コラム:イケアやイオン値下げ、波及すれば一段と遠のく2%達成

[東京 25日 ロイター] - 7月の消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比プラス0.5%と、プラス幅が前月の同0.4%から0.1ポイント拡大した。だが、足元では家具販売のイケアや大手スーパーのイオンが値下げを断行。人件費上昇の中にもかかわらず、値上げでなく値下げの動きが目立ってきた。背景には労働分配率の低下による購買力の伸び悩みがある。値下げ企業の業績が上向けば、日銀の2%物価目標達成は、ますます遠のくことになりかねない。

参照元:ロイター: トップニュース

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です