原子力規制委、高速増殖炉「もんじゅ」見直しで文科相に勧告 News

原子力規制委、高速増殖炉「もんじゅ」見直しで文科相に勧告

[東京 13日 ロイター] - 原子力規制委員会は13日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)について、日本原子力研究開発機構(JAEA)に代わる運営主体を特定するか、できない場合はもんじゅのあり方について抜本的な検討を進めるよう、所管の馳浩文部科学相に勧告を出した。半年をめどに結論を出すよう求めている。

曇る日本株の「先見性」、株高基調でも不透明な半年後 News

曇る日本株の「先見性」、株高基調でも不透明な半年後

[東京 13日 ロイター] - 日本株は堅調だが、国内景気や企業業績の不透明感は強い。株価は半年先のファンダメンタルズを織り込むと言われる。しかし、米利上げや中国景気など不安材料は多く、来期は今期よりも予想しにくいのが現状だ。ここ1カ月の株高は海外勢が押し上げた需給相場であり、反動安への警戒感も出ている。

来週のドル/円は底堅い、米12月利上げの思惑継続 News

来週のドル/円は底堅い、米12月利上げの思惑継続

[東京 13日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や経済指標の発表を通じて米12月利上げ開始の思惑が継続すれば、底堅い展開になりそうだ。ただ、週初に発表の日本の7─9月国内総生産(GDP)が市場予想からかい離した場合、日銀の追加緩和への思惑をも巻き込んで相場が動く可能性もある。

来週の日本株、じり高基調 日経平均2万円うかがう局面も News

来週の日本株、じり高基調 日経平均2万円うかがう局面も

[東京 13日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、じり高基調が見込まれている。16日寄り前に発表される7─9月期国内総生産(GDP)を受けて政策期待が高まれば、上値を試す公算が大きい。日経平均は節目2万円をうかがう局面がありそうだ。半面、不安定な海外市場が警戒要因という。

ドル122円半ばで小動き、週末前に短期筋主導の取引 News

ドル122円半ばで小動き、週末前に短期筋主導の取引

[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの122円半ば。実需筋のフローはそれほど出ておらず、国内勢は短期筋を中心とした取引になっているという。株価以外に目立った材料はなく、午後は小動きとなった。

焦点:2016年に忍び寄る新興市場の信用危機 News

焦点:2016年に忍び寄る新興市場の信用危機

[ロンドン 12日 ロイター] - 債務残高が多くてもデフォルト(債務不履行)は少ない──。そうした状況の再来を楽しんでいた世界だが、来年は激しい衝撃が待ち構えているように思われる。それも、米国に限った話ではない。

日経平均は反落、一時300円超の下落 売り一巡後は下げ渋り News

日経平均は反落、一時300円超の下落 売り一巡後は下げ渋り

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は8日ぶりに反落した。原油価格の下落を背景に米国株が大幅安となり、日本株も売りが先行。日経平均は一時300円を超す下げとなった。ただ、下値では日銀の上場投資信託(ETF)買い観測や短期筋による買い戻し、個人投資家の押し目買いなどが強く、売り一巡後は下げ幅を縮小した。

ダマシほど重要なシグナルはない! <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル上昇トレンド継続を示唆するダマシとは?</i> ブログ

ダマシほど重要なシグナルはない! <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル上昇トレンド継続を示唆するダマシとは?</i>

■米ドル高トレンド定着ならず、その原因は? 米ドル高トレンドが定着したかと思いきや、米ドル全体の上昇モメンタムが低下し、昨日(11月12日)はドルインデックスが下落してきた。 

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

 米ドルロング筋の苛立ちを刺激する市況になっていると言ってもおかしくなかろう。

 何しろ、金融政策の相違に基づくユーロ売りといった「鉄板トレード」が1.07ドルの節目に拒まれたようにみえるからだ。

ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)

 昨日(11月12日)、ドイツなど主要国の株価指数は軒並み1%を超えて下落、NYダウは1.4%安で約1カ月半ぶりの下落幅を記録した。 

独DAX指数 日足(出所:CQG)

NYダウ 日足(出所:CQG)

 これは原油先物相場をはじめ、金、銅など商品相場の大波乱がエネルギー関連大手企業業績への懸念を強め、株価指数を押し下げた側面が指摘できるだろう。また、FRB(米連邦準備制度理事会)幹部のハト派発言が相次ぐ中、株式相場が改めて2015年年内利上げの可能性に反応したとも解釈される。 

NY原油 日足 (出所:CQG)

 となると、目下の米ドルの伸び悩みは自然の成り行きかと思われる。何しろ、利上げ観測が株売りをもたらし、株安に伴うリスクオフがユーロ買い・円買いにつながるといった構造は、いつか来た道でもある。

■米ドル高の行方を相場のシグナルから推測 ドルインデックスについては8月相場の大混乱の前例もあるが、果たして今回の米ドル高も短命に終わるのだろうか。

 相場のことを相場に聞くなら、あれこれ考えるより、相場自体のシグナルを観察した方がよほど効果的であろう。

 結論を先に言うと、現在、相場が発したシグナルを見る限り、今回の米ドル高は「ホンモノ」の可能性が高まっており、3月高値を再打診するまで、試練を受けながらも、8月のような大反落は回避できるのではと思う。

 換言すれば、これから商品相場の反乱や株安局面が引き続き想定されるが、これらの試練を乗り越えてこそ、ホンモノの米ドル高と言えるので、ドルインデックスのシグナルを丹念に点検しておきたい。

 3月高値からドルインデックスは頭打ちとなり、反落して、大型保ち合いを形成した。 

ドルインデックス 週足 (出所:CQG)

 この保ち合いのフォーメーションはチャート上に表示されているとおり、シンメトリカル・トライアングルと見なす場合、8月24日(月)の週の週足が「邪魔」になってくる。何が邪魔かというと、やはり、その長い「ヒゲ」、つまり週足の実体部分を除いた値幅の部分だ。これがトライアングルの「枠」からはみだしているのである。

 当然のように、8月24日(月)の週以降の…