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アングル:株高と円安が「加速ゾーン」に、過熱感の強まりに警戒も

[東京 12日 ロイター] - 日経平均株価が累積売買代金の薄いゾーンに入ってきた。戻り売りが少なくなると予想され、上昇局面では弾みがつきそうだ。ドル/円<JPY=EBS>も115円半ばを超え、テクニカル的な節目の少ない価格帯を目前にしている。日本株高と円安が連鎖する可能性もあるが、過熱感も強まりやすいだけに警戒感も出ている。
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アングル:「プレミアムフライデー」の消費喚起、脱デフレには力不足の声

[東京 12日 ロイター] - 月末の金曜日に早めの退社を促し、家族や友人との食事や旅行、買い物などの消費を刺激しようという官民あげての「プレミアムフライデー」の取り組みが、来年2月から始まる。百貨店や旅行業界などはこれに呼応し、新たなサービスの検討を進めている。しかし、今の消費低迷の原因である所得の伸び悩みや将来への不安という構造的な問題が解決されなければ、新たな消費喚起策は期待外れに終わるとの指摘も多い。
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コラム:米中対立、日本は「漁夫の利」得られるか=嶋津洋樹氏

[東京 12日] - 今月2日に明らかとなったトランプ次期米大統領と蔡英文・台湾総統の電話会談はあまりに唐突だった。特に「一つの中国」という原則を掲げ、国際社会における台湾の地位低下を進めていた中国にとっては、大きな誤算だったに違いない。これまでの中国の立場を踏まえれば、米国に対する抗議は当然だ。
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インタビュー:ドル高は継続、米国株と日本株を選好=プリンシパル・グローバルCEO

[東京 12日 ロイター] - 米資産運用大手プリンシパル・グローバル・インベスターズ(PGI)のジム・マコーガン最高経営責任者(CEO)は、ロイターとのインタビューで、足元の米ドル高基調は2017年も継続すると見込んでおり、特に米国と日本の株式を選好すると語った。今後1年─1年半の為替水準については、ドル/円が125円、ユーロ/ドルはパリティ(等価)に達するとの予想を示した。