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日銀は政策維持、海外リスクも変化なし 長期金利低下「問題ない」

日銀は19─20日に開いた金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度とする長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)付き量的・質的金融緩和政策の現状維持を決めた。海外経済の減速懸念や長期金利低下・株安が進む中で開かれた決定会合だったが、海外リスクの記述に変化はなかった。また、長期金利の低下について、黒田東彦総裁は会見で「問題ない」との認識を示した。
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長期金利、許容レンジ内ならマイナスも「問題ない」=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は20日、金融政策決定会合後の記者会見で、一時0.010%を付けるなど低下傾向となっている長期金利について、欧米の長期金利が低下する中で日本の長期金利も低下しているとし「これ自体は何ら問題にするところではない」と述べた。また、仮にマイナスとなった場合でも、7月の決定会合で決めた上下0.2%の範囲内ならば、問題ないとの認識を示した。
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景気判断、12カ月連続据え置き「緩やかに回復」=12月月例経済報告

政府は20日発表した12月の月例経済報告で、全体の景気判断は12カ月連続で「緩やかに回復している」として据え置いた。公共投資について判断を下方修正したほか、貿易サービス収支について「赤字はこのところ増加している」に表現を変更した。個人消費や設備投資の判断は据え置いた。
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炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か

■2018年の米ドル/円の値幅は10円未満… みなさん、こんにちは。
 早いもので、本年(2018年)も間もなく終了。
 振り返ってみれば、2018年の為替相場は極めて値動きの少ない展開に終始しました。
 特に、今年(2018年)の米ドル円の値幅は、本稿執筆時で、わずか9.9円。
 年間の値幅が10円にも満たない、稀にみる膠着相場で1年を終えそうです。
米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)
■2016年の大相場が低ボラティリティを演出 この低ボラティリティを演出したのが、2016年の大相場。
 2016年の為替相場は、6月のBrexit(英国のEU離脱)という歴史的サプライズとなった英国国民投票の結果を受けて、英ポンドが急落。英ポンド/円は2015年の高値から75円も急落しました。
 連れて、米ドル円も急落しました。
 ところが同年11月には、こちらも米大統領選でトランプ氏が勝利をおさめるというサプライズの結果を受け、米ドル円は急騰。
 年末までの1カ月強で約18円も急騰するといった大相場を演じました。
【参考記事】
●ザイFX!で2016年を振り返ろう!(1) 英国がEU離脱! 英ポンドは二度死ぬ!?
●ザイFX!で2016年を振り返ろう!(2) トランプ氏当選でまさかのリスクオン到来!
 さすがに、これだけ短期間にBrexitとトランプ米大統領の誕生という歴史的に重要なイベントで乱高下した為替相場はその後、方向性に欠け、ボラティリティが低下。
 為替市場全体のボラティリティの低下に伴い、米ドル/円の値幅も徐々に狭くなり、2018年の米ドル/円は、年間の値幅が10円にも到達しないという、稀にみる膠着相場に陥っています。
米ドル/円 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 月足)
■2019年の米ドル/円相場は大きな動きを予想 こうした値動きの乏しいマーケットは、多くのトレーダーの収益を圧迫します。
 しかし、唯一の例外は、オプショントレーダー。
 金融機関のオプショントレーダーは、方向性だけではなく、ボラティリティに対してトレードを行います。
 つまり、今年(2018年)の米ドル/円のように、相場がレンジに陥り始めると、彼らは「さらに米ドル/円相場が膠着すること」にリスクを傾けます。
 結果、今年(2018年)の米ドル/円のように、終始相場が動かなくなると、膠着することに賭けた彼らの収益力は極めて高いものになります。
米ドル/円 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 月足)
 しかし、オプショントレーダーにとって収益力の高い、膠着相場が長期に渡って続くことはありません。
 それは、2016年に大きな値幅を伴い、多くの為替トレーダーに多大な収益をもたらした相場が長く続かなかったことと同様です。
 つまり、彼らは、膠着相場を見込んでオプションを売っているわけですが、実際に少しずつマーケットが動意を見せ始めると、売ったオプションを一気に買い戻さないといけないことになります。
 結果、オプションの買い戻し、巻き戻しの動きが始まると、為替市場では突如、ボラティリティが急騰し、米ドル/円も一転して明確な方向性を見せ始めることになります。
 こうした流れから、過去2年間の膠着相場を経て、2019年の米ドル/円相場は大きく変動することが予想されます。
■米ドル/円相場のカギを握るのはFOMC では、米ドル/円が大きく調整するきっかけは何かを探ってみます。
 そのカギを握るのが、FOMC(米連邦公開市場委員会)。
 過去数年間に渡って米ドルの底堅さを演出してきたのは、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げです。
 その利上げが、まだ継続中であるというのが、11月中旬までのマーケットのコンセンサスであり、その意味において、米ドルはさらに続伸するのではないかという意見が大半でした。
 逆説的にいえば、FRBが政策金利を中立と判断した局面で、米ドルは続伸する理由を失い、ピークアウトするとも言えます。
 そして、今年(2018年)最後のイベントとして、マーケットの注目を集めたFOMCの結果が、日本時間本日(12月20日)未明に公表されました。
 まず、FF金利(※)誘導目標を2.25-2.50%のレンジへ引き上げました。
(※編集部注:「FF金利」とは、フェデラルファンド金利のことで、FFレートとも呼ばれる。米国の政策金利)
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
 そして、2019年の利上げ見通しは、前回予測の3回から2回に減少。
【参考記事】
●ハト派色強いFOMCなら米ドル/円は売り! 「黄色いベスト運動」で欧州が景気減速!?(12月17日、西原宏一&大橋ひろこ)
2019年12月FOMCで公開されたドットチャート(出所:FRB)
 これは、ほぼ大方のマーケットの予想通りです。
 ただ、一部のマーケット参加者は、もう少しハト派的なものを期待していたため、一時米ドルは買い戻される展開に。
 次に、注目のパウエル議長の…
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炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か

