持 News

日銀、次回会合で緩慢な物価情勢を点検 金融政策は維持

[東京 15日 ロイター] - 日銀は20、21日に開く金融政策決定会合で、好景気にもかかわらず、緩慢な動きにとどまっている物価動向を入念に点検する。もっとも、先行きの物価が2%の目標に向けて上昇率を高めていくモメンタム(勢い)は維持されているとの見方が大勢で、金融政策は短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の緩和策を据え置く見通しだ。