債券市場発、為替市場は円安

債券市場発、為替市場は円安

ドル円は113.25円付近に上昇してきていますが、ドル高というよりは、円安で上昇してきています。欧州の債券利回りが上昇し、米長期金利も上昇していますが、日本に関してはピン止めされているので、円安となって、クロス円が上昇してきています。このあと米下院で税制改革法案の採決があります。ここで可決されると、トランプ大統領の署名で成立となります。メルマガバカラ村のFXトレード日報!クリックしてね♪⇒ブログランキングク
トヨタ、18年のグループ世界販売は過去最高の1049.5万台を計画 News

トヨタ、18年のグループ世界販売は過去最高の1049.5万台を計画

[東京 20日 ロイター] - トヨタ自動車は20日、日野自動車とダイハツ工業を含めたグループでの2018年の世界販売台数を過去最高の約1049万5000台とする計画を発表した。17年見込みは約1035万4000台で、18年は17年見込み比で1%程度の伸びとみている。

コラム:2018年の為替、強い通貨と弱い通貨の見極め方=鈴木健吾氏 News

コラム:2018年の為替、強い通貨と弱い通貨の見極め方=鈴木健吾氏

[東京 20日] - 10年前の2007年、米国でサブプライム問題が表面化。その後、金融危機が勃発し、世界経済は低迷に陥った。各国政府・中央銀行は景気浮揚のためにあらゆる手段を講じたが、米国を除いて不景気のトンネルの出口が見えない状況が長らく続いた。しかし、2017年はようやくその出口が見えてきたかもしれない。

FOMC後は、取り立てて米ドル/円を買う 理由がない! 膠着状態はいつまで続く? ブログ

FOMC後は、取り立てて米ドル/円を買う 理由がない! 膠着状態はいつまで続く?

■2016年の米ドル/円は英国国民投票などに翻弄された 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、日足チャートをご覧いただきたい。

 このチャートは、2016年8月下旬以降を表示しているので表示されていないが、昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をした。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 「英国の国民投票」の結果が、事前の予想に反して、「英国のEU離脱」に確定すると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)の安値を付けた。

 99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。

 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、107円台に大きく上昇している。 

 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、107円台にまで大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。

■2016年11月にボックス相場を上抜けし、その後ターゲット達成 上述の値動きがあった結果、昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。

 ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。

 ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。

 日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。

■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。

 米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。 米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。

 米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。

 109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。

 それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」を形成中、と考える。

米ドル/円(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「紫の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。

 次に説明するボックス相場「緑の破線」の下限を、108.00円近辺から107.00円近辺に修正した。

 その結果として、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」の下限も107.00円近辺に修正した。

■現在は107円近辺-114円台半ばのボックス相場を形成中 現在の米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。

 従来は、このボックス相場「緑の破線」の下限は、108.00円近辺と考えていた。

 北朝鮮問題を材料に、リスク回避の思惑が強くなり、108.00円を割り込んで、107円台前半の安値を付けたが、9月9日前後に、北朝鮮がミサイルを発射しなかったことで、米ドル/円の買い戻しが強くなり、大きく反発(上昇)している。

 それで、このボックス相場「緑の破線」の下限を、107.00円近辺と修正する。現在の米ドル/円相場は、ボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。

 11月6日(月)の値動きで、114.50を上に抜けたのだが、一時的だったので、ボックス相場「緑の破線」が維持されている、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、サポート・ライン「ピンクの破線」を表示した。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このサポート・ライン「ピンクの破線」は、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。

 レジスタンス・ライン「赤の破線」を…
FOMC後は、取り立てて米ドル/円を買う 理由がない! 膠着状態はいつまで続く? ブログ

FOMC後は、取り立てて米ドル/円を買う 理由がない! 膠着状態はいつまで続く?

■2016年の米ドル/円は英国国民投票などに翻弄された 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、日足チャートをご覧いただきたい。

 このチャートは、2016年8月下旬以降を表示しているので表示されていないが、昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をした。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 「英国の国民投票」の結果が、事前の予想に反して、「英国のEU離脱」に確定すると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)の安値を付けた。

 99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。

 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、107円台に大きく上昇している。 

 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、107円台にまで大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。

■2016年11月にボックス相場を上抜けし、その後ターゲット達成 上述の値動きがあった結果、昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。

 ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。

 ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。

 日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。

■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。

 米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。 米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。

 米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。

 109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。

 それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」を形成中、と考える。

米ドル/円(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「紫の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。

 次に説明するボックス相場「緑の破線」の下限を、108.00円近辺から107.00円近辺に修正した。

 その結果として、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」の下限も107.00円近辺に修正した。

■現在は107円近辺-114円台半ばのボックス相場を形成中 現在の米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。

 従来は、このボックス相場「緑の破線」の下限は、108.00円近辺と考えていた。

 北朝鮮問題を材料に、リスク回避の思惑が強くなり、108.00円を割り込んで、107円台前半の安値を付けたが、9月9日前後に、北朝鮮がミサイルを発射しなかったことで、米ドル/円の買い戻しが強くなり、大きく反発(上昇)している。

 それで、このボックス相場「緑の破線」の下限を、107.00円近辺と修正する。現在の米ドル/円相場は、ボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。

 11月6日(月)の値動きで、114.50を上に抜けたのだが、一時的だったので、ボックス相場「緑の破線」が維持されている、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、サポート・ライン「ピンクの破線」を表示した。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このサポート・ライン「ピンクの破線」は、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。

 レジスタンス・ライン「赤の破線」を…