■2018年の米ドル/円の値幅は10円未満… みなさん、こんにちは。
 早いもので、本年(2018年)も間もなく終了。
 振り返ってみれば、2018年の為替相場は極めて値動きの少ない展開に終始しました。
 特に、今年(2018年)の米ドル円の値幅は、本稿執筆時で、わずか9.9円。
 年間の値幅が10円にも満たない、稀にみる膠着相場で1年を終えそうです。
米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)
■2016年の大相場が低ボラティリティを演出 この低ボラティリティを演出したのが、2016年の大相場。
 2016年の為替相場は、6月のBrexit(英国のEU離脱)という歴史的サプライズとなった英国国民投票の結果を受けて、英ポンド/円が75円も急落。
 連れて、米ドル円も急落しました。
 ところが同年11月には、こちらも米大統領選でトランプ氏が勝利をおさめるというサプライズの結果を受け、米ドル円は急騰。
 年末までの1カ月強で約18円も急騰するといった大相場を演じました。
【参考記事】
●ザイFX!で2016年を振り返ろう!(1) 英国がEU離脱! 英ポンドは二度死ぬ!?
●ザイFX!で2016年を振り返ろう!(2) トランプ氏当選でまさかのリスクオン到来!
 さすがに、これだけ短期間にBrexitとトランプ米大統領の誕生という歴史的に重要なイベントで乱高下した為替相場はその後、方向性に欠け、ボラティリティが低下。
 為替市場全体のボラティリティの低下に伴い、米ドル/円の値幅も徐々に狭くなり、2018年の米ドル/円は、年間の値幅が10円にも到達しないという、稀にみる膠着相場に陥っています。
米ドル/円 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 月足)
■2019年の米ドル/円相場は大きな動きを予想 こうした値動きの乏しいマーケットは、多くのトレーダーの収益を圧迫します。
 しかし、唯一の例外は、オプショントレーダー。
 金融機関のオプショントレーダーは、方向性だけではなく、ボラティリティに対してトレードを行います。
 つまり、今年(2018年)の米ドル/円のように、相場がレンジに陥り始めると、彼らは「さらに米ドル/円相場が膠着すること」にリスクを傾けます。
 結果、今年(2018年)の米ドル/円のように、終始相場が動かなくなると、膠着することに賭けた彼らの収益力は極めて高いものになります。
米ドル/円 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 月足)
 しかし、オプショントレーダーにとって収益力の高い、膠着相場が長期に渡って続くことはありません。
 それは、2016年に大きな値幅を伴い、多くの為替トレーダーに多大な収益をもたらした相場が長く続かなかったことと同様です。
 つまり、彼らは、膠着相場を見込んでオプションを売っているわけですが、実際に少しずつマーケットが動意を見せ始めると、売ったオプションを一気に買い戻さないといけないことになります。
 結果、オプションの買い戻し、巻き戻しの動きが始まると、為替市場では突如、ボラティリティが急騰し、米ドル/円も一転して明確な方向性を見せ始めることになります。
 こうした流れから、過去2年間の膠着相場を経て、2019年の米ドル/円相場は大きく変動することが予想されます。
■米ドル/円相場のカギを握るのはFOMC では、米ドル/円が大きく調整するきっかけは何かを探ってみます。
 そのカギを握るのが、FOMC(米連邦公開市場委員会)。
 過去数年間に渡って米ドルの底堅さを演出してきたのは、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げです。
 その利上げが、まだ継続中であるというのが、11月中旬までのマーケットのコンセンサスであり、その意味において、米ドルはさらに続伸するのではないかという意見が大半でした。
 逆説的にいえば、FRBが政策金利を中立と判断した局面で、米ドルは続伸する理由を失い、ピークアウトするとも言えます。
 そして、今年(2018年)最後のイベントとして、マーケットの注目を集めたFOMCの結果が、日本時間本日(12月20日)未明に公表されました。
 まず、FF金利(※)誘導目標を2.25-2.50%のレンジへ引き上げました。
(※編集部注:「FF金利」とは、フェデラルファンド金利のことで、FFレートとも呼ばれる。米国の政策金利)
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
 そして、2019年の利上げ見通しは、前回予測の3回から2回に減少。
【参考記事】
●ハト派色強いFOMCなら米ドル/円は売り! 「黄色いベスト運動」で欧州が景気減速!?(12月17日、西原宏一&大橋ひろこ)
2019年12月FOMCで公開されたドットチャート(出所:FRB)
 これは、ほぼ大方のマーケットの予想通りです。
 ただ、一部のマーケット参加者は、もう少しハト派的なものを期待していたため、一時米ドルは買い戻される展開に。
 次に、注目のパウエル議長の…