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中谷防衛相とハリス米軍司令官が会談、南シナ海問題で連携

[東京 17日 ロイター] - 中谷元防衛相は17日、来日中のハリス米太平洋軍司令官と会談し、緊迫する南シナ海問題について、日米が共同訓練などを通じて連携することを確認した。両者は会談で、中国が西沙諸島にミサイルを配備したことに言及。中谷防衛相は、米軍による「航行の自由作戦」への支持をあらためて表明した。
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石原再生相:マイナス金利の評価、金融機関などヒアリング必要

[東京 17日 ロイター] - 石原伸晃・経済再生相は17日、報道各社とのインタビューで日銀が打ち出したマイナス金利政策について「デフレ脱却に対する姿勢は評価する」一方、二次的な影響を含めた政策効果は金融機関や預金者へのヒアリングが必要とし、現時点での評価は時期尚早との見解を示した。
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ユーロ/円のターゲットは118円?102円? 126円を割り込むと急落の可能性が!

■2012年11月に中長期のレジスタンスラインを突破 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、月足チャートからご覧いただきたい。
 ユーロ/円は、2008年に約170円(正確には、169.95円)の高値をつけてから、下落に転じた。  
ユーロ/円 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 そして、月足チャートで見ると、2012年3月に2008年の高値を起点としたレジスタンス・ライン「ピンクの破線(細線)」を上に抜けたのだ が、この時点では、結局、トレンド転換が起こらなかった、と判断したので、2012年4月の高値に合わせて、新たなレジスタンス・ライン「緑の破線」を表 示した。
 つまり、レジスタンス・ライン「ピンクの破線(細線)」を上に抜けた時には、ユーロ/円は、下落トレンドのままで、上昇トレンドに転換していない、と判断した。
 しかし、改めて引き直した中長期のレジスタンス・ライン「緑の破線」を明確に上に抜ける場合は、「買いシグナル」なので、要注意と考えていた。
 2012年の11月に、中長期のレジスタンス・ライン「緑の破線」を、明確に上に抜け、「買いシグナル」を発した、と考える。 
ユーロ/円 月足(クリックで拡大) (出所:ヒロセ通商) 
■150円近辺をピークに下落トレンドに転換した可能性 一昨年(2014年)の10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
 それで、その時点での直前の安値(134円台前半)に合わせて、サポート・ライン「赤の破線」を表示した。
 高値150.00円アラウンド(149.75-80円水準)をつけるまでは、このサポート・ライン「赤の破線」に従って上昇した、と考える。
 しかし、昨年(2015年)の1月中旬(1月15日木曜日)の急落で、このサポート・ライン「赤の破線」を割り込んだ。「売りシグナル」を発した、と考える。  
ユーロ/円 月足(クリックで拡大) (出所:ヒロセ通商)
 この時点(2015年1月15日木曜日)で、ユーロ/円が、トレンド転換した可能性がある、と考えた。
 つまり、ユーロ/円の94円台から150円近辺まで上昇した期間が、「上昇トレンド」であり、150円近辺がピーク(最高値)で、「下落トレンド」に転換している可能性がある、ということだ。
 ユーロ/円は、この「売りシグナル」に従い、126.00円近辺まで下落した。
 しかし、126.00円近辺を底に、反転して、大きく急騰した。
 それで、新たに、一番右のサポート・ライン「緑の破線」を表示した。 
ユーロ/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 126円台からの反転、大きな上昇で、ユーロ/円のトレンドは判然としなくなった(つまり、はっきりしなくなった、わからなくなった)、と考えた。
 昨年(2015年)の4月以降の値動きでは、ユーロ/円は、126円台にまで急落し、そして、141円台に急騰した。
 しかし、ユーロ/円は一番右のサポート・ライン「緑の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
 個人的な思惑になるが、月足チャートに、「赤の破線」で示したサポート・ラインを割り込んだことで、その時点でトレンド転換が起こっているのではないか?(=すでに、下落トレンドに転換しているのではないか?)と、考えている。
 このところの値動きでは、昨年(2015年)の12月3日(木)のECB(欧州中央銀行)理事会後のドラギ総裁の発表した「追加の緩和策」が、事前に期待した程の内容ではなかったことで、強烈な「ユーロの買い戻し」となった。
 12月3日(木)のユーロ/円の安値は129円台ミドルをつけているが、安値(129円台ミドル)から急上昇して、134円台をつけている。
 しかし、この値動きで「上昇トレンド」に転換したとは言えない、と考えている。
 つまり、一番右のサポート・ライン「緑の破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」が有効、と考える。
■マイナス金利導入の影響は月足では見つからない 先月末(1月29日)の日銀政策決定会合で、マイナス金利の導入が発表されて、「円売り」になった。
 ユーロ/円は、129円台から132円台に急上昇している。
 しかし、現時点の月足チャートで見る限りでは、特段の変化は見つからない。
 つまり、一番右のサポート・ライン「緑の破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」が有効、と考える。
 続いて、週足チャートをご覧いただき…
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焦点:好調だった春節の百貨店免税売上高、単価減を客数増でカバー

[東京 17日 ロイター] - 今年の春節期間中における国内百貨店の免税売上高は、中国の景気減速の影響を感じさせない結果となった。化粧品などの消耗品の購入が増えて客単価は下がったものの、客数の増加がこれを補った。訪日外国人の消費傾向に変化が出ており、そのトレンドが継続するのか、早くも次のヤマ場となる「花見」シーズンの動向に注目が集まっている。
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南シナ海の緊張を高める中国の行為、深刻に懸念=菅官房長官

[東京 17日 ロイター] - 菅義偉官房長官は17日午後の会見で、中国が南シナ海の西沙諸島に地対空ミサイルを配備したと伝えられたことについて「個々の具体的な情報についてはコメントを控える」としたうえで、「南シナ海において一方的に現状を変更し、緊張を高める行為は国際社会共通の懸念だ。わが国もこうした行為を深刻に懸念しており、既成事実化は認められない」と語った。