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短観試算の需給ギャップ、人手不足で92年以来の需要超過幅

[東京 14日 ロイター] - 日銀が14日に公表した12月短観(全国企業短期経済観測調査)では、前回9月と比べ、雇用の不足感が一段と強くなった。雇用の過剰・不足は、日銀が人々の物価観とともに物価の基調的な動きを決める最も大きな要因として重視。物価の上昇圧力は働いていると説明する材料の1つになりそうだ。
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日銀12月短観、景況感が1年半ぶり改善 米新政権の影響見極め

[東京 14日 ロイター] - 日銀が14日発表した12月全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断DIがプラス10となり、前回9月調査から4ポイント改善した。改善は2015年6月調査以来、1年半ぶり。同非製造業はプラス18で横ばいだった。米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受けて円安・株高が進行しているものの、企業は先行きについて慎重な姿勢を維持している。
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ドルは115円前半、日銀短観はほぼ無風通過

ドルは午前8時ごろ115.41円と午前の高値付けた後、日銀短観発表まで115円前半で推移し、日銀短観発表直前には115.14円付近だった。短観後は一時115.27円まで強含んだが、戻り売りに押され115円ちょうどまで振り落された。その後再び115.33円まで上昇するなど、方向感のない値動きに終始した。
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前場の日経平均は7日ぶり反落、ポジション調整売りが優勢

[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比15円06銭安の1万9235円46銭となり、7日ぶりの反落となった。前日の米国株式市場では主要3指数が過去最高値を更新し、外部環境は良好だったが、日本株に対しては米連邦公開市場委員会(FOMC)後の海外市場の反応を見極めたいとの姿勢が優勢で、ポジション調整売りに押された。
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超長期国債の買入増、急激な金利上昇や変動を懸念=日銀幹部

[東京 14日 ロイター] - 日銀幹部は14日、午前に通告した国債買い入れオペで超長期ゾーンの買い入れ額を増額した理由について「最近の超長期ゾーンの急激な金利上昇や市場におけるさらなる金利変動への懸念を勘案し、金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促すため」と語った。