日銀の黒田東彦総裁は9日、参院予算委員会で、2日の総裁談話に基づき潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めると述べた。内外市場の動向を注視し「適切に躊躇なく対応していく」と強調した。一方、麻生太郎財務相は、3日の主要7カ国(G7)電話会談で「金融(政策)でやれる範囲はかなり限られたものになってきているので、財政を出動すべきだ」とする日本の立場を説明したと述べた。 参照元:ロイター: トップニュース