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アングル:日米両サイドで弱まる円安期待、薄氷の1ドル100円防衛

[東京 23日 ロイター] - 日米中銀会合の2大イベントを通過し、ドル/円<JPY=EBS>に下落圧力がかかっている。日銀は金融政策の新たな枠組みを導入したが、金融緩和余地は大きくないと市場は受け止めている。米連邦公開市場委員会(FOMC)も利上げを見送り、先行きの金利予想を引き下げた。
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来週の日本株は底堅い、日銀のETF買い見直しで中小型株に資金シフト

[東京 23日 ロイター] - 来週の東京株式市場は底堅い展開となりそうだ。日米の金融政策決定を通過し材料不足となるなかで、日銀によるETF買い入れ限度の見直しを受け中小型株への資金シフトが進む見通し。相次ぐIPOも追い風となる。もっとも一段とドル安/円高に振れれば、下値を探る展開も懸念される。
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コラム:米利上げ年内見送りの現実味=鈴木敏之氏

[東京 23日] - 20―21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、またも利上げを見送った。だが、FOMC声明は、強い表現で今後の利上げ再開を示唆。同メンバーの経済予測でも年内利上げ再開が大勢を占めている。また、3人のメンバーが金利据え置きに反対し、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長自身、会見で利上げ再開に意欲を示した。
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日銀に手詰まり感。政策に新鮮味なし! 年内にドル/円は95円あたりまで下落か!?

■日銀の決定内容は現状の金融政策の延長戦でしかない 9月21日(水)、日銀は金融政策決定会合において、金融緩和強化のための新しい枠組み「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を決定しました。
記者会見に応じる黒田総裁。2016年9月の会合で日銀は、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を決定。仰々しいタイトルとは裏腹に、新鮮味に欠ける内容か (C)Bloomberg/Getty Images
 タイトルは仰々しいですが、結局は、現状の金融政策の延長戦でしかないという印象です。
 まず、2%の「物価安定目標」の実現時期をこれまで明記していましたが、今回はそれを放棄し、「できるだけ早期に実現する」という表現に変えました。そして、その対策として以下の2点を謳っています。
<長短金利操作付き量的・質的金融緩和の内容>

・ 長短金利の操作を行う「イールドカーブ・コントロール」
・ 消費者物価指数の実績値が安定的に2%の「物価安定の目標」を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する「オーバーシュート型コミットメント」
■市場関係者も馬鹿ではない。日銀の手詰まり感が… 難しいことを言っているようですが、さらに記述を読み込んでいくと、今後の具体的な追加緩和の手段は、詰まるところ以下のとおりです。
<追加緩和の手段>

・ 短期政策金利の引下げ
・ 長期金利操作目標の引下げ
・ 「量的・質的金融緩和」以来実施してきた資産買い入れの拡大
・ マネタリーベースの拡大の加速
 ご覧のとおり、内容にまったく新鮮味はなく、従来の政策の焼き写し、あるいは拡大に過ぎません。
 日銀としては、新たな表現を使うことで市場に新しいメッセージを届ける意図であったと推察されますが、現実は厳しいです。
 市場関係者も馬鹿ではありません。
 逆に、日銀の政策の手詰まり感を広げる結果となってしまいました。
■緊急会合を開催しても、円安への巻き戻しは一時的 発表当初は、若干円安に振れたものの、その効果は、わずか数時間しか維持できず、黒田日銀総裁の定例記者会見が始まると同時に円高方向に反転することとなりました。
【参考記事】
●日銀追加緩和があっても効果は短期的! 若干ドル高・円安になったら絶好の売り場(9月8月、今井雅人)
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
 その後、財務省、日銀は危機感を強め、昨日22日(木)には祝日にも関わらず、金融庁も含めた3者合同の緊急会合を開催しました。
 かなり円高方向にバイアスがかかっていたために、会合開催に対して敏感に反応し、円安方向への巻き返しが起きていますが、これも一時的なものでしょう。
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
■円売り介入は無理。議論しても、小田原評定に過ぎない 現実的に考えれば、この水準で通貨当局ができることは極めて限られています。
 もっともわかりやすい対応策は、為替市場での円売り介入ですが、現在の国際社会において、激しい動きに対する対応は正当化されうるものの、水準だけで介入を行うのは非常に困難です。
 最近の円相場の緩やかな動きの中で、円売り介入を実施するのは、まず無理というのが現実です。
 日銀も新しい金融緩和を実施したばかりです。これ以上の対策は、今はできません。となると、結局は議論をするだけの小田原評定(※)でありましょう。
(※編集部注:「小田原評定」とは、豊臣秀吉が北条氏の小田原城を大軍で攻めたとき、籠城していた北条方が評定(会議)を開いたものの、長期間に渡って方針を決められず、ついには滅ぼされてしまったことから、「長い期間、議論をしても、なかなか結論が出ない会議」のことを指す言葉)
 また、FOMC(米連邦公開市場委員会)は…
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来週はドル100円めぐる攻防も、株高持続力が焦点

[東京 23日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、100円をめぐる攻防が警戒されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て米早期利上げ期待が後退した一方、これまでのところ株価や原油価格は底堅く推移。リスク選好ムードによる円高の和らぎがどの程度持続するかが焦点になりそうだ。
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焦点:クリントン、トランプ両氏が直接対決 最大のヤマ場迫る

[ワシントン 22日 ロイター] - 米大統領選における自身のリードが急におぼつかなくなった民主党候補のヒラリー・クリントン氏は、共和党のドナルド・トランプ候補と初めて直接対決する26日の討論会において、優れたパフォーマンスを示さなければならないというプレッシャーに直面している。