----------8/4ドル円相場概況--------------------- OP 110.006HI 110.047LO 109.848CL 110.671 東京市場は、売りが先行するも109.848円で下げ止まると、実質5・10日の仲値に向けて買戻しが入り110円台を回復。その後は110.10円を挟んだ狭小レンジでもみ合った。欧州市場もほぼ同水準で膠着。NY市場に入ると、米7月雇用統計の好結果を受けて110.70円台に急伸。さらに、コーンNEC委員長の減税示唆に反応して111.047円まで上値を伸ばした。その後は、週末を控えたポジション調整的な売りに押され、110.671円で取引を終えた。 -----------8/4主な出来事---------------------------- 10:30 (豪) 6月小売売上高 (前月比) +0.3% 前回+0.6% 予想+0.2% 10:30 豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告・豪ドルの一段の上昇、経済成長とインフレを押し下げる・金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的・最近の豪ドル高は経済の見通しをやや下振れさせた・2017年のGDP予想を0.5%下方修正し 2-3%に・基調インフレは2017年下期に2%前後に達成する見込み、その後は小幅に上昇・失業率は2019年末までに5.5%をやや下回る見込み・2018年GDP予想は2.75-3.75%に据え置き、2019年は3-4%に引き上げ 15:00 (独) 6月製造業受注 (前月比) +1.0%前回+1.0%→+1.1% 予想+0.5% 21:30 (米) 7月非農業部門雇用者数 +20.9万人前回+22.2万人→+23.1万人予想+18.0万人 7月失業率 4.3% 前回4.4% 予想4.3%7月平均時給 (前月比) +0.3% 前回+0.2% 予想+0.3% 7月平均時給 (前年比) +2.5% 前回+2.5% 予想+2.4% 21:30 (米) 6月貿易収支 -436.0億USD 前回-465.0億USD→-464.0億USD予想-445.0億USD 21:30 (加) 7月就業者数 +1.09万人前回+4.53万人 予想+1.25万人 21:30 (加) 7月失業率 6.3% 前回6.5% 予想6.5% 21:30 (加) 6月貿易収支 -36.0億CAD前回-10.9億CAD→-13.6億CAD予想-12.5億CAD 23:00 (加) 7月Ivey購買部景況指数 60.0 前回61.6
23:37 コーン米NEC委員長・法人税率を現行の35%からOECD平均の23%程度に引き下げるべき・企業が対外資産引き揚げ(リパトリエーション)を行いやすいように税制改革を -----------8/4株式・債券・商品-----------------------
---------8/7きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50 7月外貨準備高 <海外>15:00 6月独鉱工業生産16:15 7月スイス消費者物価指数23:45 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演26:25 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演28:00 6月米消費者信用残高----- OPECと非加盟国の専門家会合(アブダビ、8日まで) --------8/7きょうのひとこと------------------------- ドル円は、米雇用統計の好結果とコーンNEC委員長の減税トークで一時111円台を回復しました。またしても52週線にタッチして反発しており、「2度ある事は3度ある」を証明した格好です。この動きによってひとまず底入れ(きょうの動きが堅調なら)と見て良さそうですが、強気見通しに傾くためには、少なくとも20日移動平均線(111.57円前後)を回復する必要がありそうです。 本日もよろしくお願いいたします。