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日銀地域経済報告、北陸が景気「拡大」に判断上げ 海外経済には不透明感

[東京 10日 ロイター] - 日銀が10日公表した地域経済報告(さくらリポート)では、全9地域のうち北陸が前回の1月調査から景気の総括判断を引き上げた。8地域は据え置いた。北陸は、東海とともに判断を「緩やかに拡大している」とし、2地域以上が「拡大」との表現を用いるのは2008年4月調査以来、9年ぶりとなる。地域経済は改善を続けているが、企業からは海外経済の不透明感を指摘する声も聞かれている。
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Jフロント、今期は増収増益へ 中計では不動産事業など拡大  

[東京 10日 ロイター] - J.フロント リテイリング は10日、2018年2月期(国際会計基準、IFRS)は増収増益になるとの見通しを発表した。4月20日にオープンする大型商業施設の「GINZA SIX」の効果が見込めるほか、円安・株高によるインバウンド消費、富裕層消費の寄与などを見込んでいる。
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足元の為替は円安、企業側から懸念はない=日銀大阪支店長

[東京 10日 ロイター] - 日銀の衛藤公洋・大阪支店長(理事)は10日午後日銀本店で会見し、為替が昨年11月の米大統領選前と比べ円安水準にあるため、「関西経済にはポジティブ」と評価した。最近はやや円高方向に推移しているが、関西の企業側から「それほど懸念はない」という。
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インタビュー:ルネサス、買収候補は数十社 実現には増資が必要=呉社長

[東京 10日 ロイター] - ルネサスエレクトロニクスの呉文精社長兼最高経営責任者(CEO)は10日、ロイターなどのインタビューで、買収候補対象が数十社に及び、実現にはエクイティーファイナス(新株発行を伴う資金調達)が必要になるとの考えを示した。買収戦略について呉社長は「大きいものになれば新たな調達が必要だ。エクイティーファイナスが常識的なやり方だ」と述べた。
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日経平均は続伸、円安受け買い戻し 地政学リスクが上値圧迫

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。外為市場でドル/円<JPY=>が111円台と円安方向に振れたことや、地政学リスクが警戒される中でも米国株が小幅安にとどまったことなどを背景に、大型株を買い戻す動きが広がった。上げ幅は前週末比で一時180円を超えたものの、戻り待ちの売りに押され伸び悩んだ。