追加緩和、相対的に採りやすいのはリスク性資産=門間・前日銀理事

[東京 27日 ロイター] - 今年5月まで日銀理事を務めたみずほ総合研究所の門間一夫エグゼクティブエコノミストは27日、ロイターの取材に応じ、英国の欧州連合(EU)離脱は世界経済の下押しや円高・株安を通じて基調的な物価を押し下げる可能性があるとしつつ、日本は完全雇用にあるうえに、日銀が進める現行の金融緩和の効果は非常に大規模なものだとして、早急に追加緩和を実施することには慎重姿勢を示した。ただ、追加緩和に踏み切る場合はリスク性資産の買い入れ拡充が、相対的に選択しやすいとの見解を示した。

参照元:ロイター: トップニュース

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