焦点:残業代減少や社会保障負担、賃上げ効果減殺 政府2.5%超期待
2018-03-13
[東京 13日 ロイター] - 今年の春闘は、政府が3%賃上げに期待感を示し労働側には「追い風」が吹いているようにみえる。だが、長時間労働規制に伴う残業代減少は若い世代を中心に年間4兆円超の所得減に上り、最近の物価上昇や社会保障負担の増加も重くのしかかる。この負担感を払拭するには、ベースアップと定期昇給、ボーナス・手当も含め最低でも2.5%以上の賃上げに必要だとの見方が、政府内や民間エコノミストから出ている。
参照元:ロイター: トップニュース