クロス円の下落が継続中

リスク回避の動きが続き、ユーロ円やポンド円が下落しています。ドル円の上値が重いままです。米長期金利は下がってきていますが、今は欧州の方がリスクとなっています。来週月曜は...
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英GDP改定値、第1四半期は前期比+0.1% 12年以来の低い伸びに

[ロンドン 25日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、前期比0.1%増となり、2012年以来の低い伸びにとどまった。企業投資が前期比0.2%減少し、15年半ば以来最悪のパフォーマンスとなったことに加え、家計支出が同0.2%増と、14年第4・四半期以来の低い伸びにとどまったことが響いた。純貿易は経済成長に寄与しなかった。
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働き方改革法案、衆院委で可決=野党は厚労相不信任で抵抗

[東京 25日 ロイター] - 衆院厚生労働委員会は25日、安倍晋三内閣が今国会で最重要法案と位置づける働き方改革法案を採決し、賛成多数で可決した。午前中の委員会では法案に反対する野党が加藤勝信厚労相の不信任決議案を提出し、委員会はいったん休憩に入ったが、午後の衆院本会議で不信任案は否決され、厚生労働委員会は再開した。政府・与党は29日に衆院を通過させたい考え。
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米朝首脳会談の中止で円高になったわけ ではない! 円高になった真の理由とは?

■米ドル/円の反落は米ドル全体の調整を先行した値動き 「米ドル高はホンモノだが、行きすぎの疑いがあり、いったん調整するだろう」といった判断が、前回のコラムの主張だった。
【参考記事】
●米ドル/円週足8連陽でトランプラリー超え!米ドル高を当てた正解者さえ困惑する強さ(2018年5月18日、陳満咲杜)
 今週(5月21日~)に入ってから米ドル/円は急落し、この判断を裏付ける値動きとなったが、ユーロ、英ポンドなど主要外貨の安値更新は、米ドル全体の行きすぎがなお修正されていないことを示しているので、判断の正誤も半々だったと思われる。
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
 しかし、米ドル/円の反落を先行した値動きとみれば、米ドル全体の調整も間近であると判断すべきであろう。言ってみれば、米ドル高と円高の同時進行自体が1つのサインと化しており、また、このサインが前回コラムにて提示したロジックを証左するものであるとみるべきだ。
【参考記事】
●米ドル/円週足8連陽でトランプラリー超え!米ドル高を当てた正解者さえ困惑する強さ(2018年5月18日、陳満咲杜)
■リスクオン・オフは米ドル全体の高安の理由にならない? 米ドル高と円高の同時進行はリスクオフの表れ、というのが一般的な解釈だ。しかし、つい最近(2018年第1四半期)まで、リスクオフの値動きと言えば、典型的なパターンは米ドル安・円高であったことは記憶に新しい。
 「米ドル安・円高」と表記すると、当たり前のことを書いているだけと思われるかもしれないが、ここで言う“米ドル”とはすべて米ドル全体の話を示している。だから、ユーロ高・円高と言い換えれば、よりわかりやすいかと思う。
 要するに、リスクオフの反応パターンとして円高は当たり前で変わらないが、米ドル全体の高安はトレンド次第ということだ。
 米ドル安がメイントレンドとして定着する場合は、リスクオンの時はもちろん、リスクオフの時も米ドルが売られ、反対に米ドル高がメイントレンドとして定着すれば、リスクオン・オフを問わず、米ドルが買われるわけだ。
 つまるところ、円と違って、米ドル全体の高安をリスクオン・オフという理由で説明すること自体が、適切ではないかもしれない。
 あえてこういった言い方をする目的は、他ならぬ、米ドル高がメイントレンドとして定着しており、また、米ドル高自体がホンモノであることを強調したいからだ。
 したがって、「米朝会談がキャンセルされるのでは…」という懸念が浮上すると、円高のみが進行していたのも納得できるだろう。ユーロ/円、英ポンド/円をはじめ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の大幅下落もその一環と見なせば、わかりやすいかと思う。
世界の通貨VS円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 4時間足)
 それにしても、円の独歩高は重要なメッセージであり…
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来週の日本株は下値模索、米国の通商政策リスクで慎重姿勢

[東京 25日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、下値模索の展開が見込まれる。米国が輸入車への関税引き上げの検討に入り、実現すれば国内自動車産業へのダメージは必至で、新たなリスク要因となっている。トランプ米大統領の言動の不透明感が相場全体の重しとなっており、世界景気への影響に対する懸念が強まれば、日本株に一段と下押し圧力が強まりそうだ。