前場の日経平均は7日ぶり反発、節目割れ後は押し目買いが支援 News

前場の日経平均は7日ぶり反発、節目割れ後は押し目買いが支援

[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比182円13銭高の2万2210円45銭となり、7日ぶりに反発した。前日の米株安や円高など外部環境の逆風の中で売りが先行したが、節目2万2000円を割り込んだ局面では押し目買いが入った。短時間で切り返し、前引けにかけて上げ幅を拡大した。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、先月後半にH&Sのネックラインを割り込んだ事で目標値として1.12ドル台が見えたものの、その後は1.15ドル台半ばから後半で下げ渋り。今月14日にネックラインを突破して翌15日に1.1860ドル目前まで上昇するも伸び悩んでいます。日足の一目均衡表の雲や、ボリンジャーバンド+2シグマに上値を阻まれていることや、前日の足形が天井を示唆するとされる「上影陰線」であった事などから、足下の上昇は一時的となる可能性があり、下値が意識されやすい展開が続いていると考えられます。



(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは11/16の11:00現在)

○下値目処について
6日線(1.17238ドル)や20日線(1.16842ドル)もありますが、8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン(1.1670ドル前後)が引き続き焦点となるでしょう。再び割るようならば上値の重さが意識されやすくなると共に、中長期でH&Sから導き出される目標値(1.1240ドル前後)が再び目標値として点灯するでしょう。なお、短期的には11/7安値(1.15541ドル)やボリンジャーバンド-2シグマ(1.15281ドル)が位置する1.15ドル台前半が攻防の分岐点となりそうです。

○上値目処について
足下で75日線(1.17990ドル)が重い上、仮に突破したとしても1.18ドル台半ばから後半にボリンジャーバンド+2シグマ(1.18402ドル)や日足の一目均衡表の雲上限(1.18772ドル)などがあり、強力な上値抵抗となっています。ただし、10/12に付けた直近高値(1.18796ドル)を超える動きとなった場合は話しは別です。下押し一服で反発余地が生まれる可能性もあり、8月から9月にかけて上値を抑えた1.21ドルを再び試す事も考えられます。

○下値目処
1.17238ドル(6日線)
1.17169ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.17069ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.16842ドル(20日線)
1.1670ドル前後(8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16395ドル(26週線)
1.16011ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)
1.15281ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
<!--ご質問、ご感想などはこちらから-->1.14226ドル(1月安値1.03392ドル-9月高値1.20922ドルの上げ幅38.2%押し)
1.13800ドル前後(15年8月と16年5月の高値を結ぶトレンドライン)
1.12937ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.1240ドル前後(今回のH&Sから算出される下値目処)
1.12157ドル(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
1.17925ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.17990ドル(75日線)
1.18099ドル(13週線)
1.18276ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.18402ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18772ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18796ドル(10/12高値)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/16 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/16 木)


----------11/15ドル円相場概況---------------------
 世界的な株安と長期金利の低下で月初来安値を更新 OP-113.447 HI-113.493 LO-112.476 CL-112.863 -----------11/15主な出来事---------------------------- 08:50 (日) 7-9月期GDP・1次速報 (前期比年率) +1.4%前回+2.5%→+2.6%予想+1.5%   09:30 豪7-9月期賃金指数 前年比+2.0%前回+1.9%予想+2.2% 18:30 (英) 10月失業者数 +0.11万人前回+0.17万人→+0.26万人 (英) 10月失業率 2.3%前回2.3% (英) 7-9月週平均賃金(前年比)+2.2%前回+2.2%→+2.3%予想+2.1% 19:00 (ユーロ圏) 9月貿易収支(季調前)+264億EUR 前回 +161億EUR  22:30 (米) 10月消費者物価指数 (前月比) +0.1%前回+0.5% 予想+0.1%  (米) 10月消費者物価指数 (前年比) +2.0%前回+2.2% 予想+2.0%  (米) 10月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.8%前回+1.7% 予想+1.7%   22:30 (米) 11月NY連銀製造業景況指数 19.40 前回30.20 予想25.10  22:30 (米) 10月小売売上高 (前月比) +0.2%前回+1.6%→+1.9%予想0.0%  (米) 10月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.1%前回 +1.0%→+1.2%予想 +0.2%   24:00 (米) 9月企業在庫 (前月比)  0.0%前回+0.7%→+0.6%予想0.0%  30:00 (米) 9月対米証券投資 +809億USD前回+672億USD→+732億USD  上院共和党が提示した税制改革の修正法案にロン・ジョンソン議員(共和)が反対 ------------11/15株式・債券・商品---------------------   ------------11/16きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) <海外>09:30    10月豪雇用統計17:45    メルシュECB専務理事、講演18:30    10月英小売売上高指数19:00    10月ユーロ圏消費者物価指数・改定値20:00    プラートECB専務理事、講演22:30    9月カナダ製造業出荷22:30    9月対カナダ証券投資22:30    米新規失業保険申請件数22:30    11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:30    10月米輸入物価指数23:00    カーニーBOE総裁、カンリフ副総裁、ブロードベント副総裁、ラムスデン副総裁、講演23:10    メスター米クリーブランド連銀総裁、講演23:15    10月米鉱工業生産指数23:15   10月米設備稼働率23:30    ビルロワ・フランス中銀総裁、講演24:00    11月米NAHB住宅市場指数27:10    カプラン米ダラス連銀総裁、講演29:00    コンスタンシオECB副総裁、講演29:45    ブレイナード米FRB理事、講演 ------------11/16きょうのひとこと--------------------- 世界同時株安的な展開になってきましたが、きょうの日経平均は10時現在で110円高と堅調です。ドル円もこれを好感して113円台を回復する場面がありました。株安の連鎖を東京市場が止められるか、この後も株価動向が最大の焦点となりそうです。  本日もよろしくお願いいたします。