アングル:日韓対立、経常黒字下押しの一因に 日銀も経済への影響注視
2019-09-09
日韓関係の悪化が、日本の経常黒字の下押し要因として浮上してきた。半導体材料の輸出管理強化など、両国の関係悪化を受け、韓国と日本を結ぶ定期便の運休が続出。韓国からの観光客が減り、経常収支の構成項目の1つである旅行収支に下押し圧力が掛かっている。韓国の旅行者を多く受け入れてきた九州地方では、観光客の多様化や消費増に向けた議論が本格化。日銀は、日韓対立が実体経済に与える影響を注意深く見ていく方針だ。
参照元:ロイター: トップニュース