News

北朝鮮問題で日中高官が協議、安保理決議の厳密な履行を確認

[東京 26日 ロイター] - 外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は26日、都内で北朝鮮問題を協議し、安保理決議の厳密な履行に向け、緊密に連携することで一致した。その後に武代表と面会した岸田文雄外相は、中国に一段の役割拡大を求めた。
News

日立、日立国際をファンドに売却 半導体装置は分離

[東京 26日 ロイター] - 日立製作所は26日、連結子会社の日立国際電気を投資ファンドのコールバーグ・クラビス・アンド・ロバーツ(KKR)率いる日米ファンド連合に売却すると発表した。KKRが公開買い付け(TOB)を実施。日立国際は半導体製造装置事業を分離した後、KKRが継承する。
ブログ

ユーロ/米ドルは仏大統領選後窓を空けて 上昇したものの、ターゲットは0.8ドル!?

■ユーロ/米ドルの月足チャートは「高値圏での乱高下」 今回はユーロ/米ドルの分析を行なう。まず、月足チャートをご覧いただきたい。
ユーロ/米ドル 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 月足チャートで見ると、ユーロ/米ドルは、0.8500ドル近辺(安値は、0.8200ドル近辺)から、1.6000ドル近辺まで大きく上昇している。
 1.6000ドル近辺の高値を付けて以降は、安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンで、大きく上下動を繰り返した。
 この「安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンでの大きな上下動」は、個人的には、「高値圏での乱高下」と、判断している。
 いつもではないのだが(=必ずではないのだが)、一般的に、「高値圏での乱高下」は、「売りのシグナル」だ。
 つまり、この大きな上下動は、いずれネック・ライン(=下限)を下に割り込むことを示唆しているのだろう、と推測していた。
 このネック・ライン(=下限)は、1.2000ドル近辺のことで、ネック・ライン(=下限)を割り込む場合は、その後で、大きく下落する、と考える。
■チャート・ポイントの1.20ドルを割り込み「売りシグナル」 上述のように考えていたところ、1.2000ドルを割り込んだ。
 重要な節目(=チャート・ポイント)である1.2000ドルを割り込んだことで、「売りシグナル」を発した、と考える。
 サポート・ライン「緑の破線」は、その傾きを緩やかにして、2013年7月の安値1.27ドル台ミドルに合わせている。
 月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ時点で、まず、「売りシグナル」を発した、と考える。
 高値1.4000ドル近辺からの下落に合わせて、レジスタンス・ライン「緑の破線」を加筆した。
 このレジスタンス・ライン「緑の破線」は、直近の高値に合わせて表示している。
 このところの高値(1.17ドル台前半)を抜けるまでは、このレジスタンス・ライン「緑の破線」は、直近の高値に合わせれば良い、と考える。
■長期のサポートラインを割り込みさらなる「売りシグナル」 長期のサポート・ライン「赤の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、この長期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込み、その時点で、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
 中長期のチャート(この月足チャート)で判断するならば、「赤の破線」を割り込んで発せられたこの「売りシグナル」のターゲットは、「紫の破線」で表示した1.18ドル台の水平線と考える。
 月足チャートを見てのとおりに、上述のターゲット(1.18ドル台ミドル)は、達成した、と考える。
■ユーロ/米ドルの月足はウェッジを形成していた 長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 2008年以降のユーロ/米ドルが、下落トレンド(下落傾向)にあることを示している、と考える。
 1.18ドル台に「紫の破線」で水平線を表示した。これらの2本の「紫の破線」に注目すると、ユーロ/米ドルは、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
 2015年1月の値動きで、重要なチャート・ポイント1.2000ドルを割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
 そして、1.18ドル台の水平線「紫の破線」を、割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
 この1.18ドル台ミドルを割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは、1.04ドル台ミドル(1.0460-65ドル水準)の安値を付けた。
 1.04ドル台からは、1.17ドル台に大きく反発(上昇)した。しかし、1.17ドル台からは、再び下落に転じている。
 ユーロ/米ドルは、1.17ドル台から1.05ドル台に下落したが、1.05ドル台から1.16ドル台にまで再度、上昇している。
 しかしながら、大局で見るならば、今のところ、ユーロ/米ドルの下落トレンドに変化がない、と考えている。
 月足チャートに、1.04ドル台ミドルの水平線「ピンクの破線」を…
News

中国国際航空が来月北京・平壌間を増便、減便発表から一転

[上海 25日 ロイター] - 中国国際航空(エア・チャイナ)は、5月初めから北京と北朝鮮の首都平壌を結ぶフライトを増便する。14日には「チケットの販売状況」に基づき、この路線の一部の便について運航を一時中止するとしていたが、全便が無期限で廃止されるとの国営中央テレビ(CCTV)の報道は否定した。
News

オピニオン:トランプ減税、米国の日本化に無力か=青木大樹氏

[東京 26日] - 3月中旬から続く米長期金利の低下傾向は、トランプノミクスの「不発」リスクを織り込んだ結果であり、見方を変えれば、若干の法人減税など小ぶりな景気刺激策が出るだけでも市場は目先ポジティブに反応する可能性があると、UBS証券ウェルス・マネジメント本部の最高投資責任者(CIO)兼チーフエコノミストの青木大樹氏は指摘する。