日経平均続落、パリ同時攻撃で心理悪化 政策期待が支えに News

日経平均続落、パリ同時攻撃で心理悪化 政策期待が支えに

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前週末の欧米株安に加え、13日に発生したパリ同時多発攻撃が投資家心理を冷やし、日経平均は寄り後に一時344円安となった。ただ底堅く推移したドル/円<JPY=EBS>や政策期待などが下支えし、売り一巡後は下げ幅を縮小。引けにかけては欧米市場の動向を見極めたいとして見送りムードを強めた。

アングル:直近の原油下落、日銀シナリオに影 世界経済低迷が背景か注視 News

アングル:直近の原油下落、日銀シナリオに影 世界経済低迷が背景か注視

[東京 16日 ロイター] - 原油価格が11月に入って一段と下落し、日銀の物価シナリオに暗い影を投げかけている。物価見通しの前提としている原油価格の想定から下振れし、このトレンドが継続すれば2016年度後半に達成するとしている2%の物価目標が遠くなってしまう。日銀は原油はじめ商品価格下落の背景に世界経済低迷に起因する要素が含まれているのか、引き続き慎重に見極めていくことになりそうだ。

日・フィリピン、防衛装備の移転協定に大筋合意へ=関係者 News

日・フィリピン、防衛装備の移転協定に大筋合意へ=関係者

[東京 16日 ロイター] - 日本とフィリピン両政府は、防衛装備の移転協定に大筋合意する方向で調整に入った。哨戒機など自衛隊の中古装備をフィリピン軍に供与することが念頭にある。中国の人工島をめぐって地域の緊張が高まる中、日本は東南アジア諸国の海洋安全保障の能力支援を通じ、南シナ海問題へ関与を強める。

焦点:日銀、次回会合で政策維持の公算 景気判断も据え置き News

焦点:日銀、次回会合で政策維持の公算 景気判断も据え置き

[東京 16日 ロイター] - 日銀は18─19日に開く次回の金融政策決定会合で、年間80兆円の保有国債残高の積み増しを柱とする現行の量的・質的金融緩和(QQE)政策の現状維持を決める公算が大きい。政策運営の目安である消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)は前年比で下落しているが、エネルギーの影響を除いた基調的な物価は順調に上がっているためだ。景気判断も「緩やかな回復を続けている」との表現を据え置く見通しだ。