トランプ大統領のリスク

トランプ大統領のFBI長官の解任や情報漏洩で、共和党内でも不信感が出ており、減税策やヘルスケア法案が延期される可能性や、最悪の場合は辞任や弾劾訴追の可能性もあり、リスク回避からドル円は111.24円まで下がってきました。日経平均先物も20000円が遠くなっています。まだトランプ大統領が罷免されるとは思っていませんが、市場はリスク回避の動きとなっており、これが収まるまで下値模索となりそうです。ここまで上昇してきた
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仏大統領選後のユーロ/円は損切りを巻き 込んで急騰、上昇トレンドになったのか!?

■ユーロ/円は週足でダブル・ボトムのネックラインを上抜け 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに「94.00円-112.00円のボックス相場」(赤の破線)を表示した。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。いわゆる「ダブル・ボトム」を作り、その上限(ネック・ライン)を上抜けして「買いシグナル」を発した、と言える。
 ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。 
 そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
 この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
 そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。
 2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
 ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。
 この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
 ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
 ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
 ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。「134.00円を下に抜けた」ということは、「新安値を更新した」ということなので、当然に「売りシグナル」だ。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
 つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
 週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
 ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、
130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
 この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
 ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
 2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
 2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
 ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
 このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
 この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
 そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
 2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…
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コラム:「ロシアゲート」疑惑は円高の扉を開くか=鈴木健吾氏

9日には、ロシアによる昨年の米大統領選への関与を捜査しているとした米連邦捜査局(FBI)のコミー長官を突然解任。捜査つぶしではないかとの見方から、ニクソン大統領が自らの不法行為との関係を捜査していた特別検察官を解任し、正副司法長官を辞任させたウォーターゲート事件にちなみ、「ロシアゲート」という言葉も飛び出した。
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トランプ米大統領、逆風のなか初の外遊 中東・G7会議出席へ

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、ロシアを巡る疑惑で逆風にさらされる中、大統領として初の外遊に出発する。9日間の予定で、中東のサウジアラビア、イスラエル、ヨルダン川西岸、欧州ではバチカンなどを訪問し、イタリアで開催される主要7カ国(G7)首脳会議に出席する。ホワイトハウス高官や政権に近い共和党関係者によると、トランプ大統領は、この外遊でリーダーシップをアピールしたい考えという。
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訂正:日経平均は反落、一時150円超安 円高嫌気し2週ぶり安値

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。終値は5月2日以来、2週間ぶりの安値を付けた。1ドル112円台前半まで円高に振れた為替や、米株価指数先物の下げが重しとなった。日経平均の下げ幅は一時150円を超えたが、バリュエーション的な割安感を意識した押し目買いが入り下げ渋る展開となった。