コラム:リバーサル・レート狂想曲が示す出口論の危うさ=嶋津洋樹氏
2017-12-28 2017-12-29
[東京 28日] - 黒田東彦日銀総裁は12月21日の記者会見で「リバーサル・レート」について、「昨年(2016年)9月以来の『長短金利操作付き量的・質的金融緩和』について見直しが必要だとか、変更が必要だということは全く意味していない」と発言。黒田総裁のチューリッヒ大学での講演をきっかけに脚光を浴びた「リバーサル・レート」に関する議論と、そこから広がった金融緩和政策の縮小という思惑は、少なくともいったん収束に向かいそうだ。
参照元:ロイター: トップニュース