キヤノン、20年12月期業績予想を未定に 「世界経済の様相一変」

キヤノンは23日、2020年12月期の連結業績予想(米国基準)を未定にすると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、合理的な予想の算定は困難と判断した。従来は当期利益予想を1600億円としていた。リフィニティブがまとめたアナリストによる当期利益予想の平均は1367億円。    同社の田中稔三副社長は、新型コロナの拡散によって「世界経済の様相が一変した」と説明した。終息時期の見通しは立っておらず、第2・四半期以降について「深刻な景気後退に陥るとみている」と述べた。同社の事業は、消費マインドの減退や販売活動の制限による影響が世界的に広がるとし、1―3月期より影響が大きくなることが懸念されるとした。

参照元:ロイター: トップニュース

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