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ドルは104円台に下落、日銀の追加緩和見送り受け

[東京 16日 ロイター] - ドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、大幅なドル安/円高の104.82/84円だった。日銀会合で金融政策の現状維持が決まったと伝わると、追加緩和を期待していた向きから失望の円買いが入り、一時104.50円まで下落した。2014年9月以来1年9カ月ぶりの安値圏となっている。
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為替の動きを緊張感もって注視、必要なら対応=円高で菅官房長官

[東京 16日 ロイター] - 菅義偉官房長官は16日午前の会見で、為替市場で1ドル105円台半ばまで円高が進んでいることに関連して、最近の為替市場に投機的な動きがみられたが、そうした動きが継続することのないよう、「緊張感をもって注視し、必要なときにはしっかり対応したい」と述べた。
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前場の日経平均は大幅反落、FOMC後の円高で一時200円超安

[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比174円78銭安の1万5744円80銭となり大幅反落した。取引時間中はドル/円<JPY=EBS>が105円台後半で円高方向に振れたことで、主力株は売り優勢の展開。下げ幅は一時200円超となった。東証業種別指数は、銀行業を除く32業種が値下がりした。
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英国のEU離脱リスク、警戒される金融波及ルート

[東京 16日 ロイター] - 英国が欧州連合(EU)を離脱した場合、警戒されるのは金融市場での波及ルートだ。英国の景気悪化や離脱連鎖も懸念材料だが、あくまで長期的な影響。短期的には、過去の金融危機のような、金融市場での信用収縮が最大のリスクとなる。その場合、金融セクターへの不安要因となるマイナス金利拡大などの金融緩和で防げるか予断は許さない。