前場の日経平均は627円安、米関税方針でリスク回避
2018-03-02
[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比627円12銭安の2万1097円35銭となり、大幅に続落した。トランプ米大統領が鉄鋼輸入品とアルミニウム製品に関税を課す方針を来週発表すると表明したことを受け、米国株市場でダウ、ナスダックが大幅下落。外為市場では1ドル106円台前半まで円高が進行し、日本株も朝方から幅広く売りが先行した。米国が保護貿易主義の姿勢を強めれば、世界景気にも悪影響が及ぶとの警戒感が広がり、売り一巡後も押し目買いは限定的だった。
参照元:ロイター: トップニュース