三菱自会長、燃費不正の経営責任認める 自身の直接関与は否定
2016-05-11
[東京 11日 ロイター] - 三菱自動車の益子修会長兼最高経営責任者(CEO)は11日、燃費不正の公表後初めて会見し、不祥事の発生を陳謝した上で、「(不正問題を)知らなかったということで責任逃れはできない。透明度の高い組織を作れなかった責任はある」として経営責任を認めた。ただ、「非常に問題の根は深い」とも述べ、「会社の将来を安定させる道筋をつけることも経営責任」として、ただちには引責辞任しない意向を示した。
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