コラム:スプリント・Tモバイル合併、恩恵なしと市場が証明

[ニューヨーク 30日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米独占禁止当局の洞察力の正しさが、市場によって証明されている。当局は、携帯電話大手スプリントとTモバイルUSの合併が果たして消費者のためになるのかずっと疑念を表明してきた。その両社の合併協議行き詰まりが報じられると、両社より大手のライバルであるベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの株価が打撃を受けた。つまり、携帯電話業界の再編統合が進めば、消費者を犠牲にする形で業界すべての利益が上向くと投資家が想定していたことになる。

参照元:ロイター: トップニュース

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