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日銀総裁、必要なら量・質・金利で対応 出口議論は尚早

[東京 4日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は、4日午後の参院予算委で、物価安定目標の実現に向けて必要と判断すれば「量・質・金利の3次元で対応をとる」と述べた。現時点では目標達成に向けて「道半ば」との認識を示し、「(緩和政策からの)出口を議論するのは時期尚早」と語った。
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米共和党討論会、トランプ氏に集中砲火 移民問題で応酬

[デトロイト 3日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補指名を目指す4人による討論会が3日開かれ、先頭を走る不動産王ドナルド・トランプ氏に批判が集中した。「スーパーチューズデー」の圧勝を受けてトランプ氏の党候補指名が現実味を増すなか、ライバルらはトランプ氏の移民政策の矛盾点を突くなど果敢に攻め立てたが、決定打に欠け、討論会は「泥仕合」の様相を呈した。
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コラム:時期尚早の「マイナス金利」是非論=加藤隆俊氏

[東京 4日] - 2月末に中国・上海で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明については、抽象論との批判もあるようだが、国際金融市場の混乱の震源地となった中国が議長国を務める会合で主要国の共通理解が文章にまとめられたことは、それ自体、意味のある成果である。
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現時点でさらにマイナス金利下げること考えていない=日銀総裁

[東京 4日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は4日午前の参院予算委員会に出席し、「現時点で、さらにマイナス金利を下げることは考えていない」と述べた。一方、「必要ならば質、量、金利を活用して適切に対処したい」、「経済は生き物なので、必要ならちゅうちょなく政策を調整する」と追加緩和を辞さない姿勢を強調した。藤田幸久委員(民主)への答弁。