コラム:日銀が期待する金融政策と財政の相乗効果、カギは政府の優先順位

[東京 1日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁が1日の会見で述べた内容から導き出されるのは、財政拡大の効果で景気拡大を現実化し、中立金利の上昇を伴って金融緩和効果を強める「作戦」だ。ただ、それにもかかわらず、企業心理が積極化せず、来年の賃上げが政府・日銀の期待を下回った場合、黒田日銀のシナリオは壁にぶち当たる。政府がどの政策に主眼を置くのかによって、来年の日本経済の起動は大きく振幅する可能性がある。

参照元:ロイター: トップニュース

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です