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G7サミット、政策総動員を確認 日本はエンジン全開宣言

[伊勢/志摩 27日 ロイター] - 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)は2日目の27日、首脳宣言を採択して閉幕した。世界経済の将来的な下方リスクに警戒感を示し、全ての政策を総動員することを確認。議長国会見で安倍晋三首相は、日本はアベノミクスのエンジンを最大限吹かしていく決意を表明した。ただ、オランド仏大統領が経済危機の中にはないと発言するなど、宣言とは裏腹に協調の意思の弱さが目立つサミットになった。
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水準下がった日本株のPER、今期の業績予想に不信感

[東京 27日 ロイター] - 日本株のバリュエーションが低下している。円高や外需減退による国内企業の業績圧迫懸念が払しょくされないためだ。日経平均の予想PER(株価収益率)は昨年度までの15倍から足元では14倍まで下落。消費増税延期や財政出動など政策期待はあるものの、為替や政策効果を除いた日本企業の「稼ぐ力」に対する信頼感は高まっていない。
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サミット閉幕、首相「強い危機感共有」 増税判断は参院選前

[伊勢/志摩 27日 ロイター] - 安倍晋三首相は27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の閉幕に当たって記者会見し、主要7カ国(G7)は世界経済について「強い危機感を共有した」と強調した。また、2017年4月の消費税率引き上げの是非については、「現時点で結論を出しているわけではない」としつつ、今夏の参院選の前に明らかにすると表明した。