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積極的な成長戦略とマイナス金利政策が重要=岩田・元日銀副総裁

[東京 17日 ロイター] - 日本経済研究センターの岩田一政理事長(元日銀副総裁)は17日、首相官邸で開かれた第2回の国際金融経済分析会合で、日本にはまだデフレのリスクが残っているとし、積極的な政府による成長戦略と日銀によるマイナス金利政策が重要との認識を示した。
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インタビュー:NISA、恒久化含め検討必要=自民・金融調査会長

[東京 17日 ロイター] - 自民党の根本匠・金融調査会長(元復興相)は17日、ロイターのインタビューに応じ、非課税期間が投資開始から最長5年、口座開設の期限が2023年末までとなっている少額投資非課税制度(NISA)について、恒久化を含めて検討する必要があるとの見解を示した。
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世界的リスクオンに乗れない日本株、円高リスクで業績圧迫懸念

[東京 17日 ロイター] - 世界的なリスクオンムードに日本株が乗り切れない。米連邦準備理事会(FRB)が予想以上にハト派の姿勢を示し、世界的に株高機運が高まったが、日経平均は後場に入ると失速。米利上げペース鈍化に伴う円高進行が、来期業績を圧迫するとの警戒感が上値を抑えている。
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焦点:トランプ氏、今後資金調達が必要に 献金者は悪評恐れる

[ワシントン/ニューヨーク 16日 ロイター] - 米共和党の指名獲得に大きく前進した不動産王ドナルド・トランプ氏は、これまで、大口献金などに頼らずほとんど自己資金で選挙活動を行ってきた。ただ、本選を見据え、今後予想されるネガティブ・キャンペーンなどに対抗するため、いずれ本格的な資金調達が必要になるとみられている。
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コラム:ドル安長期化か、ハト派化するFRB=門田真一郎氏

[東京 17日] - 15―16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジが市場予想通り0.25―0.50%に据え置かれた。FOMCは順調な米国経済の状況を説明しつつも、世界経済・金融動向のリスクを指摘し、今年の利上げ回数の見通しを4回から2回に引き下げた。
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鉄鉱石価格が急上昇後に急落! その影響受ける豪ドルの反落を警戒!

■豪州は資源産業一辺倒から「教育や観光」にシフト みなさん、こんにちは。
 オーストラリアは資源国とも言われ、コモディティ産業の影響を大きく受けています。
 しかし、「商品の時代」とも言われ、好調を維持していたコモディティ産業も中国経済の減速とともに衰退…。
 こうした事態を早期から予測していたオーストラリアは国家をあげて、資源産業一辺倒の国家から「教育や観光」といった産業にシフトする努力を続けてきました。
 その成果が徐々に現れ、オーストラリア経済は改善、雇用は堅調。
(詳しくはこちら → 経済指標/金利: その他地域主要経済指標の推移)
 この点が中国経済の減速に比例して、経済が下降気味のシンガポールや台湾と違うところ…。
 ただ依然として、通貨としての豪ドルはコモディティ、とくに鉄鉱石価格の推移に大きな影響を受けます。
豪ドル/米ドル 日足(出所:CQG)
■鉄鉱石の調整とともに、豪ドルに反落余地 2016年年初に日経平均を筆頭として、グローバルに株が急落した局面では、リスクアセットである豪ドルも急落しました。
日経平均 日足(出所:株マップ.com)
NYダウ 日足(出所:CQG)
 豪ドル/円は一時77円台、豪ドル/米ドルは0.68ドル台まで急落しましたが、その後、豪ドル/円は86円台、豪ドル/米ドルは0.76ドル台まで急反発しています。
豪ドル/円 日足(出所:CQG)
豪ドル/米ドル 日足(出所:CQG)
 それは、NYダウを筆頭としたグローバルな株の回復もありますが、最大の要因は鉄鉱石。
 40ドルを割り込んでいた鉄鉱石価格が一気に60ドル台まで回復し、それに連れて、豪ドルも急騰しています。
 しかし、一時的に急騰していた鉄鉱石も徐々に値を下げ、現在、50ドル台前半レベルで推移しています。
  鉄鉱石の反落と比較すると、現状の豪ドルは調整が…
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FRB議長発言はハト派的、市場タカ派寄り インフレ軽視がリスク

[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は16日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定した。FRB内の議論で利上げ慎重派が優勢だったことを示しているが、最近のインフレ率上昇をFRBが見誤ることが米経済にとってリスクだ。