News

米アップル、インド工場でアイフォーンSEの組み立て開始

[ムンバイ 18日 ロイター] - 米アップルは、インド南部ベンガルールの契約メーカーの工場で、廉価版「iPhone(アイフォーン)SE」の組み立てを開始した。アップルは中国での販売が減速する中、世界で最も急速に成長している携帯電話市場の1つであるインドでのシェア拡大を目指している。
News

焦点:5期連続高成長でも見えない「好循環」、外需依存のぜい弱さ

[東京 18日 ロイター] - 2017年1─3月期の国内総生産(GDP)は5四半期連続のプラス成長となったが、外需依存の構造は変わらず、政府が目指している景気の前向きな循環メカニズムが動き出した気配はない。力強さに欠ける個人消費や設備投資を活性化するには、人口減少や高齢化という構造問題に本気で取り組む必要があるとの指摘が専門家から出ている。
ブログ

トランプリスク再燃で米ドル/円に投げ売り! 混乱の時こそドルの買い場と考えるワケは?

■入り方を間違うと痛い目に…。難しい相場展開 先週(5月8日~)は、恐怖指数と呼ばれるVIX指数が1993年以来という、実に24年ぶりの低水準になったことが市場の話題となっていたのですが、前回のコラムでは、それと同時に「トランプ政権」への不安材料が残っていることもお伝えしたと思います。
【参考記事】
●なぜ、VIX指数は24年ぶりの低水準に!?円売りに慎重にならざるを得ない理由とは?(5月11日、今井雅人)
 今の状態は、「普通に経済状況だけを考えれば、米ドル高・株高という動きになる環境にある」が、「トランプ政権が何をやらかすかわからない」というリスクが常に存在していると指摘しました。
 前回のコラムでお伝えしたとおり、相場は、「安定すると米ドル高・円安・株高傾向になるのですが、それがある程度進むと、何か事件が起きたりして相場が混乱し、逆流します。そして、それが落ち着くと、また元の軌道に戻ります」といった動きを繰り返しており、入り方を間違うと痛い目に合ってしまいます。
 非常に難しい相場展開が続いています。
■メモの存在が報じられ、「トランプリスク」再燃 私は先週まで、「また何かが起きてもおかしくない」という不安感から、円売りには慎重な姿勢で臨んでいましたが、やはり、市場もそういった不安を少しずつ感じていたような展開となりました。
 そして、昨日5月17日(水)は、ついに、その「トランプリスク」が再燃。NY市場では、一気にリスクオフの動きとなってしまいました。
 アジア時間の朝方から、トランプ米大統領が先日解任したばかりのコミー前FBI(連邦捜査局)長官に対し、辞任したフリン前大統領補佐官への捜査を打ち切るように要請したとするメモの存在が、NYタイムズで報じられたことがわかると、米ドル/円は売りが強まることとなりました。
■トランプ大統領弾劾の可能性浮上で、リスクオフに… NY時間に入ると、米長期金利が急激な低下となったほか、NYダウや日経平均先物も急落。
米長期金利(米10年債利回り)(出所:Bloomberg)
NYダウ 1時間足(出所:Bloomberg)
日経平均先物 1時間足(出所:Bloomberg)
 米ドル/円は、投げ売りが断続的に持ち込まれ、一時110.795円まで売り込まれました。
 市場参加者から話を聞いてみると、「トランプ米大統領の弾劾の可能性もある」といった認識が高まったことで、リスクオフの動きを助長してしまったようです。
 そして、本日のアジア時間に入って、米ドル/円は再びストップロスを誘発。一気に110.538円という安値まで売られてしまいました。まさに、セリングクライマックス(※)的な動きとなっています。
(編集部注:「セリングクライマックス」とは、下落相場の最終局面に起こる暴落のこと。これが起こると一般的に、その後、相場は反転すると言われている)
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
 では、この状況で、どう相場に臨んでいけば…
News

日経平均は大幅続落、トランプ疑惑で2週間ぶり安値水準

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、大幅続落。終値では5月2日以来約2週間ぶりの安値水準となった。トランプ米大統領による司法妨害疑惑で前日の米国株が急落、為替も一時110円半ばまで円高に振れたことで、リスク回避の売りが先行した。指数は一時360円超安となり、主力輸出株や金融株に売りが広がった。
News

コラム:「ロシアゲート」相場、パニックは無用=池田雄之輔氏

[東京 18日] - 17日の為替市場では、ドルが急落し、全面安となった。トランプ米大統領が2月に、ロシアとの癒着疑惑を巡るフリン前補佐官の捜査をやめるよう、在任当時のコミー前連邦捜査局(FBI)長官に圧力をかけたとされる問題が急浮上、大統領辞任リスクも取り沙汰されるなど、政権に対する風当たりが一段と強まっている。ドル円は一時111円を割り込む水準にまで急落した。