米財務省、今後数カ月の入札規模拡大へ News

米財務省、今後数カ月の入札規模拡大へ

[ワシントン 2日 ロイター] - 米財務省は2日、四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)の詳細で、向こう数カ月入札規模を拡大する方針を示した。連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れ縮小などを受けて行う。

米4月ADP民間雇用者数は20.4万人増、昨年11月以来の低い伸び News

米4月ADP民間雇用者数は20.4万人増、昨年11月以来の低い伸び

[2日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した4月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が20万4000人増と、昨年11月以来の低い伸びにとどまった。ただ市場予想の20万人は上回った。

FOMC、そして日本は連休へ

FOMC、そして日本は連休へ

今夜はFOMCです。ドル高が続いているところなので重要ですが、これが終わっても、金曜は雇用統計があります。ドル高ということから、ユーロドルは1.19台に入り、ドル円は110円目前まで上がってきています。米長期金利も2.96%台で推移しているので、こちらも気になるところですが、ゆっくり上昇していくならドル高なんでしょうけど、急騰するようなことになれば、反対にドル円は下がってしまうんでしょうね。明日から日本は連休で
米中貿易戦争は緩和どころか激化している! なぜ、それでドル全面高になっているのか? ブログ

米中貿易戦争は緩和どころか激化している! なぜ、それでドル全面高になっているのか?

■ドルインデックスが200日線を上抜けし、米ドル安局面終焉 米ドル全面高が続いている。ドルインデックスは200日移動平均線(200日線)をブレイクしたが、これは昨年(2017年)4月以来初めてのことで、昨年(2017年)年初から一貫して展開された米ドル安局面の終焉を示している上、4月20日(金)に本コラムが指摘したように、今回の米ドル高はホンモノであることが証左されている。

【参考記事】

●このままなら民主主義は全体主義に敗北の運命!? ドルは既に底打ったか底打ちが近い(2018年4月20日、陳満咲杜)

ドルインデックス 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)

■ユーロ/米ドルは200日線割れで、ユーロ高終焉 対極として位置づけられるユーロ/米ドルの200日線割れも昨年(2017年)4月以来の出来事であり、これが2017年4月安値から引かれたメインサポートラインを割り込んだのに続いて起こったことから考えて、ユーロ高はすでに終焉、ここからはしばらく下落していくだろうと推測される。

ユーロ/米ドル 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)

■英ポンド/米ドルのダブル・トップ完成が、米ドル底打ちを証左 「米ドル全面高」という言い方のとおり、米ドルの反騰は、対円、対英ポンド、対豪ドルなど、主要外貨に対して、すべて確認されており、大きなポイントとなっている。

 対円で110円の心理的大台に接近したほか、対英ポンドや対豪ドルの「ダブル・トップ」というフォーメーションの形成や下放れの確認は印象的で、また、重要なサインを灯していると思う。

 英ポンド/米ドルも同じく、まずは2017年3月安値から引かれたメインサポートラインを割り込み、目先200日線の割り込みをもって英ポンド高の終焉、また、これから反落変動が継続することを示している。

英ポンド/米ドル 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)

 日足における「ダブル・トップ」のパターンが、3月安値の割り込みで確認された以上、ごくシンプルな見方でこれから「倍返し」目標の1.3ドルの大台打診にトライしやすいだろう。

 もちろん目先を含め、途中ではスピード調整があると思うが、メイントレンドが確認された以上、戻りがあればむしろ売りの好機と捉えるべきであろう。

 ちなみに、英ポンドは主要外貨のうち、4月に入って高値をいったん更新した通貨なので、4月20日(金)コラムの指摘どおり、英ポンド/米ドルの「ダブル・トップ」の構造、そして下放れを果たしたことは、米ドル高の可能性を証左、米ドルの底打ちがすでに完了したと言える根拠でもある。

【参考記事】

●このままなら民主主義は全体主義に敗北の運命!? ドルは既に底打ったか底打ちが近い(2018年4月20日、陳満咲杜)

■最も弱かったのは豪ドル、ここから大幅に下落か 主要外貨のうち、最も弱かったのは豪ドルである。今年(2018年)1月高値と昨年(2017年)9月高値で形成された大型「ダブル・トップ」は、昨年(2017年)12月安値の割り込みをもって確立され、ここから大幅に下落余地を拡大するだろう。

豪ドル/米ドル 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)

 途中のリバウンドは、4月高値を形成したが、これが200日線に制限されていたことに注目すれば、ここからベア(下落)トレンドを修正するにはハードルがかなり高いと言える。

 もちろん、足元では200日線とかなり離れているから、近々いったんスピード調整(切り返し)があってもおかしくないが、米ドル全面高の基調が確認された以上、戻りがあれば、戻り売りの好機と見なすのも自然な成り行きだ。

 目先の米ドル全面高、そしてまた、これから米ドル全面高が継続…
日経平均は4日ぶり反落、大型連休の谷間で調整売りに押される News

日経平均は4日ぶり反落、大型連休の谷間で調整売りに押される

[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、4日ぶりに反落した。為替が円安気味に推移したことや、米アップル株が決算発表後の時間外取引で上昇したことを好感して買い先行で始まったが、大型連休の谷間にあたったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えており、次第にポジション調整売りに押された。

ドル109円後半、参加者少なく110円をトライできず News

ドル109円後半、参加者少なく110円をトライできず

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の109円後半。大型連休の谷間のこの日は、参加者も少なく取引が低迷し、方向感に乏しい値動きとなった。ドルは前日付けた約3カ月ぶり高値を上抜けたが、その後は調整売りに押され、110円をトライできなかった。