コラム:北朝鮮情勢緊迫化に動じない米国株に異議あり
2017-08-10 2017-08-11
[ニューヨーク 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国株投資家の貪欲さは、核戦争の可能性を巡る恐怖でさえ圧倒してしまう。株式市場はこれまで、連邦準備理事会(FRB)の利上げや世界的な保護主義ムードの高まり、ワシントンの政治機能不全といった数々の逆風をさらりと受け流してきた。さすがにドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮に対してはっきりと警告を発した今回は、安全資産の金などに資金を振り向ける理由になりそうだが、市場は恐ろしい事態が起きる予兆をほとんど示していない。
参照元:ロイター: トップニュース